11月30日 10:00より、藤沢市議会12月定例会(2日目)が開催され、質疑・一部議決・委員会付託がされました。内容の抜粋は次の通りです。
議案第52号 専決処分の承認について(令和3年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第2号))
新型コロナウイルス感染症に対する医療提供体制の整備にあたり、第6波に備えるために緊急に医療機器及び施設の整備を行う必要があったため、補正予算を専決処分したものです。
【補正額】1,461万3,000円
【専決処分日】令和3年10月25日
※この議案は、全会一致で承認されました。
議案第53号 工事請負契約の締結について(六会小学校空調設備機能復旧工事(機械))
【契約の相手方】大野設備工業・ライフライン湘南共同企業体
【工事の概要】
空調設備一式/換気設備一式/給水設備一式/排水設備一式/ガス設備一式/撤去工事一式/発生材処理一式
【契約金額】5億1,150万円
【工期】令和4年11月30日しゅん工予定
議案第54号 工事請負契約の締結について(長後中学校空調設備機能復旧工事(機械))
【契約の相手方】宮下工業・山羽メンテナンス共同企業体
【工事の概要】
空調設備一式/換気設備一式/自動制御設備一式/ガス設備一式/撤去工事一式/発生材処理一式
【契約金額】3億6,630万円
【工期】令和4年11月30日しゅん工予定
柳沢議員
議案第53.54号について、空調設備の更新だが、更新をするに至った経過は?⇒六会小学校、長後中学校は校舎改築時に防衛省の補助事業を活用して空調設備を設置した。それ以降、六会小学校は22年、長後中学校は28年が経過し老朽化したことから、防衛省の補助事業の内定を受け、更新工事を実施するもの。
市立小中学校で空調がついていない特別教室について、いつまでに整備するのか?⇒国庫補助等の特定財源の確保が前提となるが、令和7年度までに対象校の空調設備の更新、設置を完了したい。
億単位の財源が必要。今後、どのように更新を進めていくのか?⇒工事の実施にあたっては、国庫補助等の特定財源の確保に努めるとともに、リース事業による整備手法も活用し、事業費の削減や支出の平準化も踏まえて、計画的に実施していく。
CO2削減について、検討状況は?⇒ガス式ヒートポンプエアコンを選定したことにより、年間67トンのCO2削減となる。
SDG’sの視点をあらゆる市の施策に徹底し、CO2削減目標を実現しなければならない。市の見解は?⇒CO2削減目標や市の施策の徹底についても、環境基本計画や地球温暖化対策実行計画を各部で情報共有し協働してCO2削減に取組んでいく。
両議案とも入札が2回不調になり、随意契約しているが経緯は?⇒条件付き一般競争入札を実施したが、入札金額に達しなかったため、再入札を行ったが、再度予定価格に達しなかったことから、随意契約で決定したもの。
1回目の入札に参加したJVの共同事業体が、結果的には随意契約で六会小学校と長後中学校の工事を落札している。不自然だが?⇒公募から開札までの一連の手続きは「かながわ電子入札共同システム」を活用しており、工事の業者決定において公正な競争性は確保されていると考えている。
特に問題ないとのことだが、正常な入札が行われたとは思えない。今後の入札のあり方について、市の見解は?⇒工事の規模等に応じて入札方法や入札参加資格要件を適正に設定し、入札を執行するとともに、入札が不調となった場合にも、その工事の内容に応じて適切に対応していく。
栗原議員
2議案とも空調設備の更新だが、児童生徒への安全対策は?⇒学校運営に支障がないよう、平日の16時から22時に実施する。
児童生徒への安全を配慮し、一般的な工事現場の8時から17時ではなく、16時から22時までが条件とのこと。変則時間の作業であるので、労務費の割り増しが必要だと思う。積算に反映されているのか?⇒労務費の割り増しについては、国交省の積算基準で設計しており、労働時間8時間当りの単価としている。深夜割増賃金については22時以降となっているため、割り増しは見込んでいない。
労務費の割り増しは必要だと思うが?⇒過去に例がない。今回の工事の作業工程や作業効率などを確認した上で、業者や関係団体と意見交換をして、その結果を踏まえて、同様の変則勤務の工事を発注する場合に向けて、検討していく。
議案第56号 工事請負契約の変更契約の締結について(鵠南小学校等改築工事(第1期機械設備工事))
建築工事おいて、新型コロナウイルス感染症の影響で、木材、鋼材の納入が遅れたため、本工事にも影響があり、しゅん工期限を令和4年1月18日から2月28日変更するものです。
議案第57号 工事請負契約の変更契約の締結について(鵠南小学校等改築工事(第1期電気設備工事))
建築工事おいて、新型コロナウイルス感染症の影響で、木材、鋼材の納入が遅れたため、本工事にも影響があり、しゅん工期限を令和4年1月18日から2月28日変更するものです。
