2020.9.29 決算特別委員会(3日目)~総務費の続き・環境保全費・民生費

 9月29日 9:30より、藤沢市議会決算特別委員会(3日目)が開催されました。例年であれば、直接傍聴して報告を書くのですが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、密を避ける取組をしていることから、インターネット中継を傍聴して報告を書いています。内容の抜粋は次の通りです。

※次に示すのは、令和元年度「主要な施策に関する説明書」に掲載されている、事業名/主な事業/決算額/執行率です。

【総務費の続き】

49. 個人番号カード交付事業費/マイナンバーカードの交付に係る経費/76,341,716円/58.6%

50. 防災対策総務費/水害避難所で使用した毛布のクリーニング・中型排水ポンプの更新・情報収集FAX賃借料/28,780,604円/96.9%

51. 災害復興基金積立金/災害復興基金への積立/108,484,235円/99.9%

52. 航空機騒音対策事業費/厚木基地騒音対策協議会、基地関係県市連絡協議会への負担金・要請に係る旅費/220,926円/74.4%

谷津委員

 岩国基地移駐後の航空機騒音について、自衛隊機やヘリコプターによる騒音ある。予算を減らさないで調査すべきだが?⇒環境部で調査を継続していく。

 大和市では広報で騒音の詳細を周知しているが?⇒着陸訓練に合わせて広報で周知していく。

土屋委員

 横須賀の空母の母港化撤回を求めていくべきだが?⇒基地関係県市連絡協議会で国に要請している。

53. 急傾斜地防災事業費/片瀬山1丁目の急傾斜地崩壊防止工事への負担金/5,471,560円/100.0%

松長委員

 県の指定には条件があるとのことだが、指定を受けられない地域への対応は?⇒広範囲で指定できないか県と相談している。

54. 防災施設等維持管理費/防災行政無線、MCA無線、防災ラジオシステム等の維持管理・防災備蓄場所、防災備蓄資機材の維持管理/87,239,366円/96.5%

55. 地域防災支援事業費/避難行動要支援者名簿の更新、提供・ふじさわ防災ナビ~避難行動要支援者編~の改訂、配布/7,915,497円/79.0%

塚本委員

 避難行動要支援者名簿について、対象者は日々変化する。現状とあっているのか?⇒5年が経過したため、全対象者に意向確認した。

 名簿の活用について、市が基準を考えるべきだが?⇒まず、可能な範囲で活用できるよう手順書を各地区に配布している。

 消防局の指令システムに名簿を取り入れている自治体あるが?⇒消防局と検討していく。

56. 防災設備等整備事業費/防災備蓄資機材の整備、充実・防災ラジオの市民頒布・津波避難ビル設置用簡易トイレ等の購入・スマホアプリ「ふじさわ街歩きナビ」保守管理・洪水ハザードマップ改訂に向けた河川測量委託及び流出解析・危険ブロック塀安全対策工事への補助(13件)/229,862,390円/97.3%

塚本委員

 防災ラジオの頒布について、アクションプランの目標を18,000台とするとのことだが、もっと普及させるべきだが?⇒目標の修正も含めて検討していく。

 コロナ禍での避難所の対応について、全体的な計画がないが?⇒パーテーション、マスク、消毒用アルコール、ダンボールベッドなど配備をしたところ。令和4年度で100%となるよう備蓄していく。

土屋委員

 片瀬、鵠沼海岸において、ライフジャケットを配布してほしいとの要望あるが?⇒自主防災組織への補助金の対象に加えた。

 市民へライフジャケットを紹介すべきだが?⇒訓練の際の防災グッズとして紹介することは可能。

 水害避難所について、台風19号では多くの市民が避難した。見えてきた課題は?⇒従事者不足、施設の拡充、運営面、情報発信の強化など。

 改善に向けた取組は?⇒従事者の増員、避難所の拡充として秋葉台体育館を指定、市民の家の臨時的活用、ペット同行避難などのルールブックを作成した。

 宿泊施設の活用の考えは?⇒コロナ対策として8月末に5カ所のホテルと協定結んだ。障がい者、妊婦、高齢者などの避難を想定している。

甘粕委員

 本市の洪水ハザードマップの精度は?⇒河川氾濫のシミュレーション、河川測量、流出解析もしているので、一定の精度あると考える。

57. 危機管理対策事業費/指定緊急避難場所へ蓄光型表示看板の設置・海抜表示公共小型看板の更新・オリンピック開催に向けた危機管理対策訓練の実施/7,085,542円/92.3%

