12月5日 9:30より、藤沢市議会建設経済常任委員会が開催され、インターネット中継を傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。
議案第40号 市道の認定について(鵠沼962号線ほか10路線)
鵠沼962号線ほか10路線を認定するものです。
味村委員
善行660号線を認定する必要性は?⇒平成元年に寄付された以降、これまで認定されてこなかった。維持管理の適正化のために認定するもの。
議案第41号 市道の廃止について(川名1818号線ほか3路線)
川名1818号線ほか3路線を廃止するものです。
※上記2議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
議案第55号 藤沢市都市公園条例の一部改正について
公共施設予約システムの更新に伴い、有料公園施設の利用料金の取扱いを変更し、及び有料公園施設の使用のための団体登録に係る業務を指定管理者が行うこととするため、所要の改正をし、並びに高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行令の一部が改正されたことに伴い、規定の整備をするものです。
味村委員
予約システム導入により、利便性の向上になるのか?⇒登録、支払い手続きを窓口でする必要があったが、オンラインで出来るようになるので利便性は向上する。
これまでのように窓口での手続きはできなくなるのか?⇒これまでと同様にできる。
利用料金は値上げになるのか?⇒事務手続きの変更なので値上げするものではない。
西委員
運動公園の利用について、現在登録している者は、改めて登録することとなるのか?⇒その通り。
現在は、存在していない架空の団体でも登録できてしまうが、今後はどう適正化していくのか?⇒スポーツ施設に関しては、今後、ルールを作っていく。
※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
陳情6第24号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の提出を求める陳情
この陳情は、政府に対し、「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める」意見書の提出を求めるものです。
※この陳情は、安田委員、味村委員、有賀委員が趣旨了承としましたが、採決の結果、趣旨不了承となりました。
陳情6第27号 里道払下げは法の比例、平等原則違反。議員関与は明白、百条調査を求める陳情
この陳情は、議員死去後判明の都計法40条2項採納を取消し、課税賦課の平等を図ることを求めるものです。
※この陳情は、全会一致で趣旨不了承となりました。
報告(1)藤沢市都市マスタープランの改定について(中間報告)
「藤沢市都市マスタープラン」は都市計画法に基づき、本市が策定したものであり、概ね20年後の都市の姿を展望して、都市計画の基本的な方針を定めたものです。本計画は、平成23年に改定してから13年が経過しており、本市を取り巻く環境も大きく変化しつつあることから、これからの都市づくりの方針を示すため、令和7年度末の改定に向けて取組みを進めています。今回は、その取組状況について報告がされたものです。内容は割愛します。
今井委員
都市計画審議会での意見は?⇒緑地を単なる数値ではなく、災害など多機能性に着目すべき、指標について時代に合うものにすべきなど。
ブレスト会議とは?⇒市民公募、活動団体、企業が中心となり、改定に関する自由な意見交換とブレインストーミングをする会議。
安田委員
空き家問題について、直近の特定空き家と管理不全空き家の状況と活用は?⇒特定空き家は5件、管理不全空き家は0件。今後、空き家の利活用については、課題があるが、戸建てから店舗へのアプローチなどを検討していきたい。
西川委員
策定協議会メンバーにおける市民の割合と募集の方法は?⇒15人中、4人を市民公募と予定、11/1~11/22に公募し15人応募の中から4人を選定した。
有賀委員
分野別計画である都市交通計画と都市マスタープランとの関係は?⇒マスタープランは都市の全体を総括して方向性を示すもので、それを踏まえて分野別計画を作っているので、整合は図られている。
交通不便地域解消の方向性はマスタープランの中でも議論されるのか?⇒具体的な対応はしないが、交通分野で公共交通のあり方を検討していくこととなる。
※以上、報告とします。