9月28日 9:30より、藤沢市議会決算特別委員会(2日目)が開催されました。例年であれば、直接傍聴して報告を書くのですが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、密を避ける取組をしていることから、インターネット中継を傍聴して報告を書いています。内容の抜粋は次の通りです。
【人件費】
松長委員
介護保険課の時間外が増えた理由は?⇒県の認定サービスが市に移譲されたこと、認定件数が増えたことなど。
認定の会議が遅い時間にあると聞いている。フレックスで対応できているのか?⇒あまりできていない。
時間外を改善する余地はあると思うが?⇒時差出勤を活用して改善していきたい。
道路維持課の時間外が増えた理由は?⇒台風、逗子市の傾斜地崩落に伴う市内調査、大津市交差点事故に伴う市内調査など。
土屋委員
令和元年度に任期付職員が増えている理由は?⇒国勢調査の準備など。
物件費の人件費が増えた理由は?⇒時間単価の改善によるもの。
正規職員の給与が増えた理由は?⇒給与改定、時間外手当の増加によるもの。
西委員
行政職Ⅰ表で、女性管理職の状況は?⇒令和元年度は24.4%、令和2年度は23.8%。
管理職になれる条件を満たした昇任の状況は?⇒事務職で38.4%のうち、33.3%。
【議会費】
※質疑なし
※次に示すのは、令和元年度「主要な施策に関する説明書」に掲載されている、事業名/主な事業/決算額/執行率です。
【総務費】
1. 名誉市民関係費/ノーベル化学賞を受賞した「吉野彰」氏を名誉市民として顕彰したもの/938,700円/95.0%(12月補正で実施)
2. 都市親善費/ウィンザー市との交流事業・国際交流フェスティバル・聶耳記念碑保存会への助成/13,419,622円/60.6%
松長委員
韓国保寧市との青年交流事業が先方の事情で中止となったが?⇒保寧市に限らず、各都市との交流がコロナ禍で難しいが、今後、ICTを活用した交流事業なども検討していきたい。
谷津委員
執行率の低下は、世界の情勢に関係があると考えるか?⇒世界情勢で友好関係が損なわれるのは残念。各都市の事情と聞いているので、今後も各都市との交流を続けていく。
3. 広報ふじさわ発行費/「広報ふじさわ」作成及び配布/74,302,139円/84.3%
谷津委員
人口が増えているのに発行部数が変わっていないが?⇒自治会の組織率が若干減っている。今後は、コンビニ、市民センター・公民館での配架を継続し、必要な方へ伝わる方法を検討していく。
電子機器で見ている件数を把握しているか?⇒把握できていない。
4. CATV等視覚広報事業費/CATV放映広報番組作成・tvk放映広報番組制作/52,295,700円/100.0%
5. FM放送事業費/FM放送藤沢市広報番組制作業務委託/46,563,200円/100.0%
松長委員
レディオ湘南が分庁舎に移転したが、災害時の体制は整ったのか?⇒防災に関する協定をしている。物理的に距離が近くなったので、速やかな情報提供など、連携が深められた。
6. ホームページ運営管理費/ホームページによる情報提供/14,347,994円/82.5%
杉原委員
市のホームページのターゲットは?⇒市内外問わず情報発信をすることが重要。
市外への発信とは?⇒江の島を始めとした観光資源を踏まえ、観光情報、イベント情報の発信など。
市のイメージアップの取組状況は?⇒今年度からFacebookでの動画配信をしている。今後も話題性のあるものを配信していく。
7. コールセンター関係費/コールセンター及び代表電話交換室運営業務委託/102,881,598円/99.8%
杉原委員
予算増額の理由は?⇒オペレーターの増員。
この事業以外のコールセンターの設置状況は?⇒プレミアム商品券、特別定額給付金、マイナンバーカードに関するものなど。
統一した方が効率的では?⇒次回の契約に向けて検討していく。
8. ふるさと納税関係事業費/ふるさと納税関係事務にかかる業務委託/47,015,699円/97.1%
松長委員
サイトがさとふるのみとなっている。他のサイトも活用すべきと指摘してきたが?⇒10月中旬から、新しく2つのサイトを開設する。
9. 財産等管理費/市有財産の管理にかかる経費・台風15号被害に伴う施設修繕及び賠償/21,569,989円/88.2%
杉原委員
市有地の年間管理費と固定資産税は?⇒貸付額の1/3が固定資産税額となる。管理費は草刈りで約500万円。
市有地全体で有効活用されている割合は?⇒61.75%。
