6月22日 10:20より、藤沢市議会6月定例会(3日目)が開催され、各常任委員会の報告後、議案に対する討論・採決が行われ、一般質問に入りました。内容の抜粋は次の通りです。
【建設経済常任委員会(6/13開催)に付託された議案】
議案第12号 市道の認定について(鵠沼957号線ほか3路線)
議案第13号 市道の廃止について(長後1503-1号線)
議案第15号 藤沢市都市公園条例の一部改正について
※上記3議案は、全会一致で可決されました。
【子ども文教常任委員会(6/15開催)に付託された議案】
議案第18号 藤沢市小児医療費助成条例の一部改正について
※この議案は、全会一致で可決されました。
【総務常任委員会(6/16開催)に付託された議案】
議案第14号 藤沢市印鑑条例の一部改正について
※この議案は、共産党が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
請願5第1号 「防衛力強化」のための増税方針撤回を日本政府に求める意見書提出についての請願
※この請願は、民主クラブ・共産党・Visionふじさわ・市民クラブの西議員が採択としましたが、採決の結果、不採択となりました。
【補正予算常任委員会(6/19開催)に付託された議案】
議案第20号 令和5年度藤沢市一般会計補正予算(第3号)
※この議案は、共産党が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
【ここから一般質問】
※一般質問は、質問者と市側で答弁調整をしているため、質問・答弁のメモをとるのが難しいことから、ここでは、質問の抜粋を掲載します。関心のある質問の答弁については、インターネット中継録画、議事録等をご覧ください。
通告1番 今井議員
1. 安心して暮らせるまちに
(1)災害時における情報連絡について
・本市における、防災DXの現状の取組は?
・防災行政無線でのサイレンなど、アナログとデジタルをハイブリットで情報発信すべきだが?
・風水害などの緊急情報をサイレンで発信する考えは?
(2)避難所生活の諸課題について
・災害時要配慮者の避難については、福祉避難所が好ましいが、現状は?
・要配慮者が指定避難所に入る場合の生活方法は?
・協定しているキャンピングカーについて、台数が限られている。優先順位など具他的活用方法は?
・キャンピングカーについて、新たに協定を結んで台数を増やしていく考えは?
2. 子どもの健やかな成長について
(1)放課後の児童の居場所につ
・学校施設における、放課後の児童の居場所づくりについて、教育委員会の考えは?
・辻堂小学校が再整備されるが、今後の学校施設のつくり方の考えは?
(2)不登校の相談強化について
・不登校児童生徒数の状況と保護者の相談体制は?
・中学生の保護者からカウンセリングの予約がとりにくいと聞いた。今後の相談体制の拡充の考えは?
(3)不登校児童生徒の健康診断について
・不登校児童生徒の健康診断の現状は?
・学校での内科健診を受けられなかった児童生徒の人数は?
・不登校児童生徒が健康診断を受けることが重要だが?
3. 学校給食の充実について
(1)小学校給食の無償化について
・小学校給食無償化の実施について、市の見解は?
・多子世帯の給食無償化の考えは?
(2)中学校給食について
・選択式デリバリー方式の中学校給食の喫食率の状況と課題は?
・今後、中学校での全員給食について、市の考えは?
・クラス全員が一緒に給食を食べる、給食デーの考えは?
・共食の推進について市の考えは?
通告2番 柳田議員
1. 人を大切にする市政について
(1)子ども食堂の普及について
・子ども食堂ができた背景と意義は?
・市内の子ども食堂の運営主体や運営状況は?
・現在、市の事業として子どもに食と居場所を提供している委託事業の内容は?
・市が主体となって、子ども食堂を実施する考えはあるか?
・現在、市として子ども食堂にどのような支援をしているのか?
・市内子ども食堂のネットワーク化の進捗状況は?
・子ども食堂を利用したい子どもや保護者を子ども食堂につなげるために、チラシ配布など、学校と連携することは可能か?
・子ども食堂を開設しやすくするため、公民館、市民の家、老人福祉センターでの実施、食品衛生など、子ども食堂への支援を全庁的に取組めないか?
(2)困難な問題を抱える女性への支援関する法律に基づく市のとりくみについて
・女性支援法における市の役割と認識は?
・女性支援法第2条にある困難を抱える女性について、家庭の状況が一番多いのか?
・DV防止被害者支援計画の取組状況、成果と課題は?
・ジェンダー平等プラン2030に包含されているとのことだが、DV防止について後退しているのでは?
・女性支援法第8条では、市町村の基本計画策定が努力義務となっているが、市の考えは?
・女性相談員について、来年度から女性相談支援員となる。多岐にわたる相談を受ける専門性を踏まえた、処遇改善や増員の考えは?
・女性支援法の運用について、訪問、巡回など、アウトリーチとなると思うが、市社協はじめとした民間団体とどのように協働していくのか?
