2024.8.1　藤沢地方自治研究センタープロジェクト「藤沢の未来生活基盤づくりを考える」

　8月1日　18:00よりミナパークにおいて、藤沢自治研センター主催のプロジェクトが開催され、主任研究員の立場で出席しました。今回の特別講演は、「湘南海岸の地形特性から見た藤沢のこれからの災害対処～関東大震災による湘南海岸の隆起と現在の浅海地形を赤色立体地図から読み解く～」というテーマで、赤色立体地図を発明した、アジア航測先端技術研究所　千葉研究室長の「千葉達朗」氏から講演をいただきました。

　赤色立体地図を発明した背景から実践と活用、藤沢周辺を赤色立体地図や空中写真干渉色段彩で見た場合の砂丘地形や海底地形の状況、そこから読み取れる情報などを説明いただきました。わかりやすく新たな発見という感じでした。特に、風で飛ばされた砂が堆積しているパラボラ砂丘については、地下水の水位によっては地震発生時に液状化も考えられることから、そのリスクを把握しておく必要があると思いました。