【主要な施策に関する説明書に掲載されていない事業】

松長委員

 選挙啓発費について、2月に市長選挙で、防災行政無線で選挙の呼びかけをしたが、今後も継続するのか?⇒市長選挙は本市単独の選挙なので、補足として実施した。今後に向けては検討していく。

塚本委員

 選挙啓発費について、統一地方選挙で想定しないことが起きたとのことだが?⇒期日前投票所の受付を派遣会社にお願いしていたが、受託事業者が少なく、入札したところ応札がなかったため、職員で対応した。

 今後の対策は?⇒会計年度任用職員で対応していく。

 投票率を上げるために期日前投票所を増やすべきだが?公共施設再整備に合わせて増やせるか検討していく。

 防災訓練について、シナリオ通りの訓練ではなく、ブラインド型訓練が必要だが?⇒今後も検討していく。

 総合防災訓練では難しいと思うが、個々の訓練ではブラインド型訓練を取り入れるべきだが?⇒ブラインド型訓練の追加想定を企画していく。

 災害復興基金について、目標は5億円だったと思うが、今後どうしていくのか?⇒今後の積立の予定はないが、どうしていくかは検討していく。

栗原委員

 防災訓練について、コロナ禍での複合型訓練の考えは?⇒感染者対策が必要。次年度以降、訓練のあり方を整理していく。

 避難施設開設訓練の内容は?⇒感染症対策として受付を増やし、検温、ゾーニングして感染の疑いのあるかたや要配慮者を誘導する。

 耐震性貯水槽の水替えの頻度は?⇒7年に1度、水を止めて、点検、必要な修繕をしている。

【環境保全費】

58. 地球温暖化対策関係事業費/太陽光、燃料電池システムへの補助・雨水貯留槽への補助・電気自動車への補助・定置用リチウムイオン蓄電池への補助/30,918,504円/84.1%

甘粕委員

 住宅用太陽光発電システムへの補助件数が減っているのに、温室効果ガスが前年度より削減している理由は?⇒1件あたりの発電ワット数が大きかったため。

 今後の方向性は?⇒工夫をしながら普及を進めていく。

塚本委員

 2022年までに1990年比40%削減の目標達成はできるのか?⇒今後予定している計画改定の中で見直していきたい。

土屋委員

 神奈川県は、気候非常事態宣言している。藤沢市もすべきだが?⇒本市としても県の宣言に賛同して、再生可能エネルギー、電気自動車の普及など、地球温暖化防止対策に取り組んでいく。

59. 環境啓発推進事業費/環境フェアの開催・エコライフハンドブックの全戸配布・藤沢市COOLCHOICE普及啓発事業業務委託/10,139,302円/90.0%

60. 緑地保全事業費/市有する山林、緑地、特別緑地保全地区の維持管理・保存樹林奨励金・みどり保全協働事業負担金/115,006,596円/91.5%

61. みどりいっぱい推進事業費/公共施設などの草花の植付管理業務委託・緑化普及啓発ポスターコンクール、学校花壇コンクール、標語コンクール・みどりいっぱい推進事業事務経費/13,067,451円/89.2%

