6月24日 10:00より、藤沢市議会6月定例会(6日目)が開催され、昨日に引き続き、一般質問が行われました。
※一般質問は、質問者と市側で答弁調整をしているため、質問・答弁のメモをとるのが難しいことから、ここでは、質問の抜粋を掲載します。関心のある質問の答弁については、インターネット中継録画、議事録等をご覧ください。
通告17番 友田議員
1. 新型コロナウイルス感染症における本市の対応について
(1)まん延防止等重点措置における市内飲食店の状況と対応について
・時短営業と酒類提供禁止の要請に協力している飲食店の厳しい状況を把握することが重要だが、市として、飲食店の声をどのように聞いているのか?
・要請に従っていない店の売上が好調で、要請に従っている店から不満が出ている。堂々と酒類を提供している店がある現状について、市の見解は?
・県の協力金の支払いが長期にわたり遅れている中で、つなぎ融資を再度実施できないか?
・市内飲食店が市役所本庁舎で夕刻に弁当販売をしたが売上がよくなかった。飲食店の厳しい状況を踏まえて、公共施設において、昼間の弁当販売ができるよう支援すべきだが?
・新しい生活様式に伴う食事のデリバリーやテイクアウト促進に向けた、市の側面支援の考えは?
・要請に従い苦しい思いをしている飲食店へ応援メッセージを発信するとともに、ころな収束後は、市独自の支援策をすべきだが?
(2)海水浴場設置における本市の対応について
・今夏の海水浴場設置にあたり、近隣住民や自治会から意見を聞いたのか?
・組合による海水浴場設置の検討材料として、近隣住民等から意見を聞くプロセスが必要だったと思うが?
・まん延防止等重点措置による酒類の提供禁止などに対する、各種違反への対応は?
・海水浴客にも同様に独自のルールを遵守してもらう必要があるが?
・江の島周辺の水上バイクのマナー違反について、その対策と必要性は?
・コロナ禍、オリンピック開催予定の中で、海水浴場が開設されることについて、感染防止対策と海水浴場ルールを徹底していく決意は?
通告18番 吉田議員
1. 市長の政治姿勢について
(1)未来に求められる市政運営について
・本市における、意思決定過程、庁内会議はどのように行われているのか?
・コロナ禍で見えてきた現状の意思決定過程、組織内の会議での課題は?
・見えてきた課題に対応するため、意思決定過程、庁内会議のあり方、位置づけを抜本的に変えていく必要があるが?
・特に複雑化した市の課題に対して、担当セクションだけでなく、組織全体でブラッシュアップしていく場が必要だが?
・コロナ禍やDXへの対応など、社会情勢の変化に対応するためにも、アカデミアや民間企業など外部の意見を政策に取り入れていくことも必要だが?
・柔軟な考えを持った若手職員の提案は、自治体DXを進めるうえでも有効な取組だが?
・本年度からDXの取組を人事評価に反映すると聞いたが、その狙いと効果は?
・全庁課題などを評価項目にすることで全庁一体的な取組となる。評価項目に追加すべきだが?
・人事評価の給与反映について、これまでの成果と課題は?
・若手職員の意見提案について、自ら携わり、実現し成果を上げた場合、人事評価、人事配置につなげるべきだが?
・未来に求められる市政運営について市長の考えは?
通告19番 平川議員
1. 誰もが暮らしやすいまちへ
(1)児童生徒の通学支援について
・市内小中学校で、路線バスを利用した通学者がいる学校数と利用児童生徒数は?
・交通機関を利用して通学することについて、教育委員会の考えは?
・通学でバスを利用する基準は?
・バス通学は、保護者負担が大きいが、教育委員会としてどう捉えているか?
・保護者負担の軽減に向けた考えは?
・児童生徒の通学費に対する補助が必要だが?
・スクールバスを実施できないか?
(2)ヤングケアラー支援について
・ヤングケアラー実態調査について、全校児童生徒を対象に実施すべきだが?
・学校における相談体制の現状は?
・周りの大人が気づかない、サインが出せない、SOSを発することができない子どもにどう対応するのか?
・教育委員会、福祉、介護等の関係者の研修会の状況は?
・国はヤングケアラーに対する理解を促すため、来年度から3年間で、学校でリーフリットを配布するなど、中高生の認知度を5割とする目標を掲げているが、市としてどう取組むのか?
・福祉部としての取組は?
