12月10日 10:00より、藤沢市議会12月定例会(3日目)が開催され、各常任委員会の報告後、議案に対する討論・採決が行われ、一般質問に入りました。内容の抜粋は次の通りです。
【建設経済常任委員会(12/1開催)に付託された議案】
議案第55号 市道の認定について(片瀬418号線ほか8路線)
議案第56号 市道の廃止について(片瀬411号線ほか4路線)
※上記2議案は、全会一致で可決されました。
【子ども文教常任委員会(12/3開催)に付託された議案】
議案第66号 藤沢市公民館条例の一部改正について
議案第67号 藤沢市スポーツ振興基金条例の一部改正について
※上記2議案は、全会一致で可決されました。
【総務常任委員会(12/4開催)に付託された議案】
議案第63号 藤沢市手数料条例の一部改正について
議案第68号 藤沢市消防団に関する条例及び藤沢市消防団員の退職報償金に関する条例の一部改正について
※上記2議案は、全会一致で可決されました。
【補正予算常任委員会(12/7開催)に付託された議案】
議案第70号 令和2年度藤沢市一般会計補正予算(第7号)
議案第71号 令和2年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業事業費特別会計補正予算(第1号)
議案第72号 令和2年度藤沢市介護保険事業費特別会計補正予算(第2号)
議案第73号 令和2年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)
※上記4議案は、共産党が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
議案第74号 令和2年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第5号)
※この議案は、全会一致で可決されました。
【ここから一般質問】
※一般質問は、質問者と市側で答弁調整をしているため、質問・答弁のメモをとるのが難しいことから、ここでは、質問の抜粋を掲載します。関心のある質問の答弁については、インターネット中継録画、議事録等をご覧ください。
通告1番 杉原議員
1. 未来の藤沢を支える子どもたちを支える施策について
(1)子どもたちを真の国際人にする為の学校教育について
・新学習指導要領にある主体的、対話的で深い学びについて、教育委員会は、どのように進めていると認識しているか?
・コロナ禍で、主体的、対話的で深い学びを実際に行えているかは学校により違う。教育委員会のサポートが必要だが?
・コロナ禍対応の非常勤職員がいるが、認識は?
・1クラスの人数が多いと聞いている。子どもたちのアウトプット力を高めるとう点での教育委員会の考えは?
・オンライン教室により、教員はファシリテーターとなると思う。教育委員会はこれからの教師像をどう考えているか?
(2)子育て世代や女性の活躍を支える地域づくりについて
・一定以上の企業誘致の際には、事業所内保育施設設置を促すべきだが?
・藤沢市独自の保育士バンクを設置すべき。設置に向けた考えと課題は?
・保育士不足解消のためのインターン、看護専門学校での保育士養成コース、保育サポーターなどに取組むべきだが?
・13地区で子育てサロンのような仕組みが必要だが?
・地域で相談支援ができる子育てコンシェルジュや子育てケアマネに取組むべきだが?
・女性の地域活動を市としてどう進めているのか?
・藤沢市でも女性の視点で、SDG’sやダイバーシティの取組を進めるべきだが?
通告2番 山内議員
1. 市長の政治姿勢について
(1)コロナ感染症対策について
・県が発熱等診療予約センターを設置したが、どう周知してきたか?
・チラシを地域に回覧したとのことだが、全戸配布すべきだったと思うが?
・安心して医療機関にかかれるように、医師会や医療機関とどう協議してきたのか?
・医療の逼迫状況は?
・ステージ3と県知事の宣言との関係は?
・ステージ3になった場合、自主的に市として出来ることはないか?
・市内で感染者が出た15施設について、従事者のPCR検査の実施状況は?
・濃厚接触者の追跡調査の状況は?
・PCR検査の拡充について、市の考えは?
・ハイリスク施設に従事する職員に対してPCR検査をすべきだが?
・市民の命を守ることについて、保健所長のメッセージは?
(2)来年度予算編成について
・来年度の市税収入の見込みは?
・コロナ対策に活用した財政調整基金をなぜ今年度中に復元するのか?
・来年度予算編成について、経常的経費や義務的経費を確保し、必要に応じて増額すべきだが?
・予算編成方針で扶助費の抑制に努めるとしているが、扶助費は削減すべきでないが?
・経常収支比率が92.8%となっている。高くなってきていることをどう捉えているか?
・人件費、扶助費、物件費、物件費の中の委託料について、10年間の推移は?
