9月17日 10:00より、藤沢市議会9月定例会(3日目)が開催され、各常任委員会の報告後、議案に対する討論・採決が行われ、一般質問に入りました。内容の抜粋は次の通りです。
【建設経済常任委員会(9/5開催)に付託された議案】
議案第20号 市道の認定について(村岡新駅南口通り線ほか11路線)
※この議案は、共産党が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
議案第21号 市道の廃止について(片瀬58号線ほか3路線)
議案第31号 藤沢市自転車等駐車場条例の一部改正について
※上記2議案は、全会一致で可決されました。
【厚生環境常任委員会(9/6開催)に付託された議案】
議案第33号 藤沢市民病院診療費等に関する条例の一部改正について
※この議案は、共産党とアクティブ藤沢が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
【子ども文教常任委員会(9/9開催)に付託された議案】
議案第26号 藤沢市青少年会館条例の一部改正について
議案第29号 藤沢市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
※上記2議案は、共産党が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
【総務常任委員会(9/10開催)に付託された議案】
議案第22号 藤沢市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定について
議案第27号 藤沢市地域市民の家条例の一部改正について
議案第28号 藤沢市市民活動推進条例の一部改正について
※上記3議案は、共産党が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
議案第23号 藤沢市市税条例の一部改正について
議案第32号 藤沢市消防団に関する条例及び藤沢市消防団員の退職報奨金に関する条例の一部改正について
※上記2議案は、全会一致で可決されました。
【補正予算常任委員会(9/11開催)に付託された議案】
議案第34号 令和6年度藤沢市一般会計補正予算(第2号)
※この議案は、共産党が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
議案第19号 工事請負契約の変更契約の締結について(村岡公民館、消防団第6分団器具置場改築工事(建築工事))
※この議案は、全会一致で可決されました。
【ここから一般質問】
※一般質問は、質問者と市側で答弁調整をしているため、質問・答弁のメモをとるのが難しいことから、ここでは、質問の抜粋を掲載します。関心のある質問の答弁については、インターネット中継録画、議事録等をご覧ください。
通告1番 安田議員
1. 保育について
(1)藤沢市の保育ニーズについて
・将来就学前児童数について、これまでの減少をどう分析しているか?
・今後の保育の量の見込みについて、どう推計していくのか?
・地区別の需要と受け皿確保について、次期子ども・子育て支援事業計画で、どうしていくのか?
(2)小規模保育事業について
・市内小規模保育施設で、定員の弾力化を除き、3歳児以降を以降を受け入れていない理由は?
・小規模保育施設が3歳児以降を受け入れられるよう、認可保育施設への移行について、市の考えは?
2. 防災について
(1)南海トラフ地震臨時情報について
・南海トラフ地震臨時情報が発表された背景は?
・この臨時情報について、市の対応はどうだったのか?
(2)災害初動対応時の情報収集について
・本市における防災士の人数と防災士ワークショップへの参加状況は?
・地域防災リーダー講習会への参加状況は?
・藤沢市は、SNS情報をAIで解析して配信しているが、具体的なサービス内容と他自治体での導入状況は?
・防災士の知見、技術の活用、初動時の活用について、市の考えは?
3. 下水道について
(1)ポンプ場について
・市内ポンプ場の耐震対策の現状は?
・対策済みが15施設中、1施設とのことだが、進捗しない理由は?
・ポンプ場の建て替えには相当な期間を要するとのことだが、その間の対策も必要だが?
4. 教育について
(1)防災教育について
・防災研修会の実施状況と他校からの参加者が自校でどのように活かしているのか?
・ふじさわ防災ナビジュニアを活用した、官民一体となった防災教育について、市の考えは?
(2)学校の熱中症対策について
・学校での暑さ指数の計測状況と運動中止までの決定プロセスは?
・今後の体育館へのエアコン設置の計画と断熱効果を高める考えは?
通告2番 加藤議員
1. 子育て支援について
(1)放課後児童クラブについて
・保護者会から財団の運営に一元化したことで、指導員配置など、どのような変化があったか?
・みらい創造財団が運営していた児童クラブを他の事業者に移管しているが、その理由と現状は?
・放課後児童クラブの運営費について、みらい創造財団への負担金の推移は?
・市からの負担金を増やして、指導員の処遇改善、保護者負担の軽減をすべきだが?
・今後も財団、事業者へ財政支援をして、児童クラブが安定的に運営できるようにすべきだが?