※上記4議案は、全会一致で可決されました。
議案第55号 工事請負契約の変更契約の締結について(藤沢駅東西地下通路再整備工事)
躯体表面のひび割れ補修の増加、タイル基礎コンクリートの撤去・再設置が必要となったため、契約金額を2,713万1,500円増額するものです。
※この議案は、補正予算を伴いますので、議決は12/10となります。
議案第58号 市道の認定について(片瀬420号線ほか6路線)
開発行為、寄附受入れなどに伴い、市道の認定をするものです。
議案第59号 市道の廃止について(遠藤210号線ほか3路線)
遠藤笹窪谷戸公園整備、払い下げなどに伴い、市道を廃止するものです。
※上記2議案は、建設経済常任委員会に付託されました。
議案第60号 指定管理者の指定について(湘南台駅地下自動車駐車場)
【施設】湘南台駅地下自動車駐車場
【指定管理者となる団体】タイムズ24株式会社共同事業体
【指定の期間】2022年4月1日から2027年3月31日
土屋議員
タイムズ24株式会社共同事業体の指定管理で市民サービスは良くなるのか?⇒様々なICカードの利用が可能となり、車番認証システムの導入による出庫時間の短縮など、利便性の向上が図られる。一時利用の最大料金の低減など、市民サービスの向上が図られていくと考える。
特定平日定期の方からすれば、5,500円の値上げになるが?⇒湘南台駅周辺の民間駐車場の料金と同額程度で設定されていると捉えている。駅直下という利便性が非常に高いことから今回の利用料金は妥当と考える。
令和4年度以降収支計画に記載されている歳入の内訳は?⇒令和4年度は、歳入総額が約2,870万円、内一時利用料が約1,260万円、定期利用料が約1,610万円。
駐車場の建設費、その内の起債、元利合計額、使用料収入、歳出のトータルの額は?⇒建設費は総額約70億円、その内起債は20億7,500万円、起債の元利合計は約28億2,300万円。また、平成12年度の供用開始から令和3年度までの見込みで、使用料収入は約5億5,000万円、歳出は、約8億2,000万円。
この地下駐車場は市営駐車場として建設する必要性はどこにあったのか?⇒湘南台駅のターミナル化を進める中で、駅周辺の違法駐車対策を主な目的として整備したもの。当時の駅周辺は、駐車場不足により慢性的な違法駐車が課題となっていた。
指定管理ではなく、市が直営ですべきだが?⇒現在、利用率も上がり収益は安定してきているが、収支は赤字経営が続いている。このような中、駐車場経営のノウハウを持った事業者による運営に移行することで、経営黒字化の実現や新たな機能を持った設備への更新などを進めていくことが重要と捉えている。
※この議案は、共産党が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
議案第61号 指定管理者の指定について(藤沢市市営住宅及び共同施設)
【施設】藤沢市市営住宅及び共同施設
【指定管理者となる団体】一般社団法人かながわ土地建物保全協会
【指定の期間】2022年4月1日から2027年3月31日
※この議案は、共産党が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
議案第62号 指定管理者の指定について(藤沢市藤沢公民館・労働会館等複合施設)
【施設】藤沢市藤沢公民館・労働会館等複合施設
【指定管理者となる団体】相鉄・チームふじさわ共同企業体
【指定の期間】2022年4月1日から2027年3月31日
土屋議員
これまでの指定管理者による施設管理に対する、市民の評価とサービスの質は?⇒利用者アンケートでは、「スタッフの対応が良い」「館内の清掃が行き届いていて綺麗」など、高い評価をいただいている。
運営スタッフの多くが非正規雇用であることによる市民サービスの低下はないのか?⇒雇用形態を要因とするサービスの低下はないと考えている。
指定管理者の毎年度の収支について、議会に資料提供すると答弁があったが、実施されたか?⇒毎年度の予算・決算委員会で、指定管理料の審議をしていただくとともに、中間年に実施する第三者の評価結果の中で公表している。議会には書面で情報提供している。
市の出資団体については、予算と決算の時に「経営状況について」として議会に報告があり、議会での質疑が保障されている。民間企業の指定管理者も議会に報告すべきだが?⇒指定管理者制度においては、予算や決算について議会への報告の規定はない。
※この議案は、共産党が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
議案第63号 指定管理者の指定について(藤沢駅北口市役所前第1自転車等駐車場ほか25施設)
【施設】藤沢駅北口市役所前第1自転車等駐車場ほか25施設
【指定管理者となる団体】公益財団法人藤沢市まちづくり協会