62. 自然環境共生推進事業費/ビオトープ維持管理手数料及び原材料費・建物緑化助成・緑のカーテン普及啓発用種子購入、配布/3,880,305円/63.7%

甘粕委員

 建物緑化補助が低迷しているが?⇒緑のカーテン用の種子は全て配布されている。助成制度はきっかけづくりとして必要に応じた見直しをして実施していきたい。

63. 緑地新設事業費/石川丸山緑地内施設修繕・川名緑地用地取得/161,874,411円/99.8%

栗原委員

 川名緑地の生物について、今後の保全計画は?⇒市民団体による緑地の保全活動を始めているが、横浜藤沢線の計画があるので、道路計画との整合を図る必要がある。

64. みどり基金積立金/藤沢市みどり基金への積立/78,907,251円/98.2%

65. 緑地改修事業費/片瀬山五丁目緑地法面防護工事・川名緑地法面防護工事詳細設計/138,166,080円/91.9%

塚本委員

 土砂災害警戒区域の斜面地について、県の指定範囲が変わる可能性あるが?⇒まだ情報入っていないが、結果により計画の見直しをしていく。

 県の結果を待たずに、対策をしていくべきだが?⇒みどり保全課の緑地全体の14カ所をピックアップして調査し優先順位をつけているので進めていきたい。

66. 森林環境譲与税基金積立金/藤沢市森林環境譲与税基金への積立/17,077,000円/100.0%

甘粕委員

 使途のひとつに木材の利用促進があるが?⇒公共施設の木質化が考えられる。関係課と調整して進めていく。

67. 不法投棄防止等対策費/看板設置、監視カメラ、夜間監視業務委託・ボランティア清掃への支援・1日清掃デーの実施/7,748,019円/94.3%

松長委員

 清掃ボランティア団体に対する、今後の支援は?⇒ゴミ袋の無償提供、清掃用具の貸出、その他要望に応えていきたい。

塚本委員

 海岸のボランティア清掃の時、釘が意図的に埋めてあった。場所が分かっているので、海の家も特定できる。県や海水浴場組合がどのような対応をしたのか確認すべきだが?⇒今後、市としても県、観光部局と連携して対応していきたい。

栗原委員

 不法投棄対策として、ランダムなパトロールの実施をお願いしたが、その後の対応は?⇒委託業者に伝えて実施している。

 それでも増えたということか?⇒その通り。

68. 生活環境美化推進費/路上喫煙禁止区域内での巡回指導、喫煙所の管理・落書き消去・夏期の海岸における深夜花火の巡回指導/20,709,427円/99.3%

松長委員

 花火ごみの持ち帰りも指導しているのか?⇒している。

塚本委員

 落書きへの対応について、見え消ししている状況を見受ける。市として把握して対応すべきだが?⇒確認できれば消していきたい。

栗原委員

 路上喫煙禁止区域の拡大の考えは?⇒ない。

 脱煙機能付きの喫煙所の考えは?⇒2,000万円ぐらいかかる他、フィルターの維持管理費もかかる。

69. 交通安全教育指導費/各種交通安全教室の実施・各種研修会の実施/11,424,330円/98.0%

70. 防犯対策強化事業費/こども110番の設置、防犯ブザーの貸出・防犯情報広報啓発事業・各地区防犯パトロール団体への活動用品支援・迷惑電話防止機器の貸出/8,113,467円/93.5%

71. 安全・安心まちづくり対策会議事業費/地域安全マップ指導者養成講座の開催・江の島周辺夜間パトロール等の実施/819,332円/83.4%

塚本委員

 犯罪機会論に基づく体験施設は、防犯教育や体験ツーリズムにも資する。つくるべきだが?⇒VRの体験ソフトを検討してきたが進んでいない。小宮教授と相談して、ストリートビューを活用したDVDを作成いただいた。小宮教授と相談しながら研究していく。

土屋委員

 市内防犯協会の青パトについて、ドライブレコーダーを付けてほしいとの声あるが?⇒早期設置に向けて調整していく。

竹村委員

 刑法犯認知件数が指標に使われているが、内容は多岐にわたっている。藤沢市でも殺人があったが介護殺人だった。犯罪の傾向は?⇒警察白書によると、高齢者の割合が増えている。振り込め詐欺は高齢者が多い。対策が必要と考えている。

