2024.6.24 神奈川県弁護士会との意見交換会

 6月24日 17:00より、神奈川弁護士会の皆さんと意見交換をしました。内容は、藤沢簡易裁判所に家庭裁判所出張所の併設を求めるもので、この件については、以前から弁護士会より要望を受けています。私が関わるこれまでの経過は次の通りです。

 また、今回は家庭裁判所の併設を求める署名について、依頼がありました。竹村議員、安藤議員、柳田議員とともに、湘南地域連合がこの署名活動に取組めないか、明日以降、事務局に相談したいと思います。

(1)2014.11.7 横浜弁護士会(現神奈川弁護士会)との懇談会

 藤沢簡易裁判所への家庭裁判所出張所の併設について、現在、藤沢市には、市役所の隣に簡易裁判所がありますが、離婚や相続といった、家事に関する裁判については、受け付けておらず、横浜の関内に行かなければならない状況にあります。弁護士会としては、藤沢市民が、横浜までいかないで藤沢において、相談や裁判ができるように、家庭裁判所出張所の併設を求めています。ついては、藤沢市議会から、国に対して、要望してもらえないかとの要望でありました。また、家庭裁判所出張所の併設には予算が必要です。国家予算に対する裁判所予算の割合は、0.3%程度と低いため、予算割合を増やすように要望がされました。

(2)2021.12.4 第14回弁護士会支部サミットinふじさわ

 今回のサミットは、藤沢市には藤沢簡易裁判所があるものの、離婚調停、遺産相続、児童虐待など、家庭に関わる問題に対応する家庭裁判所がないため、その設置を求めることを目的として開催されました。サミットでは、基調報告として、横浜本庁で取り扱う家事事件については、藤沢簡易裁判所が所管する地区(藤沢市・茅ヶ崎市・大和市・海老名市・綾瀬市・寒川)の件数が川崎支部、小田原支部と同等で、横須賀支部より多い状況であり、件数や人口規模からしても、藤沢に家庭裁判所機能が必要ということが分かりました。藤沢市議会でも、平成27年3月に国に対しして意見書を提出しており、今年の9月議会でも請願が採択され、改めて意見書を提出しています。 

 家庭裁判所機能を設置することは最高裁判所の判断となりますが、設置に向けた判断をしてもらうためには、今回のようなサミット、市民が必要と思う意識の醸成、自治体や各級議員の取組など、複合的な取組が必要です。サミットでは、横浜本庁で経験した実例について当事者からの生の声も動画で聞くことができました。そのような声を市民と共有して、もっと多くの市民が必要と感じてもらうような取組が必要と感じました。藤沢市への家庭裁判所機能の設置について、引き続き、取組んでいきたいと思います。

※もう10年前からの取組になります。判断は最高裁判所ということなのですが、様々なところから要望が上がれば、最高裁判所にも声が届くかも知れません。引き続き、設置に向けた活動をしていきたいと思います。

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おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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