【指定の期間】2022年4月1日から2027年3月31日
※この議案は、全会一致で可決されました。
議案第64号 指定管理者の指定について(藤沢市秩父宮記念体育館、藤沢市石名坂温水プール、藤沢市秋葉台公園、藤沢市八部公園)
【施設】藤沢市秩父宮記念体育館、藤沢市石名坂温水プール、藤沢市秋葉台公園、藤沢市八部公園
【指定管理者となる団体】公益財団法人藤沢市みらい創造財団
【指定の期間】2022年4月1日から2025年3月31日
※この議案は、全会一致で可決されました。
議案第65号 藤沢市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部改正について
人事院勧告を考慮し、本市の短時間勤務会計年度任用職員の期末手当の支給割合を改定するものです。
議案第66号 藤沢市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部改正について
人事院勧告を考慮し、本市の常勤特別職職員の期末手当の支給割合を改定するものです。
議案第67号 藤沢市一般職員の給与に関する条例及び藤沢市一般職員の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について
人事院勧告を考慮し、本市の一般職職員の期末手当の支給割合を改定するものです。
※上記3議案は、総務常任委員会に付託されました。
~本会議を休憩し、総務常任委員会を開催~
議案第65号 藤沢市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部改正について
人事院勧告を考慮し、本市の短時間勤務会計年度任用職員の期末手当の支給割合を改定するものです。
議案第66号 藤沢市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部改正について
人事院勧告を考慮し、本市の常勤特別職職員の期末手当の支給割合を改定するものです。
議案第67号 藤沢市一般職員の給与に関する条例及び藤沢市一般職員の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について
人事院勧告を考慮し、本市の一般職職員の期末手当の支給割合を改定するものです。
柳沢委員
これまで、人事院勧告を見送ったことはあるか?⇒本市ではない。
公務員の給与は民間にも影響する。コロナ禍で経済が落ち込んでいる中で引き下げるのか?⇒情勢適用、均衡の原則で人事院勧告を尊重してきた。民間給与との均衡をさせることが必要。
原田委員
人事院勧告の中で、コロナの情勢は触れられているか?⇒改定のほか、テレワークへの対応も触れられている。
その他は?⇒特に言及はない。
※議案第65号・67号は、柳沢委員と原田委員が反対しましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。
※議案第66号は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
~本会議再開~
議案第65号 藤沢市非常勤職員の報酬等に関する条例の一部改正について
議案第67号 藤沢市一般職員の給与に関する条例及び藤沢市一般職員の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について
※上記2議案は、共産党、アクティブ藤沢が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
議案第66号 藤沢市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部改正について
※この議案は、全会一致で可決されました。
議案第68号 藤沢市手数料条例の一部改正について
長期優良住宅の普及の促進に関する法律等の一部改正、神奈川県の食品衛生法に基づく営業の施設基準等に関する条例の一部改正、租税特別措置法の一部改正に伴い、規定の整備をするものです。
※この議案は、総務常任委員会に付託されました。
議案第69号 藤沢市藤沢駅前広場条例の一部改正について
新たに藤沢駅北口地下広場を公共の用に供するにあたり、所要の改正をするものです。
※この議案は、建設経済常任委員会に付託されました。
議案第70号 藤沢市自転車等駐車場条例の一部改正について
藤沢駅南北の既存駐輪場について、機械式管理を導入することに伴い、所要の改正をするものです。
※この議案は、建設経済常任委員会に付託されました。
議案第71号 令和3年度藤沢市一般会計補正予算(第6号)
新型コロナウイルス感染症への対応事業、国庫補助事業に新規採択された事業、緊急に補正を必要とする事業等です。補正額は次の通りです。
【一般会計】補正額:15億8,576万5千円/補正後総額:1,620億9,832万7千円 ※議案第72号を含む