歳入確保の取組みは?⇒売却促進、広告料、朝日町駐車場の有効利用など、様々検討していく。
塚本委員
令和元年度にセグメント分析に取組んだが課題は?⇒今後、令和6年度の財務システム更新に向けて取組んでいく。課題は、職員研修と費用。
どのような効果があるか?⇒数値に基づいた公共施設管理、公共料金の負担、費用の分析にも活用していきたい。
令和6年度のシステム更新時には、日々仕訳けとすべきだが?⇒検討していく。
土屋委員
西富元市営住宅跡地の有効活用の考えは?⇒周辺雨水管渠が未整備で売却は難しい。賃貸や雨水管渠敷設を条件に売却を検討していく。
栗原委員
火災保険料の適用について、地震の補償も必要と思うが?⇒一般の保険でかかる費用を調査していく。
10. 庁舎等整備費/分庁舎整備工事・什器購入/3,664,318,970円/99.9%
谷津委員
トイレの手洗い石鹸が香りの強いものとなっているが、市民からの意見はあるか?⇒ない。
市民には化学物質過敏症の人もいる。誰もが利用できる環境負荷のない石鹸にすべきだが?⇒今後、メーカーと協議しながら検討していく。
11. 広域行政推進関係費/湘南広域都市行政協議会での会議費用/210,997円/78.4%
12. 企画業務関係費/「藤沢市市政運営の総合指針2020」に関する市民満足度調査・総合教育会議の運営・事務経費/3,566,162円/62.8%
13. 行政改革等推進事業費/行財政改革協議会にかかる経費・行政評価の実施・事務経費/2,682,899円/81.4%
甘粕委員
行革委員会で指摘したダブルチェックは優先順位がせ低いべきだが?⇒事務を行う上で、ダブルチェックは必要。チェックの仕方を効率的にすることも必要。
業務のスリム化も必要だが?⇒ICT利活用、外部資源の活用など必要と考える。
優秀な人材確保を行革に位置付けるべきだが?⇒検討していく。
14. 公共施設再整備関係費/藤が岡二丁目地区再整備事業建設モニタリング業務委託/5,500,000円/100.0%
甘粕委員
北西の交差点の信号の再設置について、進捗状況は?⇒県警にお願いしているが進展はない。
交通量調査の考えは?⇒供用開始後の交通量調査について検討していく。
15. 内部統制推進費/外部有識者による評価・行政不服審査会に係る経費・公正職務審査会に係る経費/526,592円/36.9%
塚本委員
内部統制推進室から現場に行って状況を把握すべきだが?⇒3-5分でチェックしていれば起きなかった事例多い。内部統制推進室としては、現場に行ってチェックしているところ。
内部統制推進室はマネジメントをするところ。チェックするのは現場の管理職とすべきだが?⇒ヒューマンエラーをチェックするのは管理職、推進室としては、指導・改善を求めていく。
16. 基幹系システム関係費/大型コンピュータ及びオンライン機器等の賃借・基幹系システムの運用、業務管理・セキュリティ対策業務・自治体中間サーバーの運営に係る交付金/338,624,194円/95.8%
17. 情報系システム関係費/情報系パソコン及びネットワーク機器等の賃借・職員ポータルシステム等の運用、管理業務・職員情報化研修・情報系システムのセキュリティ対策業務・神奈川情報セキュリティクラウドの利用/459,127,255円/98.6%
杉原委員
情報セキュリティ研修について、市のホームページに関するセキュリティ強化もテーマとすべきだが?⇒事例で学ぶもの、研修を通じて危機意識を高めていく。
18. 基幹系業務適正化事業費/次期基幹系システム構築準備業務委託・次期基幹系システム構築支援業務委託/114,331,140円/99.9%
19. 市史編さん事業費/市史関係資料の調査/市史編さん委員会の開催・藤沢市史ブックレットの刊行・事務経費/8,365,897円/96.1%
20. 郷土づくり推進会議関係費/13地区の郷土づくり推進会議の運営に係る経費/8,707,364円/84.7%
21. 六会地区まちづくり事業費/花の植栽活動・六会人材センターの運営・六会日大前駅ロータリーでのイルミネーション/1,573,869円/99.9%
22. 片瀬地区地域まちづくり事業費/片瀬地区人材情報バンクセンター事業・まちかど相談事業・片瀬こまの保存活動への支援(片瀬こまの購入)・江の島道の整備事業/1,927,288円/90.1%
23. 明治地区まちづくり事業費/歴史文化継承事業・マナーアップ推進事業・子育て応援メッセの開催・明治地区健康体操推進事業/1,033,687円/93.9%
