今日は14年目の3.11。14年前の3.11、私は初めて市議会議員選挙にでるための準備をしていました。事務所で作業をしていたところ大きな揺れが。。私はすぐに、これが遠くで起きていたとしたら大変な地震だと思いました。すぐにネットで情報を得たところ大変なことになっていました。その後の津波、帰宅困難の発生、計画停電、電池不足など、初めての経験で、今でも鮮明に覚えています。おそらく、多くの国民も同じではないでしょうか。
個人的に思うのですが、現在、防災訓練は9月1日の「防災の日」を中心に行われています。これは1923年9月1日に「関東大震災」が起きたからです。「防災の日」はもちろん定着していますが、関東大震災は102年前の出来事で、その様子を知っている人は極めて少ないです。災害を風化させないという考えと定着しているという考えは理解できます。
ただ、私も含めて、いま生きている人にとって、目の当たりにした大震災といえば、3.11だと思います。当時の映像も鮮明に残っています。被災の規模は違うかもしれませんが、私は、3.11を「防災の日」にした方が、今生きている人にとってはリアルな感じがするのではと思います。個人的な考えですので、提案しても実現はしませんが、戦争の風化と震災の風化は違うと思います。戦争は日本では起きていませんが、震災は起きています。打って響く3.11に見直してもいいと思うのですが、と思う今日この頃です。