【特別会計】債務負担行為の設定のみ/補正後総額:1,217億3,255万7千円
※補正後の一般会計・特別会計総額は、2,838億3,088万4千円となります。補正の概要は次の通りです。
【衛生費(補正額10億9,085万2千円)】
1. 感染症対策事業費 10億9,085万2千円
国が新型コロナワクチンの追加接種(3回目)を実施する方針を示したことから、事業継続に係る経費を増額するものです。
※この議案は、補正予算を常任委員会に付託されました。
~本会議を休憩し、総務常任委員会を開催~
議案第71号 令和3年度藤沢市一般会計補正予算(第6号)
新型コロナウイルス感染症への対応事業、国庫補助事業に新規採択された事業、緊急に補正を必要とする事業等です。補正額は次の通りです。
【一般会計】補正額:15億8,576万5千円/補正後総額:1,620億9,832万7千円 ※議案第72号を含む
【特別会計】債務負担行為の設定のみ/補正後総額:1,217億3,255万7千円
※補正後の一般会計・特別会計総額は、2,838億3,088万4千円となります。補正の概要は次の通りです。
【衛生費(補正額10億9,085万2千円)】
1. 感染症対策事業費 10億9,085万2千円
国が新型コロナワクチンの追加接種(3回目)を実施する方針を示したことから、事業継続に係る経費を増額するものです。
西委員
3回目接種について、ファイザーかモデルナで、ワクチンの取扱いも違う。混乱するのでは?⇒追加接種の薬事承認はファイザーが18歳以上で承認されているが、今後モデルナも承認される予定。ワクチンの取扱いの違いは、接種場所、時間などの管理をしていく必要ある。市民からの希望についても今後対応していく。
どちらのワクチンにするか希望を受け付けるのか?⇒今後可能となる。
土屋委員
コールセンターで個別接種の予約もできるのか?⇒予約枠を接種機関で決めて、その分だけを予約できるようにしていく。
その周知は?⇒2回目接種から8ヶ月経過方への接種券発送に合わせて、広報、市民センター・公民館、老人福祉施設などで周知していく。
桜井委員
3回目接種について、感染者が少ない状況と、第6波で増えている状況で体制づくりが違うと思うが?⇒ワクチン確保と周知をしっかりとしていく。8か月経過+未接種者は把握できるので、予約枠を確保して混乱なく進めていく。
有賀委員
8ヶ月経過について、早めることは可能か?⇒厚労省が示す8ヶ月経過が基本となるが、例外としてクラスター発生の場合は前倒しが認められている。
国の方針が6ヶ月経過となれば、対応していくのか?⇒不確定要素が多い。予約枠を確保することが重要と考えている。
2回目接種後、転居した方への対応は?⇒接種券を発送する際、藤沢市に転入してきた場合は、申し出していただくことになるので周知していく。
~本会議再開~
議案第71号 令和3年度藤沢市一般会計補正予算(第6号)
※この議案は、全会一致で可決されました。
議案第72号 令和3年度藤沢市一般会計補正予算(第7号)
【総務費(補正額△4,853万3千円)】
1. 企画業務関係費 99万円
20年先を見据えた「まちづくり」について、地域住民をはじめ多様な関係者とのワークショップを開催する経費を増額するものです。
原田議員
事業の具体的な内容と目的は?⇒将来のまちづくりについてワークショップを実施するもので、今回は村岡地区をモデルとして開催する。市民参加型の活動により新たなサービスや暮らし方を多様な主体と共創していかれるよう、ワークショップでのアイデアを総合的な政策形成に活用していきたい。
2. 防災行政無線デジタル化事業費(継続費変更) △4,952万3千円
防災行政無線(移動系)デジタル化工事について、締結した請負契約に合わせた減額補正及び継続費の変更をするものです。
【民生費(補正額3億9,839万3千円)】
3. 社会福祉総務事務費 869万9千円
支援をしている中国残留邦人等の医療費等が増大し、不足が見込まれることから扶助費を増額するものです。
4. いきいきシニアセンター施設整備費(繰越明許費設定) 8,518万千円
こぶし荘の冷温水発生機の故障に伴い、更新工事費を増額するものです。
5. 一時入所事業費 160万4千円
介護者の疾病や高齢者虐待等の社会的理由により、在宅生活が困難となり、養護老人ホームに一時入所を必要とする高齢者が、当初の見込みより大幅に増大したため、増額するものです。
6. 地域介護・福祉空間整備推進事業費 1,940万4千円
地域密着型サービスの事業者が行う老朽化した設備の耐震改修に要する経費について、国の交付金の補助対象として選定されたことから、当該事業者に交付する補助金を増額するものです。
7. 児童手当事務費 1,293万2千円
令和4年度に行われる法改正(特例給付対象者に係る所得上限の設定、現況届省略可能等)に合わせ、保健福祉総合システムを改修するための委託費を増額するものです。