 犯罪件数は平成14年度には9,000件あったが、今や2,000件となった。かつては暴力団追放の取組だった。これからは福祉との連携や再犯防止の取組が重要。部局横断的な取組が必要だが?⇒再犯防止は犯罪抑止にもつながる。庁内横断的に取組んでいく。

72. 街頭防犯カメラ設置推進事業費/街頭防犯カメラの設置(辻堂駅南口1台)・自治会等による防犯カメラ設置、修繕に対する補助/8,385,816円/78.7%

杉原委員

 防犯カメラ設置による数値的な効果は?⇒平成29年度に辻堂駅北口に設置したが、設置後、犯罪認知件数が163件から143件に減少している。

栗原委員

 防犯カメラ付き自販機の設置状況は?⇒ないが関係機関と調整している。防犯カメラ設置には、自治会・町内会の負担あるが、防犯カメラ付き自販機はベンダーの負担となる。

 防犯カメラ付き自販機について、自治会・町内会に周知しているのか?⇒まだベンダーと整理しているところ。

 公園内への設置の考えは?⇒自治会・町内会で公園内設置の要望があれば、公園課に申請して許可出れば補助対象となる。

73. 水質汚濁防止費/公共用水域及び地下水の水質調査・ダイオキシン類の環境調査・海水、河川水の放射能濃度測定/19,554,214円/96.1%

谷津委員

 生活排水における化学物質調査について、今後の方向性は?⇒実施する方向で検討していく。

 公共施設において、第一種化学物質の排出抑制の取組の考えは?⇒今後、関係各課と調整、検討していく。

74. 大気汚染防止費/大気汚染常時監視測定、二酸化窒素測定・ベンゼン等有害大気汚染物質モニタリング調査・PM2.5の成分分析/35,464,514円/87.5%

75. 浄化槽設置助成事業費/浄化槽への設置補助/788,540円/19.5%

【主要な施策に関する説明書に掲載されていない事業】

塚本委員

 市民農園について、北部の市民農園の利用が進まないと聞いている。どこに課題があるか、福祉部と連携して分析すべきだが?⇒利用が少ないところは調整区域に近いところ。関係部署と協議して検討していく。

 地盤沈下調査について、ほとんど沈下していない。地点を見直すべきだが?⇒今年度、大清水小学校と宮ノ下公園で調査することとした。今後も見直しを図っていく。

土屋委員

 湘南アイパークが信託会社に譲渡されるとのことだが、今後、安全対策連絡会議は、どうなるのか?⇒信託会社と武田薬品が業務委託を結んで、武田薬品が責任をもって運営していくこととなる。連絡会議も引き続きしていく。

 本市と武田薬品との環境保全協定は?⇒信託会社と武田薬品と本市の3者協定にしていきたいと考えている。

栗原委員

 藤沢駅南口のムクドリについて糞の被害があるが?⇒樹木の選定や清掃をしている。今後も関係課と連携して取組んでいく。

 海岸のトビからの被害についての対策は?⇒管理者の県や観光協会に多言語のトビ被害防止の看板設置をお願いしている。

栗原委員

 スズメバチ対策について、市民から連絡があってどのくらいで対応できるのか?⇒早ければ1-3日程度。7-9月は込み合うので更に時間のかかるケースもある。
 

【民生費】

76. 民生委員活動費/民生委員児童委員への報酬/65,760,552円/97.0%

谷津委員

 民生委員が足りていない地区へのフォローは?⇒隣接地区の民生委員などが対応している。

 民生委員の負担軽減対策は?⇒現場の声を聞いて、市として出来ることをしていきたい。

塚本委員

 民生委員への支援策について、研修会の重複解消の取組状況は?⇒内容を精査し、参加希望制とした。

 地区社協の取組に自動的に参加することとなる。改善すべきだが?⇒民生委員、社協それぞれの領域を改めて確認することが必要。次回の改正までに検討していく。

 協力員制度の検討状況は?⇒実施している他市に研修に行ったところ、導入に向けて前向きになったと聞いている。活動内容、任期などについて検討し、導入の可否を検討していく。

