2024.10.2 決算特別委員会(4日目)~民生費・衛生費(保健衛生費)

 10月2日 9:30より、藤沢市議会決算特別委員会(4日目)が開催され、自宅でインターネット中継を傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。

※次に示すのは、令和5年度「主要な施策の成果に関する説明書」に掲載されている、事業名/主な事業/決算額/執行率です。

【民生費】

68. 民生委員活動費/民生委員児童委員への報酬/64,948,181円/96.1%

土屋委員

 民生委員サポーターに、被保護世帯名簿の提供はどうしているのか?⇒提供していないが、必要な情報を受けられるように対応している。

69. 社会福祉協議会関係費/藤沢市社会福祉協議会への補助金・福祉資金貸付、修学旅行費貸付事業の原資の貸付/106,028,650円/100.0%

70. 生きがい福祉センター業務委託費/指定管理者による生きがい福祉センターの管理運営/40,499,368円/100.0%

71. シルバー人材センター事業会計助成費/シルバー人材センターを設置する藤沢市まちづくり協会への運営費補助/43,040,000円/100.0%

土屋委員

 10月の最低賃金改定に伴い、配分金も上がるのか?⇒10月から1,162円に改定されるので、令和7年4月に増額する予定。

 自宅の庭の草刈りなどの件数は?⇒自治会なども含めて650件の内、作業は400件弱。

 その際のゴミの扱いは?⇒事業系ごみとして、有料処理となる。

72. 地域福祉プラザ運営事業費/地域福祉プラザ運営経費の補助(人件費、地域福祉センターの運営、福祉情報の発信)/97,242,512円/100.0%

73. 愛の輪福祉基金積立金/寄付金・利子収入の基金への積立/25,000,486円/63.1%

74. 愛の輪福祉基金事業費/ボランティア団体への助成(132件)/6,920,400円/68.3%

75. 介護人材育成支援事業費/介護職員等研修受講料助成・介護職員キャリアアップ研修への助成・外国人介護職員を新たに雇用した特養等への助成・介護の入門的研修・先進的介護実証事業/4,203,538円/59.3%

76. 成年後見制度等推進事業費/ふじさわあんしんセンターへの委託及び人件費補助・成年後見制度利用支援(障がい者対象)/43,685,440円/96.2%

今井委員

 成年後見制度を利用して後見人が付いた人数は?⇒令和5年度は、横浜家裁内の藤沢市の利用者は790人で、成年後見として審判がおりた件数は567人。

 市民後見人養成講座の令和6年度の状況は?⇒15人が基礎研修を終えたところ。課題は、今後、市民後見人の役割が重要となってくるので、幅広い周知が必要と考えている。

77. 生活困窮者自立支援事業費/自立相談支援事業(市直営)・住居確保給付金事業(市直営)・就労準備支援(委託)・家計改善支援(委託)・学習支援(委託)・一時生活支援(委託)/49,671,686円/77.3%

78. 包括的支援体制推進事業費/自立相談支援事業(必須)・多機関協働事業(任意)・アウトリーチ等を通じた継続的支援事業(任意)・参加支援事業(任意)/94,804,833円/100.0%

79. 藤沢型地域包括ケアシステム推進事業費/藤沢型地域包括ケアシステム推進会議の開催・藤沢型地域包括ケアシステムの普及啓発/1,023,300円/88.1%

80. 地域の縁側等地域づくり活動支援事業費/地域の縁側、安全安心ステーション、地区ボランティアセンターへの活動補助・地域の縁側事業活動支援業務委託/25,140,541円/92.1%

