10月19日-20日、長野市において、全国市議会議長会研究フォーラムが開催され出席しました。フォーラムの概要は次の通りです。
1. 基調講演
「コロナ後の地域経済」をテーマに、(株)経営共創基盤グループ会長の「冨山和彦」氏より、デジタル革命による事業展開、新しい地域交通の在り方などについて講演をいただきました。
2. パネルディスカッション
(1)コーディネーター役
「人羅 格」氏:毎日新聞社論説委員
(2)パネラー
➀「岩﨑 尚子」氏:早稲田大学電子政府・自治体研究所教授
➁「牧原 出」氏:東京大学先端科学技術研究センター教授
➂「湯淺 墾道」氏:明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授
➃「寺沢 さゆり」氏:長野市議会議長
人羅氏をコーディネーターとして、4名のパネラーを招いて、「地方議会のデジタル化の現状と将来の可能性」をテーマに、ディスカッションを行いました。
3. 課題討議
(1)コーディネーター役
「谷口 尚子」氏:慶応大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授
(2)パネラー
➀「金澤 克仁」氏:取手市議会議長
➁「板津 博之」氏:可児市議会議長
➂「林 晴信」氏:西脇市議会議長
谷口氏をコーディネーターとして、3名の市議会議長から各議会におけるデジタル化の取組について報告がされました。
4. 感想
今回の議会のデジタル化の取組について、パネルディスカッションがされました。藤沢市議会としては、各常任委員会、予算等特別委員会ですでにオンライン委員会を開催していますので、先進的に取り組んでいることが確認できました。ただ、高校での授業の一コマとしての意見交換、常任委員会の各団体との意見交換、議会報告会の回数など、藤沢市議会では取組んでいないことも確認できましたので、今後の議会改革につなげていく情報共有を図ることができました。
5. 松本市議会正副議長との懇談
研究フォーラム終了後、松本市内において、藤沢市の姉妹都市である松本市議会の正副議長と懇談をしました。コロナ禍前は、改選の翌年に松本市を訪れ交流を深め、その翌年に藤沢市に招いて交流を深める取組をしていました。今回は、長野での研究フォーラムということで、帰りに松本市に寄り、交流をさせていただきました。そして、来年の改選後、コロナが収束していることを見込み、改めて関係を深めることを確認し合いました。
※以上、報告とします。