2. ジェンダー平等について
(1)困難な問題を抱える女性への支援に関する法律に基づく藤沢市の計画について
・本市における女性相談支援員の体制と相談件数、相談内容は?
・女性相談支援員には専門性が必要だが、どのような方が従事しているのか?
・女性相談支援員は、常勤雇用にして、処遇改善をすべきだが?
・困難な問題を抱える女性への支援に関する法律に基づく、本市の基本計画の進捗状況は?
・中高年シングル女性、若年女性に対する支援の考えは?
・支援調整会議の設置が努力義務となっている。現時点での市の予定や体制の想定は?
・民間団体との協働について、本市の現状と今後の考え方は?
通告3番 松尾議員
1. 環境にやさしい藤沢のために
(1)藤沢市学校版環境ISOを通した今後のSDG’Sの展開について
・Co2削減には国民のライフスタイルを変えていく必要がある。環境に対する意識向上や啓発について、市の取組状況は?
・学校版環境ISOのチャレンジかわせみの取組状況と成果、地域との関りの事例は?
・チャレンジかわせみについて、どのような経緯で終了したのか?
・学校版環境ISOからSDG’sにシフトしたとのことだが、現在、小中学校でのSDG’sの取組状況は?
・教職員へのSDG’Sに関する研修などの取組状況は?
2. 高齢者が安心して暮らせるまちに
(1)終活支援について
・直近3年の終活に関する、地域包括支援センターでの相談件数と内容は?
・終活に関する新たな支援策は?
・横須賀市、大和市などの先進自治体の取組を含めた、本市の今後の取組は?
通告4番 神尾議員
1. 社会の脆弱性の一環として、災害弱者を守るための防災・減災への取り組みに向けて
(1)母子支援体制の強化~助産師さんのサポートを受けながら、支援が行き届きにくい災害時での妊産婦さんや乳幼児等に対する生活環境の整備と配慮~
神尾委員
災害時の避難所での妊産婦、母子支援について、8/19に開催した研修会について、実施に至った経緯と課題、参加者の声は?
・避難所における要配慮者への支援について、避難所運営に関わる方と共有すべきだが?
・研修会で配布された乳幼児、母子向けのパンフレットについて、対象者に配布して、妊産婦、母子を対象とした実践的な訓練もしていくべきだが?
・母子の安全を守るために地域住民の理解が必要。周知啓発の考えは?
・本市における災害時における助産師との連携の状況は?
2. 誰もがその人らしく尊厳と希望をもって暮らせるまちづくり
(1)まちの様々な建物や公共施設等へ認知症の人にもやさしいデザインの導入と、その人らしさを取り戻すケア技法「ユマニチュード」の実践等、認知症の方ご本人の尊厳を守り、その方の意思と能力が十分に発揮できる共生社会の実現に向けて。
・公共施設における認知症に優しいユニバーサルデザインの導入について、市の考えは?
・高齢者施設、介護者などへのユマニチュードの普及について、市の考えは?
・認知症VR体験の内容と取組状況は?
・認知症の正しい理解について、学校現場での取組状況は?
・福岡市では、認知症当事者、家族、企業、行政など、様々な主体が連携した取組をしている。藤沢市でも参考になると思うが?
(2)高齢化に伴う団地再生と地域の新たな魅力創出~地域包括の一環として、産学官連携による高齢者の健康寿命延伸や、多世代交流と地域コミュニティの活性化に向けた取り組みについて~
・ライフタウンなど高齢化が進んでいる。住宅マスタープランにおける福祉的視点による団地再生の取組状況は?
・エレベーターのない団地で暮らすには、階段の上り下りが必要。高齢住民への介護予防の取組、アウトリーチ型の相談の状況は?
・相武台団地では体力測定会をしてフレイル対策に役立っている。本市の考えは?
・相武台団地のような、課題解決型の取組は団地再生には有効で、新しいコミュニティも生まれているとのこと。本市の考えは?
3. これから求められる子ども食堂とは
(1)見どもの貧困、居場所づくり等、誰もが集う、地域ぐるみの見守りへの市の姿勢を問う。
・本市として、これから求められる子ども食堂の意義は?
・現場から子ども食堂への行政の積極的姿勢が見えないとの声あるが、本市の認識は?
・子ども食堂に対する行政の関わり方、連携について市の考えは?
※以上、報告とします。