吉松委員

 地域の縁側が足りない地域は?⇒13地区により偏りある。遠藤、六会、湘南台地区には1カ所しかないので、募集した。

81. 窓口業務等協働事業推進費/保険年金課窓口業務等協働事業/298,021,823円/100.0%

土屋委員

 国保の滞納相談の時の対応は?⇒市職員が対応している。
 
 全て市職員で対応すべき。委託をやめるべきだが?⇒必要に応じて業務領域を見直していく。

石井委員

 業務委託を再考する考えはないか?⇒委託によるメリットを活かしつつ、浮き彫りになった課題解消に向けて見直しをしていく。

82. 低所得世帯給付金事業費/電力・ガス・食料品等の価格高騰に対する低所得世帯への給付金/4,796,297,823円/97.6%

83. 障がい者福祉手当/特別障がい者手当・障がい児福祉手当・経過的福祉手当・障がい者福祉手当/361,976,550円/99.1%

84. 心身障がい者介護手当/心身障がい者介護手当/20,279,000円/100.0%

85. 学園等運営委託費/太陽の家しいの実学園、藤の実学園、体育館の管理運営委託/184,886,000円/100.0%

柳田委員

 太陽の家の老朽化に対して、令和5年度の対応は?⇒太陽の家は、公共施設施設再整備ブランで検討事業となっている。建替え、移転整備の両面で検討している。令和5年度は、フェンスの改修、雨漏りの対応などを行った。

 障がい者と家族にとっては、居住や医療などの課題もある。再整備にあたっては、複合的な施設が必要だが?⇒介護者の高齢化により、親なき後の課題や、障がい者医療と福祉の連携の課題については早急な対応が求められている。ハード、ソフト両面での支援体制を検討していく。

86. 障がい者等医療助成費/障がい者への医療費助成・神奈川県国民健康保険団体連合への審査支払手数料/1,959,521,693円/96.9%

87. 障がい者等歯科診療事業運営費/障がい者の歯科診療を藤沢市歯科医師会に委託して実施/149,803,964円/99.6%

88. 障がい者等福祉タクシー助成事業費/重度障がい者の行動範囲の拡大、社会参加に向けた福祉タクシー券の交付及び時間制タクシー券の交付/115,476,150円/95.7%

89. 障がい者就労支援事業費/湘南地域就労援助センターへの運営費助成・ふじさわ障がい者お仕事フェアの開催/23,064,282円/99.9%

90. 心のバリアフリー推進事業費/藤沢市障がい者差別解消支援地域協議会の開催・心のバリアフリー講習会の実施・心のバリアフリーマップの保守・合理的配慮提供促進啓発資料の作成及び講演会の開催/7,109,830円/90.7%

石井委員

 心のバリアフリー小冊子が作成された。今後の活用方法は?⇒各市民センターへの配架に加えて、講習会、イベントでの配布も考えている。

91. 介護給付費等事業費/居宅介護サービス・ショートステイ・施設等における入通所サービス・障がい者地域生活サーポート事業・システム運用経費・障がい者通所施設等への交通費助成・グループホーム運営費助成・障害福祉サービス事業所への価格高騰への助成/8,480,379,030円/98.4%

柳田委員

 白浜養護学校卒業後の進路について、生活介護事業所の増設、受入増の取組と今後の対応は?⇒令和5年度は国の報酬改定が令和6年度からされるため状況を注視していた。今後は、増設や受入増は困難なので、日中一時支援の報酬を改定して対応していく。

92. 障がい児通所給付費等事業費/障がい児通所支援等・重度障がい児放課後等デイサービス受入施設への助成・児童発達支援センターでの昼食代等の一部助成・児童発達支援、放課後等デイサービスへの公共料金に対する助成/2,399,887,613円/97.3%

93. 地域生活支援事業費/日常生活用具の給付・移動支援事業・日中一時支援事業・訪問入浴事業・障がい児者一時預かり事業・地域活動支援センター運営費助成・障がい福祉サービス事業所への価格高騰に対する助成/467,992,782円/92.8%

