2020.3.11 本会議(5日目)~代表質問~予算等特別委員会

 3月11日 10時より、藤沢市議会2月定例会(5日目)が開催され、引き続き令和2年度一般会計予算ほか10議案に対する代表質問が行われました。※なお、件名・要旨等、質問の概要のみ掲載することとします(答弁は割愛)。

5番 柳沢潤次議員 【共産党 質問時間50分】

1. 市民の子育て、福祉、くらしが最優先になる藤沢市政をつくることについて

(1)国民健康保険料を引下げることについて

・国民健康保険料は、1人1万円下げるなど、負担の軽減に努めるべきだが?

(2)特養ホームの大量建設など介護保険制度の充実について

・計画的な特養ホームの整備について

・第8期介護保険料は、基金を活用して引き下げるべきだが?

(3)高齢者福祉を拡充し、バス等助成制度の創設について

・バス等助成制度の創設すべきだが?

(4)市が運営主体となって交通不便地域の公共交通網の整備をすることについて

・交通不便地域の公共交通網の整備については、市が運営主体となって進めるべきだが?

(5)市営住宅の増設と家賃補助制度を創設することについて

・市営住宅増設と、若者世帯への家賃補助制度の創設について

(6)ごみ処理手数料の有料化はやめ、当面、ごみ袋の価格は半額にすることについて

・ごみ処理手数料の有料化を廃止し、当面、ごみ袋の価格は半額にすべきだが?

(7)中学校給食はデリバリー方式はやめ、小学校と同じような自校方式に切り替えることについて

・中学校給食を自校方式に切り替えるべきだが?

(8)子どもの医療費無償化は所得制限を廃止し、高校卒業まで拡大することについて

・子どもの医療費無償化について、所得制限を廃止し、高校卒業まで拡大すべきだが?

(9)安心して通える認可保育園の増設と保育士の処遇改善で待機児を解消することについて

・待機児童解消は、公立あるいは株式会社でない法人立の認可保育園の増設で対応すべきだが?

・保育士不足について、市として優先課題として取組むべきだが?

(10)「中小企業振興条例」を制定し、市内小規模事業者の営業と暮らしを守ることについて

・「中小企業振興条例」を制定し、地域中小企業や小規模事業者の振興策を大幅に拡充すべきだが?

(11)地震・津波・水害対策の強化について

・津波ハザードマップの改定に時間を要した理由は?

・洪水、土砂災害、高潮ハザードマップの作成状況は?

・津波、洪水、土砂災害、高潮ハザードマップを公民館や市民の家等で掲載する考えは?

(12)オリンピック開催時の海水浴場のあり方について

・片瀬西浜海水浴場の更なる健全化に向けた取組について

2. 憲法を市政に生かし、国県いいなりの市政を切り替え、住民が主人公の市政にすることについて

(1)厚木基地撤去、米空母の横須賀母港化撤回、ジェット機爆音の解消、オスプレイの飛行中止、日米地位協定を抜本的に改定することについて

・厚木基地撤去、米空母の横須賀母港化撤回、ジェット機爆音の解消、オスプレイの飛行中止、日米地位協定の抜本的な改定について、市の見解は?

(2)教科書採択にあたっては教育現場の意見を反映できるようにすることについて

・教科書採択にあたっては、学校現場の声を尊重すべき。教育長の見解は?

(3)公共施設再整備にあたってはPPP/PFI手法の導入や複合化ありきの進め方はやめ、住民、利用者本位の計画的な建て替えについて

・公共施設再整備にあたってはPPP/PFI手法の導入や複合化ありきの進め方はやめ、住民、利用者本位の計画的な建て替えについて、市の見解は?

(4)村岡新駅建設と拠点整備事業は中止し、大型開発事業偏重の市政運営を転換することについて

・村岡新駅建設と拠点整備事業は中止し、大型開発事業偏重の市政運営を転換すべきだが?

(5)気候非常事態宣言を行い、温室効果ガス削減の目標を引き上げ、実効ある対策を取ることについて

・神奈川県の気候非常事態宣言を受けて、藤沢市も宣言して取組むべきだが?

・温室効果ガス削減目標を引き上げ、実効性のある取組を進めるべきだが?

(6)ジェンダー平等社会の実現に向けた具体的取組について

・市職員の職場におけるハラスメント防止の取組について

・市幹部職員への女性登用の取組について

3. 税金の使い方を市民が望む福祉や暮らしの分野を優先にすることについて

(1)「行財政改革」は、窓口の民間委託化や子育て福祉を削減する個別課題は撤回するなど抜本的に見直すことについて

・窓口業務は公務員が責任をもって行うべきで、民間委託はやめるべきだが?

