11月22日 9:30より、藤沢市議会行政改革等特別委員会が一部オンライン(ズーム)で開催され、委員として出席しました。今回は、「藤沢市行財政改革2024実行プラン」に掲載されている各取組について、令和3年度上半期の実績が報告がされたものです。内容は割愛します。
【短期プラン】
(1)将来を担う人材の採用
栗原委員
採用試験の受験者を増やす具体的な取組は?⇒一次試験の教養試験からウエブでのSPI試験に切り替えた。秋の採用試験で民間の採用支援企業を活用した。民間に合わせた採用スケジュールの見直しも検討している。
栗原委員
専門職の採用について、各部門におけるニーズ調査の結果は?⇒7つの職場から回答があったが、民間経験の活用ではなく、会計年度任用職員の活用や業務委託で整理するものが多かった。
(2)将来を見据えた人材の育成強化
武藤委員
採用してから育成していくことが大切。どう効果測定していくのか?⇒受講者の満足度、理解度、所属長の評価に加えて、1か月後に所属長による効果検証に取組んでいる。研修の手法の見直しに活かしていく。
10年後、20年後を見据えた人事が必要だが?⇒多くの職場を経験することが必要。キャリアシートを踏まえた人事を検討している。
(3)適正な定員管理等による人件費の抑制
(4)駐車場における管理手法の見直し及び利便性の向上
柳沢委員
市民駐車場の管理面での課題は?⇒急な対応に時間がかかるが、適切に管理されている。
事故などに対応できているのか?⇒急を要するものはタイムズと連携して管財課の職員も対応する。
(5)出資団体改革の推進
柳沢委員
開発経営公社について、北部2-3地区の部署と協議した内容は?⇒2-3地区内の公社所有土地の使用収益の開始時期などを協議した。
(6)ICTの利活用による業務効率化の推進
栗原委員
ICTの活用が定着するまでは職員を増員するのか?⇒メリハリをつけた定員管理をしていく。
山内委員
DXプロデューサーについて、会社に席を置きながら藤沢市に従事することとなる。問題ないのか?⇒非常勤の特別職なので服務の宣誓は行わないが、正規職員に準じた服務規程がある。
422人の応募があったが、企業規模は?⇒大企業、中小企業、個人事業主、公務員、大学で研究されている方など。
RPAの導入16業務について、導入に係った経費は?⇒基幹系システム一体なので、RPAのみの経費は分からない。
神尾委員
職員のコミュニケーション、意思決定の迅速化、速やかな情報共有などについて、今後の考えは?⇒オフィスの業務改革として、フリーアドレスなどの取組が想定される。
(7)行政手続等のオンライン化の推進
(8)公有財産の有効活用
栗原委員
目標の1億5,000万円の根拠は?⇒直近5年間の売却実績。
賃借料は載せないのか?⇒今後検討していく。
柳沢委員
目標の1億5,000万円に比べて実績が低いが?⇒上半期の実績であり、全体では21件、1億8,900万円を予定している。
基本的な考えが売却となっていると感じる。住民の意向を聞いて検討すべきだが?⇒公共資産等活用検討委員会で検討して、市としての考え方を整理した上で、市民へ説明していく。
(9)受益と負担の適正化及び市単独事業の見直し
柳沢委員
今まで3年に1度改定してきたが、変えるのか?⇒コロナ禍の影響で全体スケジュールを変更したが、基本的な考え方は変わらない。
(10)税・料等の収入未済額縮減に向けた取組
(11)見直し検討対象事業の継続した取組
竹村委員
協議会や検討委員会での意見は?⇒障がい者医療費助成について、65歳以上の新規対象者を除外するのはおかしいという意見ある。
県の考え方を聞いているか?⇒聞いていない。
65歳以上で発症する難病もある。慎重であるべきだが?⇒現時点では検討中。意見を検討に活かしていきたい。
(12)石名坂環境事業所の運営手法の検討
(13)公園整備におけるPark-PFIの導入
(14)下水道(管路・施設)維持管理手法の見直しによる業務の効率化
栗原委員
官民連携による維持管理手法の導入について、大阪では民間が採算取れないと聞いたが?⇒十分なサウンディング調査をしていく。
(15)市民病院の将来にわたる健全経営の推進
【長期プラン】
(1)公共施設の再編を軸とした施設マネジメントの推進
(2)公立保育所のあり方の具現化
栗原委員
いずれ少子化となる。公立保育園の閉園に向けた考えは?⇒子ども人数は既に減少しているが申し込みは増えている。今後は、全体の施設の調整をしていく中で、あり方を検討していく。3つの園は、その他保育園と位置づけ、受け皿の確保がされた段階で閉園を検討していく。
柳沢委員
柄沢保育園について、令和7年度末で閉園となるが、それまでの保育園機能の検討は?⇒0歳児の受入停止で空きクラスとなり、2歳児クラスとして活用している。今後も空きクラスを地域での交流、研修の場として検討している。行事などは藤が岡保育園や民間保育園と連携していく。
明治・小糸保育園の廃止の方向が出されているが、どう進めていくのか?⇒地区内の受け皿が確保されていることを前提に進めていくが、現在は確保されていないので、目途が立った段階で具体的な検討をしていく。
(3)道路ストックマネジメントの推進
(4)下水道事業における中期経営計画策定・実施
柳沢委員
中期経営計画について、ストックマネジメントを計画的に実行していくということか?⇒その通り。
議会への報告はいつ頃か?⇒令和4年9月を予定している。
(5)これからの学校のあり方の検討
※以上、報告とします。