94. 障がい者相談支援事業費/相談窓口による総合相談、専門相談の実施/124,910,356円/100.0%

95. 老人措置事業費/養護老人ホームへの入所措置(扶助費)/258,544,893円/98.1%

96. 老人クラブ助成費/老人クラブへの運営費補助・老人クラブ連合会への補助/7,304,155円/87.4%

97. 敬老事業費/14地区の地区社会福祉協議会が実施した敬老会等への補助/14,836,296円/90.4%

98. 湘南すまいるバス運行事業費/老人福祉センター(いきいきシニアセンター)の無料巡回バスの運行委託/41,851,020円/99.8%

99. 高齢者はり・きゅう・マッサージ利用助成事業費/高齢者はり、きゅう、マッサージへの利用助成/112,754,771円/91.3%

今井委員

 令和5年度の利用状況は?⇒12,286人で、3枚利用が7,626人で63%、2枚利用が1,839人で15%、1枚のみ利用が2,591人で21%。

 周知で工夫している点は?⇒利用率の低い地域には、施術所がないことが分かったので、訪問施術の案内もした。

100. 敬老祝金事業費/90歳の方への敬老祝金の贈呈・100歳の方への祝金、祝品の贈呈/11,652,724円/92.2%

101. 老人福祉施設建設助成費/「特別養護老人 睦愛園」の移転改築への助成/180,000,000円/100.0%

102. 地域密着型サービス整備事業費/認知症対応型共同生活介護事業所の整備に係る補助/42,072,000円/100.0%

103. 養護老人ホーム湘風園施設再整備助成費/社会福祉法人湘南広域社会福祉協会へ再整備に係る事業費の助成/8,852,580円/73.8%

104. 地域介護予防活動支援事業費/地域ささえあいセンター運営経費補助・地域介護予防活動支援・いきいきパートナー事業/16,662,079円/89.1%

105. 生活支援体制整備事業費/生活支援コーディネーターの配置/49,044,778円/99.9%

106. 地域包括支援センター運営事業費/地域包括支援センター運営業務委託/483,821,935円/99.7%

107. いきいきシニア外出支援事業費/スマホを活用した外出支援事業業務委託・活動量計の利用、データ分析委託/5,076,496円/99.9%

108. 介護保険サービス事業所物価高騰対応助成費/物価高騰に伴い、介護保険事業所に経費の一部を助成/193,995,115円/100.0%

109. 小児医療助成費/所得制限の撤廃、令和6年4月から助成対象を18歳まで拡大するための準備作業/2,246,479,321円/97.3%

110. 母子家庭等自立支援給付金事業費/高等技能訓練促進給付金の支給・厚労省指定の教育訓練講座への給付金/45,797,007円/85.0%

111. ひとり親家庭等医療助成費/18歳まで(一部20歳未満)の児童がいるひとり親家庭に対し医療費を助成/215,453,110円/99.6%

112. 養育者支援金事業費/公的年金等を含む所得に応じて児童扶養手当相当額を養育者支援金として支給/1,925,590円/59.5%

113. 養育費確保支援事業費/養育費の取り決めに関する公正証書等の債務名義の取得に要する費用、不払い養育費に係る強制執行申立に要する費用の補助/737,290円/18.7%

小池委員

 養育費を立替している自治体もあるが?⇒明石市で試験的に実施していた。自治体で立替て債権回収することは難しい。国の動向を注視していく。

114. 子育て世帯生活支援特別給付金事業費/物価高騰に伴う特別給付金を支給/461,640,391円/95.8%

小池委員

 米などの現物支給の考えは?⇒国が現金支給での実施を決めている。

115. 市立保育所整備費/市立保育所での主食の提供・市立保育所における業務支援システムの導入/14,712,422円/76.8%

小池委員

 主食の提供をなぜ全員にしないのか?⇒米が苦手でパンしか食べられないなど、家庭の事情がある。

石井委員

 善行・善行乳児保育園の再整備について、令和7年度中に供用開始の予定だったが?⇒当初はそうだったが、再整備の敷地内の埋文調査をしていて時間がかかっており平成6年度末までかかる。その後の整備となるので、令和8年度早期の供用開始を目指していく。

 跡地利用の検討状況は?⇒企画政策課で全庁に照会している。その結果を踏まえて公共資産等活用検討委員会で検討することとなる。

 いつ頃、方向性が示されるのか?⇒一般論でいうと、第3次公共施設再整備プランでは計画がないので、第4次プラン策定の中で見えてくると思われる。

116. 法人立保育所運営費等助成事業費/法人立の認可保育所に対する保育所運営委託・保育士確保に向けた各種補助・特別経常費補助金(26園)・保育所建設設置賃借料補助(42園)・土地賃借料/2,698,661,010円/93.8%

