11月7日 10:00より、藤沢市議会議員研修が開催されました。この研修は、藤沢市議会基本条例で位置付けられているものです。概要は次の通りです。
今回は、テーマを「地方議会における多様性と女性参画拡大について」として、駒澤大学名誉教授の「大山礼子」氏から講演をいただきました。大山先生からは、議会不信となり手不足のデフレスパイラルと議会の信頼回復への道筋、データから見る住民の多様性を反映しているとは言い難い地方議会の現状、女性議員の割合と女性議員ゼロの議会の状況、最年少議員の年齢分布、多様な議員の参画で変わること、変わった事例、第33次地方制度調査会における多様な人材の議会参画について、多様性ある地方議会を実現するには、などについて、説明を受けました。
藤沢市議会は、昨年の統一地方選挙結果により、定数36人中、女性議員が10人となり、今回説明を受けたような課題は解消されていると思いますが、投票率が4割にも満たない状況で、どうしたら投票率が上がるかは、常に課題となっていて、今週の日曜(11/10)に開催する「カフェトークふじさわ」でも過去に、投票率アップをテーマに行なったこともあります。投票しても何も変わらないと思っている人が多いからだと思いますが、そう思うのは議員とまったく関りがないからだとも思います。私たち議員が、積極的に情報発信をして、SNSでもつながりができ、困ったことを相談して、それが解決したなどとなれば、関心が高まるのではないかと思います。私も、身近な課題解決の窓口となれるよう、今後も情報発信をしていきたいと思います。