・委託化の拡大はやめるべきだが?
・村岡新駅設置、周辺まちづくり、新産業の森など、大型開発は見直すべきだが?
通告3番 神尾議員
1. コロナ禍があぶりだす女性の『困難な雇用環境』
(1)様々な支援策から漏れ、将来に不安を持つ非正規職で働く独身女性、就職氷河期世代等へのセーフティネットの実現に向けて
・女性の自殺者が全国で増加傾向にあるが、本市の状況と捉え方は?
・非正規で働く独身女性のおかれている社会的状況を市としてどのように捉えているか?
・非正規で働く女性に対する支援について、生活介護支援と就労支援それぞれの取組状況は?
・暮らしの悩みとして、健康問題への不安に対する市の取組状況は?
・本市の市営住宅について、単身女性の入居条件は?
2. 新型コロナウイルス感染症の再拡大を受けて
(1)重症化しやすい感染弱者(高齢者や基礎疾患のある方等)への対応について
・現在の感染の広がりをどう捉えているか?
・医療機関や高齢者施設内全員のPCR検査について、本市の考えは?
・県は受入れ病床数を引き上げるとしたが、本市への影響は?
・病床が逼迫すると、コロナ以外の患者の受入れはどうなるのか?
・医療体制や防護具など資機材の状況は?
・介護者家族が感染した場合、同居家族の受入れ先の状況は?
・高齢者の外出機会が減ることによる身体的影響に対して、本市の取組状況は?
・年末年始に向けた医療体制は?
通告4番 松下議員
1. 自転車の活用に関する施策について
(1)今後の自転車施策の転換について
・藤沢駅周辺の自転車走行空間整備の具体的スケジュールと整備方針は?
・駅周辺の歩道のない道路について、自転車を左側に誘導するには矢羽根設置が有効と思うが、どう取組むのか?
・駅中心部に自転車の押し歩きエリアを設定するとのことだが、具体的にどうしていくのか?
・辻堂、湘南台、長後駅周辺の今後の整備計画策定に向けた考え方は?
・実施計画策定の考え方は?
・駅周辺の自転車の押し歩きエリア設定は、主要3駅で前倒しして取組むべきだが?
・中短期で取組む路線、先導的に取組む路線以外の道路をどう見直したのか?
・着実に整備をするための財源はどう考えているか?
・矢羽根などを積極的に活用すべき。実施計画でどう位置付けているのか?
・矢羽根整備促進のため、舗装修繕計画と整合図りながら取組むとのことだが、具体的な計画は?
・藤沢駅辻堂駅線の整備について検討状況は?
・藤沢駅辻堂駅線の自転車走行空間整備の完了見通しは?
・実施計画が策定された。進捗管理と計画見直しの考え方は?
・江の島島内の北緑地における駐輪場確保の状況と、ロードバイク用のサイクルラック設置の状況は?
・8月からスタートしたシェアサイクルの実績は?
・利用者が増えている要因をどう分析しているか?
・更なる利用促進に向けた本市の考えは?
・新たな駐輪施設の具体的計画は?
・藤沢駅南口の路上パーキングメーターを自転車走行空間と駐輪場にしていく計画だが、取組状況と今後の予定は?
2. 教育課題への対応について
(1)児童生徒の諸課題に関する調査結果について
・児童生徒の暴力について、小学生は平成30年度166件が令和元年度448件、中学生は125件が172件と増えている。この状況をどう捉えているか?
・小学生の学年別の暴力の状況は?
・対教師の暴力や児童生徒間の暴力も増えている。どう分析しているか?
・暴力を繰り返す児童生徒へ、どのような対応をしているのか?
・暴力が低年齢化している。指導のあり方も見直す必要があると思うが?
・対人関係スキルの習得に向けたソーシャルスキルトレーニングのプログラムを作成して取組むべきだが?
・いじめについて、小学校では増加、中学校では減っているが、状況をどう捉えているか?
・仲間外し、無視などのいじめに対して、どう対応しているのか?
・金品を隠す、盗む、壊す、捨てるいじめへの対応状況は?
・いじめの早期発見、早期対応するため、県のLINEを活用した相談状況と効果は?
・SNS相談窓口を藤沢市独自で設置する考えは?
・アプリを活用した通報機能について、大津市ではAI活用したいじめ予測分析システムがあるが、本市の考えは?
※以上、報告とします。