3月7日 13:30より、藤沢市議会予算等特別委員会(3日目)が開催され、引き続き、令和5年度予算の審査がされました。内容の抜粋は次の通りです。
次に示すものは、令和5年度予算の予算の概況(歳出) ※金額は、左側が令和5年度予算、中側が令和4年度予算 、右側が令和3年度予算
【総務費】総務管理費(文書館費以下)・徴税費)
21. 郷土づくり推進会議関係費 607万円/605万7千円/621万8千円
東木委員
湘南大庭地区の郷土づくり推進会議の委員について、公募委員のみで構成されているるが、強みと課題は?⇒議論が活発になっている。今年度はゴルフコンペを実施し、7人が参加した。小さい子がいる2人が協力員として参加しているが、課題は若い人が参加できる時間帯や、オンライン開催など。第7期の募集の中で対応していきたい。
22. 六会地区まちづくり事業費 182万5千円/217万5千円/159万6千円
23. 片瀬地区まちづくり事業費 188万6千円/193万8千円/213万2千円
24. 明治地区まちづくり事業費 100万5千円/60万4千円/54万3千円
25. 御所見地区地域まちづくり事業費 48万円/48万円/48万円
26. 遠藤地区まちづくり推進事業費 99万7千円/87万8千円/98万5千円
27. 長後地域活性化事業費 78万5千円/93万2千円/93万3千円
28. 辻堂地区地域まちづくり事業費 137万3千円/91万4千円/97万円
29. 善行地区まちづくり事業費 141万5千円/91万9千円/100万2千円
30. 湘南大庭地域まちづくり事業費 161万9千円/47万1千円/38万円
31. 湘南台地域まちづくり事業費 1,085万2千円/729万7千円/3,356万2千円
東木委員
アートスクエアについて、エリアマネジメントの構築に向けた状況は?⇒エリアマネジメントのイメージがわかない声があるので、勉強会の開催を検討していく。
32. 鵠沼地区まちづくり事業費 266万9千円/176万5千円/179万1千円
33. 藤沢地区まちづくり事業費 282万9千円/261万円/211万2千円
34. 村岡いきいきまちづくり事業費 126万9千円/126万9千円/137万3千円
35. 市民センター整備費 3,807万5千円/—/—
36. 湘南台文化センター整備費 6,659万9千円/8,412万8千円/450万円
37. 市民まつり開催費 3,000万円/3,000万円/3,000万円
38. 男女共同参画推進事業費 181万8千円/180万円/202万9千円
土屋委員
パートナーシップ宣誓をした方へのアンケート結果は?⇒33組66人にアンケートし、33人から回答あった。集約しているが、宣誓してよかった、セクシャルマイノリティの理解が十分ではない、制度の利用拡大をしてほしいなど。
パートナーシップ宣誓制度をファミリーシップ制度に拡充すべきだが?⇒広域連携に課題があり、先進事例を研究していく。
西委員
パートナーシップ宣誓により可能となる行政サービス一覧はあるが、東京都では民間サービスの一覧もある。藤沢市のパートナーシップ宣誓制度では受けられないのか?⇒概ね利用はできる。
市のホームページにも掲載すべきだが?⇒今後、民間サービスを調査して、ホームページでの掲載や配布資料に掲載していく。
本市の職員がパートナーシップ宣誓した場合、扶養手当や諸休暇は受けられるのか?⇒職員課で他市の状況を見て検討すると聞いている。
39. 多文化共生推進事業費 730万3千円/134万6千円/135万2千円
土屋委員
ウクライナからの避難民への支援について、今後も継続していくべきだが?⇒国から支援期間の延長が示されたので、必要な支援を継続していく。
堺委員
ウクライナからの避難民との交流の状況は?⇒商工会議所と連携し、1月に避難民3人と交流会を実施した。
竹村委員
外国につながる人への支援が十分ではない。日本語教室推進法ができた効果をどう捉えているか?⇒国県からの情報提供、支援が強化された。日本語教室の会場の確保について、ボランティアによる日本語教室への支援につながった。