24. 御所見地区地域まちづくり事業費/田園パーク構想推進事業(花の植栽、啓発チラシの作成、活動事業への補助)/976,138円/98.1%
25. 遠藤まちづくり推進事業費/竹炭、あじさい、彼岸花、各まつり用仮設トイレの設置・遠藤ふるさと観光マップの増刷・わがまち遠藤ポスターコンクールの実施/641,521円/92.4%
甘粕委員
広告主も事業に参加しているのか?⇒湘南台駅地下通路に広告いただいているので、事業に参加してもらうものではない。
26. 長後地区地域活性化事業/イベントカレンダーの発行及びふるさと観光マップの発行・地産地消のイベント開催・健康づくり普及事業・長後子育てメッセの開催・ボランティアまつりの開催・長後見守りネットワーク通信の作成・花いっぱい運動の推進/1,295,510円/98.4%
27. 辻堂地区地域まちづくり事業費/みんなで美化キャンペーン・辻堂朝市・「辻堂歴史物語」講演会の実施・くらし安心安全各種事業の実施/692,525円/73.5%
28. 善行地区まちづくり事業費/真夏の子どもフェスティバル・善行発!子育て応援メッセ・おばぁの市場などへの補助金・高齢者等移動支援事業・地域活性化に向けた取組への支援/477,434円/39.4%
29. 湘南大庭地域まちづくり事業費/健康なんでも相談事業・ポイ捨て無くし隊活動への補助・ラジオ体操実技講習会の実施/437,083円/95.2%
30. 湘南台地域まちづくり事業費/湘南台駅地下イベント広場を活用した各種イベント・地域サポーター育成事業・湘南台子育てメッセの開催/847,616円/66.7%
塚本委員
湘南台駅地下自由通路でストリートピアノでのコンサートをしているが、今後、どのような支援をしていくのか?⇒音楽とアートのまちとして、空間整備をしていく。地上の商店会と結びつきも含めて進めていく。
市が主体的に取組むのか、地域団体が主体なのか?⇒運用主体は地域で市はサポートをしていく。
公共の場の密をどう回避していくのか?⇒使用許可の際、コロナへの対応を十分するよう条件を付ける。
31. 鵠沼地区まちづくり事業費/鵠沼元気塾、鵠沼元気ひろば事業・鵠まつりに係る経費・認知症対策事業/1,007,023円/71.2%
32. 藤沢地区まちづくり事業費/藤沢宿まっぷの改訂と増刷・地域イベントの実施団体への助成/892,025円/64.2%
33. 村岡いきいきまちづくり事業費/自転車交通安全教室の開催・あいさつ運動事業(ポスター・標語コンクール)・一時避難場所表示看板の作製、災害ボランティアコーディネーター養成講座及び小学生防災講座の実施・史跡案内板の設置、歴史ガイドマップの増刷・寄せ植え講習会の開催・村岡地区便利手帳の増刷・村岡わんわんパトロールの実施/2,410,330円/90.7%
34. 善行市民センター改築事業費/改築工事・工事監理委託/1,276,008,567円/99.4%
土屋委員
コロナ禍で、健康プラザ棟の工期は遅れないか?⇒極力、工期が遅れないように進めていく。
栗原委員
備品について、再利用しないものを地域団体で使用できないか?⇒使用できるものは、地域での活用も考えていく。
35. 辻堂市民センター改築事業費/改築工事・工事監理委託・隅切り測量委託/17,477,000円/100.0%
土屋委員
ガードレール撤去の話があるが?⇒南側道路を一方通行から双方通行とすることでガードレールを撤去していく。
そうなると横断歩道が必要となるが?⇒警察と協議したが設置できないとのことで、説明し理解を得ている。
36. 市民センター整備費/片瀬市民センター駐車場用地の買戻し・湘南大庭市民センターの空調冷温水配管等の改修工事/143,709,629円/97.8%
37. 市民会館整備費/再整備に向けた市民ワークショップの開催、サウンディング調査の実施・小ホール座席張替え修繕/4,458,300円/85.0%
38. コミュニティ助成事業補助金/コンフォール藤沢自治会(藤沢地区)コミュニティ活動備品購入(プロジェクター、スクリーン等)への補助/1,500,000円/100.0%
39. 市民まつり開催費/市民まつり事業に対する一部負担/30,000,000円/100.0%
谷津委員
コロナ禍で湘南台ファンタジアの協賛金が厳しい中、どうしていくのか?⇒南北一体として継続していく中で、実行委員会やファンタジアの方々と一緒により良いものにしていく。
塚本委員
