9月6日 9:30より、藤沢市議会厚生環境常任委員会が開催され、委員として出席しました。内容の抜粋は次の通りです。
議案第33号 藤沢市民病院診療費等に関する条例の一部改正について
厚生労働大臣の定める評価療養、患者申出療養及び選定療養等の一部が改正され、後発医薬品のある先発医薬品の処方等又は調剤が選定療養とされることに伴い、選定療養費の額を新たに定めるものです。
土屋委員
今までとどう変わるのか?⇒先発医薬品を選択すると特別な料金をいただくこととなる。
料金の計算方法は?⇒先発医薬品と後発医薬品の価格差の1/4を特別な料金としていただく。
先発医薬品と後発医薬品は同じものなのか?⇒後発医薬品は先発医薬品と同一の有効成分で、先発医薬品と同等の効果が得られるもの。
後発医薬品は承認の際、データは求められるのか?⇒先発医薬品と比べて少ない。
後発医薬品メーカーで行政処分を受けた件数は?⇒21件。
患者から不祥事で不安なので先発医薬品を選択した場合、選択療養となるのか?⇒確認できていない。
塚本委員
この制度を導入することで国の医療費はどのくらい削減されるのか?⇒把握していない。
処方箋の中で、先発医薬品と後発医薬品の比率は?⇒月9,500枚の処方箋のうち、後発医薬品は約95%。
一般薬局の声は?⇒処方箋の書式が変わるので調剤薬局から質問が来ると思う。丁寧な対応に努めていく。
薬代が高くなった患者へ、分かりやすく説明する必要があるが?⇒患者への説明は医師になる。ポスター、ホームページなどで周知していく。
※この議案は、土屋委員が反対しましたが、賛成多数で可決すべきものと決定しました。
陳情6第9号 現行の健康保険証とマイナ保険証の両立を求める意見書提出の陳情
この陳情は、本年12月2日実施予定の健康保険証廃止を中止し、現行の健康保険証とマイナ保険証の両立を求める意見書を国に提出することを求めるものです。
陳情6第10号 現行の健康保険証とマイナ保険証の両立を求める意見書を国に提出することを求める陳情
この陳情は、本年12月2日実施予定の健康保険証廃止を中止し、現行の健康保険証とマイナ保険証の両立を求める意見書を国に提出することを求めるものです。
陳情6第13号 現行の健康保険証とマイナ保険証の両立を求める意見書提出の陳情
この陳情は、本年12月2日実施予定の健康保険証廃止を中止し、現行の健康保険証とマイナ保険証の両立を求める意見書を国に提出することを求めるものです。
※上記3陳情は、大矢委員(私)、神尾委員、土屋委員が賛同しましたが、採決の結果、趣旨不了承となりました。
※以上、報告とします。