77. 社会福祉協議会関係費/藤沢市社会福祉協議会への補助金・福祉資金貸付、修学旅行費貸付事業の原資の貸付・社会福祉協議会旧事務所の賃借料、移転に係る経費・藤沢市地域福祉プラザ運営に係る経費/126,582,187円/99.8%

78. 生きがい福祉センター業務委託費/生きがい福祉センターの管理運営/36,482,446円/99.2%

79. シルバー人材センター事業会計助成費/シルバー人材センターを設置する藤沢市まちづくり協会への運営費補助/49,706,000円/100.0%

土屋委員

 配分金について、最低賃金を踏まえて引き上げるべきだが?⇒最低賃金が10/1に改正されるため、来年4月に1,012円に見直す予定。

栗原委員

 就業開拓コーディネーターの相手側の評判は?⇒保育所、物流会社、造園業など、うち3件が成果。訪問しているものの、求められるものとのギャップがあったと捉えている。

80. 地域福祉推進事業費/市社会福祉協議会人件費補助・地域ネットワーク事業業務委託/78,022,891円/100.0%

81. 愛の輪福祉基金積立金/寄付金・利子収入の基金への積立/17,567,508円/82.4%

82. 愛の輪福祉基金事業費/ボランティア団体への助成(167件)/7,165,848円/70.7%

83. 福祉総合相談支援事業費/福祉総合相談業務に係る経費・地区福祉窓口業務に関する経費・北部福祉総合相談室の修繕/5,315,870円/96.5%

84. 介護人材育成支援事業費/介護職員初任者研修受講料助成・特養等を運営する法人、地域密着型サービス事業者に資格取得などに係る経費の一部助成・介護ロボットを導入する特養への補助/8,605,320円/57.3%

甘粕委員

 介護人材確保は喫緊の課題だが?⇒アクティブシニア層や外国人技能実習生など、多様な人材確保の取組みをしていく。

 人材育成は?⇒研修支援を中心としていく。

85. 成年後見制度等推進事業費/ふじさわあんしんセンターへの人件費補助・市民後見人養成・成年後見制度利用支援(障がい者対象)/32,120,621円/85.8%

86. 生活困窮者自立支援事業費/自立相談支援事業(市直営)・住居確保給付金事業(市直営)・就労準備支援(委託)・家計改善支援(委託)・学習支援(委託)・一時生活支援(委託)/48,924,268円/98.7%

87. 包括的支援体制推進事業費/自立相談支援事業(必須)・共助の基盤づくり事業(任意)・包括的支援体制構築事業(任意)・地域力強化推進事業(任意)/84,139,488円/100.0%

杉原委員

 コミュニティソーシャルワーカーについて、1地区1人で大丈夫なのか?⇒困りごとを抱える方への個別支援と団体への支援を担っている。バックアップふじさわの相談員が連携して取組んでいく。

塚本委員

 コミュニティソーシャルワーカーについて、地域の困りごとを1人で対応できるわけない。学校単位など、面で受け止めてCSWが対応する仕組みが必要だが?⇒地域の様々な団体と連携して、ネットワークの構築をしていきたい。

 小学校区単位での取組を考えれば、教育委員会との連携も必要だと思うが?⇒休校中、CSWと学校との協力関係もできた。教育委員会と協力体制を検討していく。

88. 藤沢型地域包括ケアシステム推進事業費/藤沢型地域包括ケアシステム推進会議の開催・シンポジウム等の開催/1,886,099円/85.5%

塚本委員

 13地区ごとの特性に応じた取組状況は?⇒今年度、地域の協議体、地域ケア会議が融合する様に進めていきたい。

 高齢者の移動支援について、地域包括ケアシステム推進室が太田市の福祉ムーバーのようなシステムを構築すべきだが?⇒太田市の視察もした。他部局との連携を検討していく。

89. 地域の縁側等地域づくり活動支援事業費/地域の縁側、安全安心ステーション、地区ボランティアセンターへの活動補助・地域の縁側事業活動支援業務委託/26,013,855円/85.2%