湘南台ファンタジアは市の負担金より多くの寄附金を集めている。市負担金の割合が不公平になっているが?⇒市民まつり実行委員会と話し合いをしながら、市民まつりの発展となるよう、あり方を検討していく。
栗原委員
市民まつりで、駅前の喫煙、飲酒に問題あるが?⇒一部の参加者のマナーが悪い。把握をし、実行委員会と一緒に改善していく。
40. 男女共同参画推進事業費/各種啓発事業の実施・推進協議会の運営経費/3,362,107円/80.4%
共に生きるフォーラム2019で、「LGBTからSOGIへ」で、講師の牧村さんは何を訴えたかったのか?⇒セクシャルマイノリティに対する社会認識の転換、その先にあるSOGIは人を分けるものではなく、当事者であるとのこと。自分事として考えてほしいと訴えたと認識している。
セクシャルマイノリティは少数だが、SOGIは全員に関わること。藤沢市においても対策の視点をLGBTからSOGIへ変えていく必要があるが?⇒LGBTは定着しているが、性の多様性の認識は進んでいない。今後の啓発の中にSOGIの視点を入れていく。
申請など書類の性別欄を撤廃すべきだが?⇒性別が必要な場合のみとしている。3割は条例で必要となっているが、その他は改善できるところある。
同性パートナーシップ制度について、市職員、教員に対して何らかの接遇マニュアルが必要だが?⇒研修やハンドブックなど検討しながら、理解促進を進めていく。
41. 多文化共生推進事業費/藤沢市外国人市民会議の開催・多文化共生セミナーの開催・MINTOMO交流会の開催・多言語翻訳料/777,784円/65.5%
竹村委員
やさしい日本語について、障がい者支援団体からホームページにも取り入れてほしいとの声あるが?⇒各部局でやさしい日本語を取り入れているところ。引き続き研修していく。
42. 平和都市宣言推進事業費/平和の輪を広げる実行委員会への平和事業の委託・長崎、広島派遣/9,424,280円/66.2%
土屋委員
長崎、広島派遣について今年度はコロナで中止となったが、来年度は再開してほしいが?⇒見通しは厳しいが、可能な限り再開に向けて検討していく。
43. 市民活動支援施設運営管理費/市民活動推進センター本館および市民活動プラザむつあいの運営管理/59,383,191円/99.5%
44. 公益的市民活動助成事業費/公益的市民活動団体への助成/1,984,000/86.4%
45. 市民協働推進関係費/まちづくりパートナーシップ事業の実施/7,865,925円/79.5%
46. 地域コミュニティ拠点施設整備支援事業費/自治会・町内会が行う集会所の改築、修繕などへの補助/4,191,400円/100.0%
47. 市民憲章推進費/推進月間(7月)における横断幕、のぼり旗、懸垂幕の設置、啓発グッズの配布/468,704円/76.6%
松長委員
経費がかからない方法を検討すべきだが?⇒登り旗、懸垂幕などイベントで活用していく。啓発グッズは検証して有効と思われるもので啓発していく。
48. 人権施策推進事業費/講演会、研修会等の啓発事業の実施・ふじさわ人権協議会の運営・人権擁護委員会と連携した啓発事業の実施/5,580,309円/85.4%
竹村委員
部落差別はネットを通じて顕在化している。ネット差別への取組状況は?⇒確認した場合、横浜地方法務局にへ対応を依頼している。
昨年、川崎市在住の在日コリアンへのヘイトしたのは藤沢市民だった。ヘイトスピーチも藤沢市の課題として啓発すべきだが?⇒あらゆる差別をなくしていくため周知啓発に努めていく。
49. 個人番号カード交付事業費/マイナンバーカードの交付に係る経費/76,341,716円/58.6%
50. 防災対策総務費/水害避難所で使用した毛布のクリーニング・中型排水ポンプの更新・情報収集FAX賃借料/28,780,604円/96.9%
51. 災害復興基金積立金/災害復興基金への積立/108,484,235円/99.9%
52. 航空機騒音対策事業費/厚木基地騒音対策協議会、基地関係県市連絡協議会への負担金・要請に係る旅費/220,926円/74.4%
53. 急傾斜地防災事業費/片瀬山1丁目の急傾斜地崩壊防止工事への負担金/5,471,560円/100.0%
54. 防災施設等維持管理費/防災行政無線、MCA無線、防災ラジオシステム等の維持管理・防災備蓄場所、防災備蓄資機材の維持管理/87,239,366円/96.5%
55. 地域防災支援事業費/避難行動要支援者名簿の更新、提供・ふじさわ防災ナビ~避難行動要支援者編~の改訂、配布/7,915,497円/79.0%