・見直し検討対象事業は撤回すべきだが?

(2)中期財政フレームで財源不足を強調することはやめ、税金の使い方は子育て、福祉、くらしを最優先に予算配分をすることについて

・2020年度予算編成は、市民の暮らし優先の予算になっているのか?

★代表質問の途中に休憩し、9年前に発生した東日本大震災の発生時間14:46に、みんなで黙とうを行いました。

6番 原田建議員 【アクティブ藤沢 質問時間20分】

1. 市長の政治姿勢、サスティナブル藤沢、スマート藤沢、インクルーシブ藤沢で目指すまちづくりについて

(1)職員力、包括的小地域力、災害時の対応力、再生力について

・新型コロナウイルスに伴う学校が臨時休校となった。本市の当初方針に変更が生じると思うが?

・消毒除菌商品など、必要なものが必要なところに届けられるように対応すべきだが?

・給食食材事業者への補償、給食費を支払った保護者への対応について

・臨時休校に伴い、食事をとれなくなった子どもへの対応は?

(2)保育力、介護力、若者力の活用について

・保育士の働きやすい環境づくりについて

・春日井市で実施しているハートフルパーキング事業を本市でも検討すべきだが?

・空き家を活用してサロンを開きたいNPOの取組にミライカナエル活動サポート事業は支援につながるのか?

(3)「子どもの実態調査」で把握した課題への対応について

・子どもの生活実態調査での課題への対応は?

・学習支援や子どもの居場所事業に対する若者の参加について

(4)財政・消費税・コロナについて

・消費税の税率引き上げに加え、新型コロナウイルスによる市税への影響は?

・消費税増税に伴うプレミアム商品券の取組状況について

(5)村岡新駅について

・村岡新駅実施を判断する際の15歳以上の市民の意見聴取の手法等について

(6)市民会館再整備について

・策定過程における若者の意見反映について

(7)海洋プラスチック問題について

・海洋プラスチック問題について

(8)給食における有機食材、残留農薬について

・学校給食における有機食材の活用について

・グリホサート系農薬を使用していない小麦の使用について

(9)湘南アイパークとのまちづくりについて

・湘南アイパークとのまちづくりについて、その可能性について

(10)オリヒメの活用について

・OriHimeの活用について、現状と今後の方向性について

(11)パートナーシップ宣誓制度について

・パートナーシップ制度の制定について

(12)共生アドバイザーについて

・共生アドバイザー制度の導入について

 代表質問終了後、予算等特別委員会の設置について確認がされ、令和2年度予算にかかる11議案が付託されました。また、議長より委員(16人)の指名がされ、次の委員に決定しました。

 予算等特別委員会委員(16人) 【民主・無所属クラブ⇒安藤委員/神尾委員/清水委員/友田委員/大矢委員(私)】【市民クラブ⇒石井委員/西委員/松長委員/北橋委員】【湘風会⇒杉原委員/甘粕委員/佐野委員】【公明党⇒東木委員/武藤委員】【共産党⇒土屋委員/山内委員】

※なお、付託された議案については、3月24日までに審査を終了するよう期限を付すことと決定しました。これは、新型コロナウイルスにより、予算委員会が中断、再開の目途が立たない状況でも、本会議において議決ができるよう措置したものです。

~予算等特別委員会~

 本会議終了後、17時20分より、予算等特別委員会が開催され、正副委員長の互選、審査要領と審査日割りについて協議がされました。正副委員長については、大矢委員長(私)・北橋副委員長と決まりました。審査日割りは次の通りです。

※例年、審査時間はトータルで約40時間と長時間となっおり、今回は、新型コロナウイルスの感染防止の観点からも、短時間で審査を終了できるよう、委員の皆さんに、担当課に事前に確認するなど、協力を求めました。

(1) 3月12日 9:30 人件費(総括)/議案第92号 一般会計歳出 議会費/総務費(総務管理費まで)/議案第75号・77号

(2) 3月13日 9:30 総務費(徴税費以下)/環境保全費/民生費

(3) 3月16日 9:30 衛生費

(4) 3月17日 9:30 労働費/商工費/農林水産業費/土木費(河川費まで)

(5) 3月18日 13:30 土木費(都市計画費以下)

(6) 3月19日 13:30 消防費/教育費

(7) 3月23日 9:30 公債費/予備費/歳入/議案第95号/議案第98号/議案第94号/議案第97号

(8) 3月24日 9:30 議案第100号/議案第93号/議案第96号/議案第99号

※審査の進捗状況により、繰り下げる場合があります。

※以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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