8. 小児医療助成金 2億5,662万6千円
当初見込みを上回り、予算に不足が見込まれることから増額するものです。
9. ひとり親家庭等医療助成費 1,394万4千円
18歳まで(一部20歳未満)の児童を養育している、ひとり親家庭等の入通院時に係る医療費助成が当初の見込みを上回り、予算に不足が見込まれることから増額するものです。
【衛生費(補正額9,502万5千円)】
10. 感染症対策事業費 9,247万6千円
「地域医療の神奈川モデル」の対象者数が当初の見込みを大幅に上回ったため、運営委託費等の予算に不足が見込まれること、また、感染症第6波に備え、「藤沢コロナ受診相談センター」の体制の強化を図るためも必要経費を増額するものです。
原田議員
第5波の時には、神奈川県が「薬剤処方の指針」を策定する中で、薬剤が処方された。この指針の効果について、県が集約すべきと考えるが?⇒指針が数次にわたり改定されていることから、今後、神奈川県において、改めて効果を集約する予定はないと聞いている。
県が集約できない場合は、藤沢市として医師会から意見を聞くなど、効果について集約すべきだが?⇒本市において、効果を集約することは考えていない。
第5波の時、神奈川モデルにおける、輪番医師の配置数が増えたとのことだが、どのような状況だったのか?⇒事業開始時は1人制としていたが、第5波では対象となる療養者が急増したため、8/5-10月末まで、2人体制とした。
今後の患者急増時には、どう対応するのか?⇒今後、患者が増加した場合には、第5波と同様、追加配置が考えられるが、医師会と協議して検討していく。
新型コロナの後遺症やワクチンの副反応について、患者に対して主治医が持続的に関わっていく体制づくりに着手すべきだが?⇒本市においても、市民病院で、かかりつけ医との連携なども進めている。今後も引き続き、診療所、歯科診療所、薬局等のかかりつけを持つことについて、市民に情報提供するなど、更なる啓発に努めていく。
11. 衛生検査事業費 254万9千円
保健所で実施するPCR検査件数が当初の見込みを大幅に上回ったため、検査に必要な消耗品を購入する経費を増額するものです。
【土木費(補正額2,713万2千円)】
12. 藤沢駅周辺地区再整備事業費(継続費変更) 2,713万2千円
藤沢駅東西地下通路再整備工事の設計変更に伴い、工事費の増額及び財源更正をするものです。
【教育費(補正額2,289万6千円)】
13. 特別支援教育運営費 2,289万6千円
新型コロナウイルス感染症に伴う学校現場の課題に対応するために派遣している介助員の派遣時間数が当初の見込みを上回ることから、報償金等を増額するものです。
※この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。
議案第73号 令和3年度藤沢市墓園事業費特別会計補正予算(第2号)
大庭台墓園芝生墓地カロート設置工事について、債務負担行為の設定(1,092万3千円)をするものです。
※この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。
議案第74号 令和3年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第1号)
マンホール交換工事、取付桝設置工事、北部(2-3地区)土地区画整理事業地内の取付桝設置工事について、債務負担行為の設定(4,720万円)をするものです。
※この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。
議会議案第2号 藤沢市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正について
新型コロナウイルス感染症拡大による市民生活への影響および現下の厳しい社会経済情勢に鑑み、議員の期末手当を0.1月減額するものです。
※この議案は、全会一致で可決されました。
請願3第2号 小学校のような全員制の中学校給食の実施を市に働きかけることを求める請願
この請願は、次の項目について、市に働きかけることを求めるものです。なお、紹介議員は山内議員です。
(1)すべての中学校で小学校のような全員制の給食を実施すること。
(2)中学生の昼食時間を15分以上確保すること。
※この請願は、子ども文教常任委員会に付託されました。
請願3第3号 村岡新駅(仮称)設置への覚書締結のプロセスに関する請願
この請願は、今年2月に四者(JR東日本・神奈川県・鎌倉市・藤沢市)による覚書締結に至ったプロセスについて、全議員に対して、市が公式の場で説明することを求めるものです。なお、この請願の紹介議員は原田議員です。
※この請願は、建設経済常任委員会に付託されました。
※以上、報告とします。