柳田委員

 保育士不足により定員まで受入れられなかった状況と改善の見込みは?⇒4月1日時点で、20施設160定員分。保育士試験対策講座により、改善の見込みはある。

 中長期的な取組は?⇒賃金改善は国の責任でやるべきなので、国に処遇改善を要望していく。

117. 法人立保育所等施設整備助成事業費/二葉保育園再整備に対する助成/329,186,000円/100.0%

118. 医療的ケア児保育事業費/訪問看護ステーションとの契約など/3,890,263円/58.8%

119. 児童保育委託費/法人立認可保育所への委託料・市外認可保育所への委託料/9,071,335,417円/95.2%

120. 幼児教育振興助成費/幼児教育・保育の無償化の対象とならない幼児教育施設利用者への保育料補助・幼稚園への事務負担軽減補助・教育環境の充実に係る経費の補助/70,572,522円/92.1%

121. 幼稚園等預かり保育推進事業費/幼稚園における預かり保育に要する経費の助成・一時預かり事業を施設型給付の幼稚園に委託/50,569,510円/95.8%

122. 幼稚園人材確保支援事業費/幼稚園教諭等への就労奨励助成金・幼稚園等設置者への住宅手当補助金・幼稚園教諭への奨学金返済補助金/5,979,500円/96.2%

123. 少年の森整備事業費/ナラ枯れへの対応・再整備基本方針、基本構想策定業務委託/13,278,705円/85.2%

佐野委員

 少年の森の敷地について、公有財産と借地の状況は?⇒全体で95,287㎡で、市所有が54.8%、借地が45.2%。

 地権者の意向や用地取得の考えは?⇒今後も子どもたちの楽しい声が聞こえるような整備にとの声ある。用地取得は、可能な限り借地としていくが、相続発生の場合は丁寧に対応していく。

124. 地域子どもの家等整備事業費/湘南台子どもの家防水等改修工事/30,250,000円/100.0%

125. (公財)藤沢市みらい創造財団青少年事業関係費/青少年会館、少年の森、地域子どもの家、SL広場の管理運営委託・青少年事業の委託/397,672,180円/93.5%

126. 放課後児童健全育成事業費/市内77の児童クラブの運営委託/1,008,771,790円/96.9%

127. 放課後児童クラブ整備事業費/八松子どもクラブ西(八松)、Sky藤沢(藤沢)、Mo-neいしがみ児童クラブ(新林)、旧かめの子児童クラブ(亀井野)に係る経費助成/40,249,663円/98.4%

128. 放課後子ども教室整備事業費/御所見、善行小学校区での放課後子ども教室の試行実施/1,302,522円/30.2%

小池委員

 放課後子ども教室について、鎌倉市では全小学校の敷地内で実施しているが、本市ではできないのか?⇒学校で実施するのが望ましいが、余裕教室の確保は難しい。今後、こども計画策定の中で方針を示していく。

柳田委員

 放課後子ども教室について、鎌倉市のように近隣の公共施設を利用するか、新設すべきだが?⇒新設の場合、近隣住民の理解が難しいケースあるので、余裕教室や体育館を活用している。児童館、地域子どもの家は公共施設再整備基本方針とこども計画との整合を図りながら、用地確保できれば整備していきたい。

129. 児童虐待防止対策事業費/児童虐待の相談機関業務の実施・養育支援訪問事業の実施/1,232,717円/59.2%

130. 子どもの発達相談関係費/障がい児や発達に心配のある子どもの相談支援の実施・発達障がい児等支援者養成事業の実施・子どもサポートファイル及び発達障がい啓発冊子の配布/3,005,661円/87.2%

131. 子どもの生活支援事業費/養育環境に課題のある家庭の子どもに対する居場所の提供、食事の提供/9,058,174円/100.0%

132. 児童相談システム関係事業費/児童相談システムの導入/15,909,432円/97.8%

133. 医療的ケア児等支援事業費/医療的ケア児等相談支援事業の実施/4,714,050円/64.9%

134. 生活保護適用措置関係事務費/嘱託医審査の実施・面接相談の実施・専門職員による健康管理指導・レセプト点検の実施・生活保護システムの改修・預貯金調査オンライン照会サービスの導入/31,709,956円/85.5%