56. 防災設備等整備事業費/防災備蓄資機材の整備、充実・防災ラジオの市民頒布・津波避難ビル設置用簡易トイレ等の購入・スマホアプリ「ふじさわ街歩きナビ」保守管理・洪水ハザードマップ改訂に向けた河川測量委託及び流出解析・危険ブロック塀安全対策工事への補助(13件)/229,862,390円/97.3%
57. 危機管理対策事業費/指定緊急避難場所へ蓄光型表示看板の設置・海抜表示公共小型看板の更新・オリンピック開催に向けた危機管理対策訓練の実施/7,085,542円/92.3%
【主要な施策に関する説明書に掲載されていない事業】
松長委員
車両管理費について、民間のカーシェアリング導入の検討状況は?⇒公用車を減らしていくため、カーシェアリングなどの導入も検討している。
技術職の採用試験について、春と秋の2回実施していたが、今年度はコロナ禍で1回としている。今年度はこれ以上の採用試験はできないのか?⇒試験実施中なので、状況を見て検討していく。
職種による年齢制限を見直す必要があると思うが?⇒年齢構成を踏まえて決定している。採用状況を見て検討していく。
職員の休職について、復職に向けてよりそったサポートが必要だが?⇒休職の理由は様々ある。きめ細かいフォロー、職場配置の配慮など、サポートしていく。
職員のICカードについて、首から下げているが名札の機能を考えると、裏になってしまうので、クリップで胸に付けた方が良いのでは?⇒胸ポケットがあれば、出来る限り付けることを考えていく。
印刷複写用消耗品費が増えている。ペーパーレス化が進む中で、2割増となっているが?⇒用紙価格の上昇と印刷枚数の増したが、ペーパーレス化は必要と考える。
杉原委員
工事の平準化について、4-6月の発注が少ない。年間を通して平準化すべきだが?⇒早期発注に努めている。債務負担行為の設定、繰越明許費などをしている。今後も進めていく。
入札制度における、最低制限価格の指数導入について、同札対策の効果はあったが、運用の検証が必要だが?⇒指数のため落札できない業者が出る。導入から7年が経過しているため、運用の妥当性を検証していく。
入札の取り抜け方式を入れて市内経済を活性化すべきだが?⇒コロナ禍において検討していく。
塚本委員
市交際費について、自治会等のまつりや夏まつりへのお祝い金について、藤沢市長として記載するのは誤解を生じると指摘したが?⇒自治会などの祭りには支出していない。市としての支出は藤沢市長から藤沢市と記載を変更した。
工事契約の単独、JVにいて、発注の根拠は?⇒通常の工事は単独、規模の大きいものはJVで要綱により基本は2社とし、本庁舎整備など多くの職種がある場合は3社としている。
現場管理者の実態を踏まえ、A社・B社・C社の組み合わせの改善が必要だが?⇒競争性の担保と市内経済の活性化が重要。ランク付けやJV構成の在り方を検討していく。
土屋委員
小規模契約簡易登録制度について、全ての登録業者を活用するよう、制度を改善すべきだが?⇒全ての事業者への発注は難しい。庁内に浸透していくように努めていく。
甘粕委員
職員の人事配置について、重要な政策実現のため、定量化した人事配置とすべきだが?⇒本人希望を含めて適材適所で人事ローテーションしてきた。人事評価の中で判断していくが、3-5年のローテーションに限らず、人事配置することもあり得る。
職員採用試験で、どのような人材を求めているのか?⇒柔軟性、発想力、コミュニケーション能力をもった人材を採用していく。
西委員
公用車へのドラレコ整備は、今後、整備率100%に近づけていくのか?⇒早期に全車に設置していきたい。
職員研修費が民間に比べて少ないが?⇒外部講師の研修のほか、庁内職員講師の研修が多い。省庁、民間派遣は研修費用かかっていないため。
塚本委員
会計事務について、年間144,000件の伝票を処理している。各担当課で契約支払について、締めと支払いを統一すべきだが?⇒伝票執行は所属長が執行管理するもの。支払予定表を守っていただければ、遅延は起きない。
デジタル行政推進に関する市の意気込みは?⇒ICTの利活用で行政サービスがいつでも利用できる。全ての職場が関わっていくので、そのための人材育成も必要。スピード感をもって進めていく。
土屋委員
中期財政見通しについて、
新型コロナウイルス感染症の影響もある。300-400億円かかる大規模公共事業も見直しの中に入れるべきだが?⇒来年度の予算編成方針の中では、全ての事業をゼロベースで検討するとしている。
※以上、報告とします。