90. 窓口業務等協働事業推進費/保険年金課の窓口業務委託に向けた実施設計委託/95,799,169円/98.2%

91. 地域交流センター管理費/ふじなみ交流センターの管理に係る経費/499,284円/34.0%

92. 障がい者福祉手当/特別障がい者手当・障がい児福祉手当・経過的福祉手当・障がい者福祉手当/395,579,130円/99.0%

93. 心身障がい者介護手当/心身障がい者介護手当/20,916,000円/97.7%

94. 学園等運営委託費/太陽の家しいの実学園、藤の実学園、体育館の管理運営委託/177,500,000円/100.0%

95. 障がい者等医療助成費/障がい者への医療費助成・神奈川県国民健康保険団体連合への審査支払手数料/1,822,831,470円/96.4%

96. 障がい者等歯科診療事業運営費/障がい者の歯科診療を藤沢市歯科医師会に委託して実施/150,417,087円/100.0%

97. 障がい者等福祉タクシー助成事業費/重度障がい者の行動範囲の拡大、社会参加に向けた福祉タクシー券の交付/129,995,135円/92.2%

98. 障がい者就労支援事業費/湘南地域就労援助センターへの運営費助成/17,462,000円/100.0%

99. 心のバリアフリー推進事業費/心のバリアフリー講習会の実施・心のバリアフリーマップの英語版とスマホ版の作成・藤沢市障がい者差別解消支援地域協議会の開催/2,362,620円/92.1%

杉原委員

 心のバリアフリーマップの英語版は、オリンピックを意識したものか?⇒国のガイドライン、東京都のオリパラのガイドラインの基本ルールの中で英語を採用している。

竹村委員

 障がい者への合理的配慮について、中学校で教員が付き添いがなければ受け入れられないと対応した。保護者は100対0とは思っていない。どうしたらできるかについて話し合いをしていくことが重要。その理解を共有すべきだが?⇒指摘の通り、合理的配慮するうえで、互いに信頼関係をつくる建設的対話が必要。これまで以上に実践的な内容としていく。

栗原委員

 心のバリアフリーマップの多言語化の考えは?⇒英語版の状況を見たうえで前向きに検討していく。

100. 介護給付費等事業費/居宅における福祉サービス・施設等における入通所サービス・障がい者通所施設等への交通費助成・グループホーム運営費助成/6,376,959,068円/99.6%

塚本委員

 障がいのある子どもを持つ親の悩みは、自分が亡くなった後のこと。グループホームの状況は?⇒平成30年度の制度改正により、日中支援型が創設された。30年度末に1施設、令和元年度に2施設が指定を受けた。

101. 障がい児通所給付費等事業費/児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援・重度障がい児受入施設への助成/1,680,988,517円/93.7%

102. 補装用具交付事業/補装具費の支給・軽度、中等度難聴児補聴器購入費の助成/91,519,788円/99.5%

103. 地域生活支援事業費/移動支援事業・地域活動支援センター運営費助成・日常生活用具の給付・日中一時支援事業・障がい者相談支援事業・障がい者入浴事業・障がい児者一時預かり事業/528,851,980円/89.4%