135. 生活保護扶助費/生活保護法に基づく、生活扶助費を支給(4,525世帯、5,727人)/10,171,298,779円/99.8%

小池委員

 本市の外国人市民の生活保護受給世帯の状況は?⇒令和6年4月1日で、149世帯で全体の3.3%。

土屋委員

 扶養照会により援助が得られたケースは?⇒2件。

 扶養照会をやめるべきだが?⇒申請者が扶養照会を理由に生活保護を断念することがないようにしていく。

 エアコンの修理費用も扶助費で出すべきだが?⇒生活費のやりくりで賄うこととなっている。必要に応じて社協の貸付を案内している。別途、支給できるように県を通じて国へ要望している。

136. 災害見舞金関係費/災害弔慰金(0件)、災害見舞金(2件)の支給/130,000円/5.2%

佐野委員

 建物被害があった場合の流れは?⇒災害見舞金の対象となった場合は、必要な情報を伝えることとなる。

【主要な施策の成果に関する説明書に掲載のない事業費】

小池委員

 緊急通報システムについて、固定電話だけでなく携帯電話でも対応できないか?⇒来年度から仕様を拡充していく。

吉松委員

 ふじなみ交流センターの令和5年度の利用状況は?⇒149件。

 今後の展望は?⇒国の補助事業で民間が整備して市に寄付されたもの。多世代交流の場として有効活用していく。

 緊急通報システムの周知について、自治会町内での回覧、ケアマネからの声かけ、病院内でのポスター掲示などの考えは?⇒委員からの提案を踏まえて更なる周知をしていく。

 子どもみらい基金の積み立てについて、どのようなルートが多いか?⇒ふるさと納税。

 食の拠点の現状は?⇒令和6年度に整備し、6月から業務用冷蔵庫を備えた施設が稼働している。

柳田委員

 子ども政策全般について、市が運営していない子どもの居場所の把握状況と問題が起きた場合の対応は?⇒子どもの居場所は様々ある。民間の自主的なものは把握しきれていない。支援者に意識啓発が図られるようにしていく。

【衛生費】

137. 乳幼児健診等事業費/乳児健康診査(4か月、9~10か月)・幼児健康診査(1歳6か月、2歳歯科、3歳6か月)/90,896,010円/89.1%

138. 母子保健事業費/各種教室、相談、訪問指導の実施/7,167,630円/82.1%

139. 妊娠・出産包括支援事業費/産後ケア事業(デイサービス3時間・6時間・ショートステイ・アウトリーチ)・妊産婦健康診査・出産子育て応援事業(経済的支援・伴走型相談支援)/613,754,384円/95.6%

神尾委員

 産後ケアについて、利用回数の頻度状況と、出産後、何か月の利用が多いのか?⇒利用回数は、1番多いのが3回、次に2回、次が7回。初回利用は、出産後2か月が多く、3か月目が次に多い。

 事業者に対する物価高騰などを踏まえた支援の検討状況は?⇒事業者側からも意見を聞いている。近隣自治体の状況を確認し、来年度予算の中で、国の補助も出てきたので、前向きに検討していきたい。

 利用料の自己負担を軽減することについて、検討状況は?⇒国の補助を活用しながら、合わせて検討していく。

140. 健康づくり推進事業費/健康づくりに関する教室、講演会の開催・健康度、体力度チェック、トレーニング・ふじさわ歩くプロジェクトの実施/68,844,382円/91.0%

141. がん検診事業費/胃がん、胃がんリスク、子宮頸がん、乳がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん検診の実施・がん検診デジタル読影の実施/699,023,383円/98.8%

吉松委員

 ボランティアの戸別訪問でがん検診受診を促している自治体ある。チームふじさわ2020を活用していく考えは?⇒ボランティアの活用については、世帯数が多いこと、個人情報の扱いから難しい。女性の健康づくりサポーターに普及啓発をしてもらっている。