日本語支援ネットワーク会議の運営について、今後、どう進めていくのか?⇒各日本語教室の課題などを共有していく。学校との連携は、会議の中でも課題とされたので、今後も連携して進めていく。
西委員
本市の外国人市民の状況は?⇒外国籍市民は令和5年1月1日で、7,349人。
外国につながりのある市民ヒアリング調査の対象は?⇒外国につながりのある市民のほか、支援団体15団体で、100人程度。
調査結果の活用の考えは??⇒分析して報告書を作成する。指針の改定に向けたアンケート項目に活用するとともに、困りごとの課題について多文化共生推進会議で情報共有して課題の解決につなげていく。
40. 平和都市宣言推進事業費 1,206万1千円/1,098万7千円/863万7千円
41. ミライカナエル活動サポート事業費 755万6千円/905万6千円/809万6千円
東木委員
支援を受けた後のサポート状況と活動の見える化の状況は?⇒市民活動推進センターで支援できる体制をとっている。チームふじさわでの支援もできる。見える化は、YouTubeやレディオ湘南で紹介している。
42. チームFUJISAWA2020推進事業費 1,312万4千円(拡充事業)/684万2千円/1億4,851万1千円
西委員
チームふじさわの事務局運営委託について、市の職員数は減るのか?⇒市民自治推進課の業務が完全に委託により離れるのではなく、一緒になって活性化を図っていく。
委託しながら充実を図っていくということか?⇒その通り。
43. 地域コミュニティ拠点施設整備支援事業費 1,036万7千円/2,748万4千円/495万7千円
44. 人権施策推進事業費 526万9千円/1,255万円/542万9千円
竹村委員
ネット上での差別動画について、全国の自治体職員が差別動画を見つけて削除要請をすることで、一定の差別動画が削除されている。しかし、規制が厳しくなった川崎などでのヘイトスピーチが湘南エリアで街宣した動画がアップされている。モニタリングを継続して、削除要請をしてほしいが?⇒ネット上の差別を見つけた場合は、横浜地方法務局に削除要請をしている。今後も引き続き取組んでいく。
【予算の概況にない事業費】
北橋委員
市史編さんについて、今年度はブックレットは刊行できるのか?⇒3月末に刊行できる見込み。
内容は?⇒藤沢の戦国時代として刊行していく予定。
デジタルでの発信は?⇒電子文書館で詳細を示し、市のホームページや図書館のホームページなどにリンクを貼っている。今後もリンク先を模索していく。
土屋委員
消費者保護について、霊感商法などの被害相談の流れは?⇒弁護士に法律相談を紹介するなど、相談員が内容ごとに助言している。
霊感商法について、市として相談窓口を設置すべきだが?⇒国では法テラスに相談ダイヤルを設置している。本市でも相談があれば、市民相談室が入口となり、生活相談、法律相談につないだり、相談者に寄りそった対応をしていく。
地域市民の家の維持管理について、令和5年度の修繕予定は?⇒運営委員会から要望をいただいているほか、緊急対応は随時受け付け、現地を確認して、優先度の高いものから修繕していく。
藤が岡市民の家の稼働率は?⇒令和4年度上半期で27.9%。41施設の中で5番目に高い。
市民の家運営委員会に藤テリアの管理会社を入れる話があったが?⇒市民の家運営委員会業務と管理会社の業務を調整する中で、運営委員会には加わらないことになった。
市税について、令和5年度の徴収率の目標は?⇒令和5年度当初の見込みは97.26%。
払いたくても払えない市民には、寄りそった対応ができているのか?⇒納付相談について、支払が困難な市民へは納税猶予制度の案内し、場合によっては、福祉部門と連携してきめ細やかな対応をしていく。
東木委員
施政方針にあるエリアコーディネートとは?⇒市民センター・公民館について、頼りになる拠点を一歩進めるための議論をしている。その中で、エリアマネジメントより、優しく支援する意味でエリアコーディネートとしたもの。
清水委員
特殊詐欺などの犯罪に各種名簿が流れている。自治会・町内会の名簿の管理をどうしていくのか?⇒毎年度、ハンドブックを送付している。その中に個人情報の取り扱いを載せている。規約のひな形も付けて注意喚起をしている。
※以上、報告とします。