104. 老人措置事業費/養護老人ホームへの入所措置(扶助費)/261,451,762円/99.0%

105. 老人クラブ助成費/老人クラブへの運営費補助・老人クラブ連合会への補助/8,603,200円/97.2%

106. 敬老会事業費/敬老会の実施に係る経費/14,740,387円/93.0%

塚本委員

 敬老会について、開催単位を社協と協議していくべきだが?⇒まずは従前どおりで開催してから考えていくというところが多い。

107. いきいきシニアセンター業務委託費/やすらぎ荘、湘南なぎさ荘、こぶし荘の管理運営/242,170,144円/100.0%

108. いきいきシニアセンター施設整備費/いきいきシニアセンター3館の施設修繕・やすらぎ荘南側斜面地対策工事・湘南なぎさ荘ハロン消火設備改修工事/152,128,718円/99.0%

109. 湘南すまいるバス運行事業費/老人福祉センター(いきいきシニアセンター)の無料巡回バスの運行委託/38,665,830円/98.7%

110. 養護老人ホーム湘風園施設整備助成費/2市1町で設立した養護老人ホーム「湘風園」の施設整備に対する負担金/2,310,000円/97.3%

松長委員

 行政への依存をどう解消していくのか?⇒本館が老朽化していて複雑な造りとなっている。そのため、宿直に職員を加配している。人件費を行政が負担しているので、本館を再整備した場合、加配の必要がなくなり、床数を変更した場合は、運営、整備費負担金の必要もなくなる。

111. 要援護高齢者福祉タクシー助成事業費/福祉タクシー利用券の交付/1,108,602円/72.9%

112. 寝具乾燥消毒事業費/布団干しが困難な在宅高齢者等の使用する寝具の乾燥消毒の提供(612回)/2,519,194円/100.0%

113. 一時入所事業費/一時的に在宅での生活が困難となった高齢者等を対象に一時入所サービスを提供/1,828,704円/85.3%

114. 紙おむつ支給事業費/常時紙おむつを必要とする在宅高齢者等に紙おむつを支給/29,176,182円/95.8%

115. 緊急通報システム事業費/緊急通報用装置及び保守物品の購入、受信センター機器の賃借・社会福祉法人9カ所に受信センター機能を委託/55,753,472円/90.3%

116. 高齢者虐待防止対策事業費/専門相談窓口による相談対応・高齢者虐待防止ネットワーク会議の開催/6,951,911円/95.8%

117. 高齢者いきいき交流事業費/はり、きゅう、マッサージ、公衆浴場、公設スポーツ施設等で利用できる助成券の交付/192,980,286円/91.8%

塚本委員

 鍼灸マッサージ師への支援が後退しないようにしていくべきだが?⇒それぞれの団体と話し合いをしている。

118. いきいきシニアライフ応援事業費/地域活動見本市の開催・シニア世代向け情報サイトの運営、情報誌の発行/1,825,000円/100.0%

119. 敬老祝金事業費/90歳の方への敬老祝金の贈呈・100歳の方への祝金、祝品の贈呈/9,403,036円/90.8%

120. 地域包括支援センター整備事業費/善行市民センター再整備に伴う移転に係る経費/5,081,496円/100.0%

121. 地域密着型サービス整備事業費/令和2年4月開設の(株)ぐるんとぴー施設整備への助成/38,634,000円/100.0%

122. プレミアム付商品券発行事務費/消費税率10%への引き上げに伴う、プレミアム付商品券発行に係る経費/174,832,726円/89.2%

123. プレミアム付商品券事業費/消費税率10%への引き上げに伴う、低所得世帯・子育て世帯への商品券発行に係る経費/112,523,800円/28.1%

【主要な施策に関する説明書に掲載されていない事業】

竹村委員

 介護政策全般について、3月に埼玉県議会でケアラー支援条例できた。また、高校生対象にヤングケアラー調査をしたところ、20人に1人がヤングケアラーだった。本市としてケアラー支援にどう取り組んできたか?⇒ケアラー手帳の作成を進めている。ケアラー連盟の調査結果を共有し、ケアラーへのアセスメントの必要性を高める取組をしていく。

西委員

 手話講習会を受けたい人が受けられない状況の解消について、取組状況は?⇒今後、拡大できるか協議していく。

※以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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