・困難を抱える女性への相談機能が重要。人を大切にする市役所であってほしい。親しみやすくプライバシーが守られる体制が必要。市としての基本姿勢は?
通告3番 松尾議員
1. 高齢者が元気に過ごせるまちについて
(1)フレイル対策について
・これまでの本市のフレイルチェックへの参加状況と反響、今後の取組は?
(2)高齢者ボランティアポイントについて
・本市における、高齢者対象のボランティアポイント制度の現状は?
・いきいきパートナー事業によるポイントを子ども食堂ポイント、クリーンアップポイント、農業ポイントなどへ広げる考えは?
(3)認知症対策について
・認知症初期集中支援チームがあるが、相談者と相談を受ける側のバランスと課題、今後の取組は?
(4)高齢者のデジタル活用について
・高齢者のデジタル活用について、市の取組状況と今後の考えは?
2. 防災のまち藤沢の構築について
(1)防災士への支援について
・防災士について、これまでの啓発や取組は?
・現在の防災士の有資格者数は?
・防災フェアでの防災士キックオフミーティングの内容は?
・防災士への今後の取組は?
・防災士資格取得への補助の考えは?
(2)通電火災対策について
・感震ブレーカーの設置目標が県の目標10%と同じとなっているが、今後、積極的に周知していくべきだが?
・感震ブレーカーの設置補助について、過去の答弁では予定ないとの事だったが、感震ブレーカーの存在と効果を周知するためにも、助成制度は必要と思うが?
3. 安全な自転車等の走行について
(1)自転車用ヘルメット着用の普及啓発について
・藤沢市においても、自転車指導啓発重点地区路線あるが、市の認識は?
・全ての自転車運転者にヘルメット着用が努力義務となった。着用推進のリーフレットの活用、他市で実施しているヘルメット購入補助について、市の考えは?
・パラリンピックアスリートの本市在住の石井さんに、学校などでヘルメット着用の必要性について講演いただくなどの考えは?
(2)電動キックボードについて
・電動キックボードについては、世界的に規制の動きがある。本市独自のルール作りなど、安全走行に対する市の考えは?
4. 安全安心の学校について
(1)学校校庭内の巨大樹木の管理について
・本市、小中学校の樹木調査の結果は?
・伐採した樹木の二次利用の考えは?
通告4番 加藤議員
1. 教育行政について
(1)中学校給食について
・現在の喫食率は?
・デリバリー給食の注文の上限は?
・32%とのことだが、この数値に対する市の考えは?
・デリバリー給食にかかる年間経費は?
・弁当持参と食育に差が生じているが?
・アレルギー対応の状況は?
・中学校給食の現在の課題は?
・市として、学校給食の役割をどう考えているか?
・小学校での自校調理の良さをどう捉えているか?
・自校調理の給食を中学校まで拡大すべきだが?
(2)給食費無償化について
・給食費の保護者負担の状況は?
・保護者負担が大きいと思うが、市の見解は?
・小学校給食を無償化にした場合に係る経費は?
・無償化にした場合12億4,500万円かかるとのこと。無償化にしていくべきだが?
通告5番 安田議員
1. 防災政策について
(1)冊子防災ナビの市民への周知状況及び今後の具体的な周知方策について
・一昨年に全戸配布した防災ナビ小冊子編の中で、避難場所が掲載されているが、津波避難施設は別途一覧をつくるべきだが?
・防災ナビの市民への浸透度をアンケートなどで把握すべきだが?
・地震、津波に関する講演会に、公共施設における防災工学を加えるべきだが?
(2)学校における防災教育の現状と今後の広がり及び課題について
・教育委員会として、どのような防災教育を行っているのか?
・教員実動訓練の内容と藤沢市の防災教育の今後の展開は?
・平日の日中に発災した場合、中学生が力になる。防災の担い手としてのアプローチをしていくべきだが?
通告6番 佐野議員
1. 西北部のまちづくりについて
(1)少年の森について
・少年の森の再整備について、現在の取組状況と今後の予定は?
・再整備へ地元の意見をどう反映させるのか?
・現在の交通課題と再整備により生じる諸課題への対策は?
(2)道の駅について
・道の駅についての検討状況は?
・ブルーベリーのジャム加工など障害者の就労の機会にもなっている。また、観光農園を望んでいる若者もいる。都市農業の視点から道の駅の意義をどう捉えているか?
・農福連携による、生産、流通、販売、消費、六次産業化について、市の考えと今後の取組は?
・道の駅に緑化センターを併設し、競市の取組などを進めるべきだが?
(3)シェアサイクルを活用した地域活性化について
・シェアサイクルの起点、終点を調査した、人の流れの把握状況は?
・これまで、そのデータを施策に反映した事例はあるか?
・シェアサイクルの調査結果と交通利用調査やパーソントリップ調査などを複合的に分析していくべきだが?
・道の駅の所に緑化センターを移転して、公共機関を跡地に集約することで、複合化再整備することができると思うが、市の見解は?
※以上、報告とします。