・ケアラー支援条例制定について、市の考えは?
・地域や他機関との連携について、今年度から開始したコミュニティスクールの仕組みも含めて市の考えは?
(3)女性支援について
・生理用品の配布状況は?
・生理用品を受け取った方の反応と、支援につなげるための取組状況は?
・生理用品1,000パックを配布する計画とのことだが、今後の配布は?
・現在、在庫があるとのことだが、今後、予算化して長期的に取組むべきだが?
・必要な方に支援が届くよう、庁内関係課とNPOとの連携について、市の取組状況は?
・困難を抱える女性が相談しやすい環境を整えるべきだが?
・小中学校や公共施設の個室トイレに生理用品を備えるよう要望しているが、状況は?
・学校の保健室で直接渡しているとのことだが、男子が入ってきた場合の課題ある。個室トイレに設置すべきだが?
・公共施設の個室トイレへの配置についても、民間でも無料提供サービスの実証実験が始まっている。市の考えは?
・トイレットペーパーと同じように、生理用品もいつもあるという時代を藤沢からつくらないか?
・様々な課題を整理する必要があるとのことだが、具体的にどのように整理すれば実現できるのか?
・生理用品の寄付を受け付ける仕組みを構築してほしいが?
通告20番 桜井議員
1. スポーツ推進施策について
(1)市内スポーツを活性化させるための環境整備について
・八部公園野球場の老朽化について、現状と老朽化に対する認識は?
・八部公園野球場の今後の改修方針やリニューアルの考えは?
・観るスポーツの推進という観点からも44万人都市にふさわしい野球場にすべきだが?
・八部公園野球場にナイター設備の設置はできないか?
・課題が生活や交通に関する影響ということであれば、まずは周辺環境の調査をすべきだが?
・大清水スポーツ広場は、横浜湘南道路の整備に伴い閉鎖したが、今後、工事が終了したあと、旧大清水スポーツ広場用地の下水道計画は?
・旧大清水スポーツ広場について、道路工事終了後から下水道計画が始まるまでの間、スポーツ施設として暫定利用できないか?
・大庭遊水地のスポーツ広場における芝の養生の現状と、休場期間短縮に対する考えは?
・天然芝から養生期間が不要な人工芝への改修の可能性は?
・ナイター設備の設置に対する市の考えは?
・スポーツ施設が不足する中、新たな施設として期待される下土棚遊水地の進捗状況と、将来的な上部利用の計画状況は?
・将来に向けた夢のあるスポーツ施設整備に関する市の考えは?
通告21番 竹村議員
1. だれひとり取り残さないまちづくりについて
(1)「子供・若者育成支援推進大綱」を踏まえた子ども・若者支援について
・どうしたら複合的な困難を抱えた子どもや若者を救えるのか。まず、今回改訂された、「子ども・若者育成支援推進大綱」とは?
・子どもたちが困難を抱えた時、そのことをいち早くキャッチする大人の存在が重要。学校のプラットホームとしての役割について、教育委員会の考えは?
・子どもの遅刻をどう捉えるか、遅刻は遅刻、理由は関係ないとする「ゼロトレランス」か、遅刻の背景に何らかの困難があると考えるのか、教育委員会は、どのような児童生徒観を基本としているのか?
・スクールソーシャルワーカーやコミュニティソーシャルワーカーを通した連携について、取組状況は?
・学校が子どもの困難に気づき、支援体制のコーディネーターであるスクールソーシャルワーカーやコミュニティソーシャルワーカーにつなぐ藤沢モデルは評価されている。子どもの貧困やヤングケアラー、自殺防止など、孤独・孤立への対応に応用できる。この支援モデルを今後の支援のあり方の一つとして検討していくべきだが?
・子ども、若者支援に向けた、コミュニティスクールの役割は?
・学校を卒業、中退したあとの若者への支援の考えは?
・子どもたちは単なる支援される受け身の存在ではなく、それぞれの願いや希望を持つ生きる主体である。藤沢市子ども・若者支援を始めとする諸施策に当事者の意見を反映させるべきだが?
(2)「大綱」の掲げる個別課題への支援について
・藤沢市として、ヤングケアラー支援の今後の取組は?
・児童養護施設退所後の支援について、あすなろサポートステーションと連携したアフターケアの考えは?
・罪を犯し、償いを終えた子ども、若者の社会復帰支援、再犯防止について、どう取組んでいくのか?
※以上、報告とします。