6月27日 10:10より、藤沢市議会6月定例会(8日目)が開催され、残りの一般質問、追加議案の上程、委員会付託、本会議採決が行われました。
※一般質問は、質問者と市側で答弁調整をしているため、質問・答弁のメモをとるのが難しいことから、ここでは、質問の抜粋を掲載します。関心のある質問の答弁については、インターネット中継録画、議事録等をご覧ください。
通告25番 原田議員
1. 地方分権から地域共生社会へ!藤沢のまちづくりを発酵させよう。
(1)地方自治法改正ほか国会で審議されている諸課題について
・マイナンバーカードの申請について、要介護者など自らできない場合の出張対応の状況は?
・紙の保険証の廃止について、マイナ保険証を持たない人には資格確認証が発行されるが、その対象は?
・食糧農業農村基本法改正を本市としてどう捉えているか?
・改正入管法の本市への影響と差別助長について、市の認識は?
・改正子ども若者育成支援推進法の中で、外国籍の子どもへの支援はどうなっているのか?
・地方自治法改正について、市長の受けとめは?
・本市の市民病院は災害時に拠点病院となる。他の医療機関や介護施設などとICTによる情報共有の状況は?
・災害時における市民病院のBCP策定と災害拠点病院としての役割は?
・能登半島地震を踏まえて、地域のBCPが必要と思うが、市の考えは?
・ケアが必要な方を災害時に適切に連れていかれるように、福祉避難施設の公表が必要だが?
・温室効果ガス削減について、炭素貯留の取り組みについて、市の考えは?
(2)藤沢市が責任を持って向き合うべき住民生活をまもるための諸課題について
・外国人の生活保護利用件数と在留資格がない外国人の生活困窮支援制度の利用状況は?
・外国人居住者で在留資格がない場合、児童福祉分野の利用状況は?
・在留資格の有無にかかわらず、就学援助の状況は?
・住民登録のある外国人の子どもの無就学の状況は?
・学校における保育所等訪問支援事業の利用実績は?
・DVによる母子世帯の子どもの通学問題への対応について、地域の支援団体との連携状況は?
・今後、地域共生社会に向けて、市長部局と教育委員会がどう協働していくのか?
通告26番 柳沢議員
1. 住宅政策について
(1)市営住宅に関する諸課題について
・公営住宅に対する市の考えと、その必要性は?
・藤沢市の市営住宅の管理戸数、募集状況、応募状況の10年間の推移は?
・応募が減っている要因をどう捉えているか?
・2009年の公営住宅法施行令改正により、入居収入の基準が引き下げられた。影響はどうだったのか?
・市営住宅をもっと建設すべきだが?
・市営住宅の維持管理について、お風呂のユニット化、外壁の改修が終わっていない住宅ある。現状と計画は?
・市営住宅の空き住戸の状況は?
・市営住宅に建替え、廃止を目的とした政策空き家はあるか?
・1年以上空いている住戸数は?
・公営住宅の利活用に取組むべき。目的外使用をしている自治体もある。積極的に利活用を進めるべきだが?
・入居条件について、抽選で当たって入居するには保証人が必要となるが、保証人の確保ができない場合がある。撤廃すべきだが?
・入居資格の承継について、同居している子どもが退去しなければならないケースある。入居基準を満たしていれば、入居できるようにすべきだが?
・市営住宅の管理について、2016年から指定管理者制度が導入され、入居者の声が市に届きづらくなっている。直営に戻すべきだが?
・家賃の減免制度について、利用状況は?
・家賃の滞納は2024年4月時点で154人、722万円となっており、3か月以上の未納は16人で341万円。家賃の減免制度を周知すべきだが?
(2)空き家対策について
・藤沢市の空き家件数と現状は?
・空き家対策の取組状況は?
・藤沢市における特定空き家の認定状況と改善に向けた取組状況は?
・空き家の利活用事業の実施件数と現状は?
・空き家対策を積極的に周知して、利活用につなげるべきだが?
・空き家対策について、今後どのように取り組んでいくのか?
※追加議案
議案第12号 令和6年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第1号)
西館8階の特別個室周辺の排水設備に不具合が生じたため、早急に配管の改修工事を行うもので、補正額は、2,359万6千円です。
※この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。
~本会議を休憩して、補正予算常任委員会を開催~
議案第12号 令和6年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第1号)
西館8階の特別個室周辺の排水設備に不具合が生じたため、早急に配管の改修工事を行うもので、補正額は、2,359万6千円です。
小池委員
配管の不具合による、市民病院の収益への影響は?⇒西8階の4床を利用停止にしているので、日額4万円、月額約725万円の損失となる。
工事期間中の8階と7階の病室39床の損失額は?⇒全ての病室が稼働していたと仮定すると、合計約6,742万円となる。
味村委員
以前、手術室で同様の不具合で漏水があったが、今回は漏水は発生していないか?⇒発生していない。
配管の交換により、使用期間はどのくらい伸びるのか?⇒鉄製の管を塩ビ管にするので、20-30年の耐久と言われている。
西館は建替えの予定ある。今回の事態を受けて、建替えの検討を前倒しすべきだが?⇒事後保全で配管を交換する事態が起きる可能性はある。早期の建替えを検討している。
※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
~本会議再開~
議案第12号 令和6年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第1号)
※この議案は、全会一致で可決されました。
【人事案件】
議案第13号 監査委員の選任について
藤沢市監査委員の1人が任期満了となることに伴い、委員の選任について、市議会に同意が求められたものです。
※この議案は、全会一致で同意されました。
人権擁護委員候補者の推薦について
人権擁護委員の候補者として法務大臣に対して推薦するにあたり、市議会に意見が求められたものです。
※この件については、全会一致で市長依頼の通りと決定しました。
※以上をもって、藤沢市議会6月定例会が閉会しました。