土屋委員

 がん検診の自己負担を引き下げるべきだが?⇒70歳以上は無料としている。70歳未満は3割程度の自己負担をいただいている。

142. 歯科健康診査事業費/対象を20歳から70歳までの5歳刻みの年齢を対象に健康診査を実施・口腔がん検診(集団検診)/40,118,828円/99.9%

143. がん療養支援事業費/ウィッグ購入費等への補助・周知啓発、PRのためのチラシ、ポスターの作製/4,267,438円/99.2%

144. 未熟児養育事業費/医療費助成(扶助費)/25,358,925円/88.7%

145. 緊急医療対応病院物価高騰対応助成費/物価高騰の影響を受けている救急医療対応病院へ光熱費上昇分の一部を助成/40,593,000円/100.0%

146. 保健医療センター整備事業費/直流電源装置更新工事/25,509,000/87.0%

147. 保健衛生総務費/墓地、埋葬等に関する法律に基づく火葬措置/9,879,866円/86.3%

148. ふれあい入浴事業費/藤沢浴場組合が実施する交流事業への補助・原油価格等高騰分への一部補助/13,412,110円/72.8%

149. 医師会立看護専門学校運営費補助金/2市1町内の看護師確保対策として、藤沢市医師会が運営する湘南看護専門学校及び湘南ナース総合支援センターへの運営費補助/14,740,000円/72.5%

150. 各種予防接種費/二~四種混合、ポリオ、麻しん風しん、日本脳炎、BCG、ヒブ、小児用肺炎球菌、水痘、B型肝炎、ロタウイルス、HPV、風疹予防接種の実施・予防接種による健康被害に対する障がい年金等を給付/1,101,043,265円/91.1%

151. 新型コロナウイルスワクチン接種費/厚生労働大臣指示に基づく特例臨時接種としてワクチン接種を実施/457,555,538円/39.2%

152. 火葬場管理費/藤沢聖苑の維持管理、運営委託/161,194,682円/89.6%

153. 火葬場整備事業費/火葬炉設備改修工事・中央監視装置等改修工事/13,750,000円/91.4%

154. 保健所整備事業費/劣化度調査・修繕計画の策定・手すり更新工事/41,758,794円/76.5%

155. 感染症対策事業費/結核対策としての健診、医療費助成・新型コロナウイルス感染症対策事業・新型コロナウイルスワクチン接種事業・その他感染症対策/825,768,283円/63.2%

今井委員

 新型コロナワクチンの定期接種の対象者と費用負担は?⇒10月から始まった。65歳以上か60歳から64歳で一定の障がいのある方を対象に、費用負担は2,400円。

 対象外の方でも接種可能か?⇒インフルエンザ予防ワクチンと同様に接種可能。費用はクリニックで設定でき、複数のワクチンがあるが、個人負担は概ね15,000円程度。

土屋委員

 新型コロナについて、令和5年度の感染状況は?⇒4月1日から5月7日までで、778人、10代以下が138人、20代から50代が464人、60代以上が186人で、死亡者は3人。5月8日からは、5類に移行したので、16医療機関による定点把握で、令和6年度末までで、4,982人で、10代以下が1,198人、20代から50代が2,431人、60代以上が1,363人で、死亡は対象外で把握していない。

156. 精神保健対策事業費/精神保健福祉相談・物忘れ相談・自殺対策事業・こころの体温計/5,545,323円/68.3%

【主要な施策の成果に関する説明書に掲載のない事業費】

柳田委員

 休日夜間救急診療所について、今後の考えは?⇒運営面での課題があるので、今後のあり方について、医師会と協議して検討していく。

石井委員

 災害時の医療救護体制の状況は?⇒医師会の会議に参加して意見交換をしている。9月末に国の方で大規模災害時の訓練を参考にしながら、見直しをしていきたい。

 災害時の医薬品や医療用資材について、財政負担も含めて検討していくのか?⇒薬事センターに5,000人✕3日分確保している。関係機関と連携して見直しながら、適切に実施していく。

※以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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