2023.9.25 本会議(8日目)~一般質問・追加議案・決算上程・出資団体経営状況報告

 9月25日 10:00から、藤沢市議会9月定例会(8日目)が開催され、残る一般質問と、決算上程・出資団体経営状況報告などが行われました。

※一般質問は、質問者と市側で答弁調整をしているため、質問・答弁のメモをとるのが難しいことから、ここでは、質問の抜粋を掲載します。関心のある質問の答弁については、インターネット中継録画、議事録等をご覧ください。

通告30番 柳沢議員

1. 藤沢北部のまちづくりについて

(1)都市農業としての振興策について

・全国的に農家の人口減、高齢化がある中、藤沢市として、農業のあり方、下がり続ける食料需給率をどう捉えているか?

・藤沢市の農業の実態について、農地面積、従事者数、平均年齢の推移、生産緑地の箇所数、面積の推移は?

・藤沢市が実施している水田保全事業の拡充が必要だが?

・藤沢市として、農業の後継者対策を充実させるべきだが?

・有機農業について、市としても積極的に支援すべき。学校給食、保育園給食などへ供給していくべきだが?

・農地と緑が減少する大型開発や不要不急の道路建設を止めて財源をつくれば、都市農業を充実させられる。市の見解は?

(2)長後のまちづくりについて

・高倉下長後線のこれまでの取組と今後の予定は?

・用地測量を実施するに当たり、地元説明の状況と地権者からの意見は?

・市道725線の歩道整備について、昨年度までの取組と現状、今後の予定は?

・優先整備区間の地権者はあと何人いるのか?

・長後地区での移動支援について、本格運行の実施が見送られたが、令和5年度からの地域との取組状況と今後の市の関わりは?

・収支で赤字との事だが、市が積極的に関わり料金を下げれば、利用者も増えるのでは?

・長後駅と善行駅にエスカレーターを設置すべきだが?

通告31番 石井議員

1. 子育て政策について

(1)こども未来戦略方針の推進について

・こどもまんなかサポーター宣言をしたことで、どのような施策に力を入れていくのか?

・父親の育児参加について、市職員の制度の運用状況と取得状況は?

・育児のためのテレワークやフレックスタイムなど、多様な働き方について、現状と見解は?

・市内事業者へ男性の育児参加への支援状況や育児休業の取得状況は?

・産前産後ケアとして、タクシー助成、ヘルパー派遣についての考えは?

・小中学生向けのフレママ、フレパパ事業をする考えは?

・国では子ども家庭帳ができたが、本市でも一元化する組織が必要だが?

2. 防災政策について

(1)関東大震災からの教訓について

・藤沢市では、関東大震災からどのような教訓を得て、その教訓をどのように生かしているか?

・大規模災害を防ぐための取組状況は?

(2)災害復興について

・市として復興を災害対策の一つの柱として取り組んでいくべきだが?

・職員向けの復興まちづくりイメージトレーニングの取組と参加状況、今後の取組は?

・市民参加の復興イメージトレーニングの取組状況と今後の取組は?

・イメージトレーニングの成果を国土強靭化地域計画に反映させるべきだが?

3. 財政政策について

(1)資金管理及び資金運用について

・市の基金の資金運用り課題と収益をどう捉えているか?

・町田市では債券運用で高額な収益を得ている。本市でも中長期的な運用をすべきだが?

・積極的な基金の運用を進めていくべきだが?

【ここまで一般質問】

【追加議案】

議案第41号 工事請負契約の締結について(村岡公民館、消防団第6分団器具置場改築工事(電気設備工事))

【契約の相手方】湘南電送工事・勝栄電気共同企業体

【工事の概要】電気設備工事一式

【契約金額】3億8,280万円

【工期】2025年8月29日しゅん工予定

【認定議案上程】

認定第1号 令和4年度藤沢市一般会計歳入歳出決算の認定について

認定第2号 令和4年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第3号 令和4年度藤沢市墓園事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第4号 令和4年度藤沢市国民健康保険事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第5号 令和4年度藤沢市介護保険事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第6号 令和4年度藤沢市後期高齢者医療事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

議案第42号 令和4年度藤沢市下水道事業費特別会計剰余金の処分及び決算の認定について

認定第7号 令和4年度藤沢市民病院事業会計決算の認定について

※以上の認定議案について、鈴木市長より、令和4年度主要な施策の成果について説明がありました。質疑は、9/27に行います。

報告第20号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について

 この報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律により、議会に報告、公表するもので、財務部長より報告がされました。

1. 健全化判断比率

(1)実質赤字比率 一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は11.25%」
 
 藤沢市は、令和4年度の実質赤字比率を参考までに算定するとマイナス(黒字)6.29%となっており、令和3年度の同比率、マイナス(黒字)8.26%と比較すると1.97ポイント悪化しているが、早期健全化基準の11.25%を17.54ポイント下回っており、良好な状態にある。

(2)連結実質赤字比率 全会計を対象とした実質赤字額または資金不足額の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は16.25%」

 藤沢市は、令和4年度の連結実質赤字比率を参考までに算定するとマイナス(黒字)20.19%となっており、令和3年度の同比率、マイナス(黒字)21.36%と比較すると、1.17ポイント悪化しているが、早期健全化基準の16.25%を36.44ポイント下回っており、良好な状態にある。

(3)実質公債費比率 一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は25.0%」

 藤沢市は、令和4年度の実質公債費比率は4.8%となっており、令和3年度の4.0%と比較すると、0.8ポイント悪化しているが、早期健全化基準の25.0%を20.2ポイント下回っており、良好な状態にある。

(4)将来負担比率 一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は350.0%」

 藤沢市は、令和4年度の将来負担比率は46.4%となっており、令和3年度の51.2%と比較すると4.8ポイント改善している。早期健全化基準の350.0%を303.6ポイント下回っており、良好な状態にある。

2. 資金不足比率

(1)下水道事業費特別会計資金不足比率

 令和4年度の資金不足比率資金不足比率を参考までに算定するとマイナス(資金不足が発生していない)24.9%となっており、令和3年度の同比率、マイナス(資金不足が発生していない)22.6%と比較すると2.3ポイント改善している。経営健全化基準20.0%を44.9ポイント下回っており、良好な状態にある。

(2)市民病院事業会計資金不足比率

 令和4年度の資金不足比率を参考までに算定するとマイナス(資金不足が発生していない)45.7%となっており、令和3年度の同比率、マイナス(資金不足が発生していない)38.8%と比較すると、6.9ポイント改善している。経営健全化基準20.0%を65.7ポイント下回っており、良好な状態にある。

 この報告についての質疑は、9/27に行います。

報告第21号 藤沢市民会館サービス・センター株式会社の経営状況について

報告第22号 一般財団法人藤沢市開発経営公社の経営状況について

報告第23号 藤沢市土地開発公社の経営状況について

報告第24号 株式会社藤沢市興業公社の経営状況について

報告第25号 公益財団法人藤沢市まちづくり協会の経営状況について

報告第26号 公益財団法人藤沢市みらい創造財団の経営状況について

報告第27号 公益財団法人藤沢市保健医療財団の経営状況について

報告第28号 公益財団法人湘南産業振興財団の経営状況について

 各出資法人の令和4年度決算の状況について、報告がされました。この報告についての質疑は、9/27に行います。

※以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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