2月18日 9:30より、藤沢市議会建設経済常任委員会が開催され、自宅でインターネット傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。
議案第69号 市道の認定について(鵠沼964号線ほか11路線)
鵠沼964号線ほか11路線を認定するものです。
議案第70号 市道の廃止について(鵠沼884号線ほか6路線)
鵠沼884号線ほか6路線を廃止するものです。
※上記2議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
議案第77号 藤沢市屋外広告物条例の一部改正について
屋外広告物の点検を義務化し、及び屋外広告物を取り巻く状況の変化に対応するものです。
※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
議案第78号 藤沢市土地の埋立て等の規制に関する条例の廃止について
法律改正に伴い、条例により規制してきた土地の埋立等について、法律により規制されることになったため、条例を廃止するものです。
佐野委員
今後、埋立工事などの周辺住民からの問合せは、市は受けなくなるのか?⇒問合せがあれば、現地確認をして、県に引継ぎをしていきたい。
※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
議案第79号 藤沢市特定開発事業等に係る手続及び基準に関する条例の一部改正について
法律の一部改正に伴い、宅地造成工事の許可申請の前に周辺の地域住民に工事内容を周知することが新たに義務付けされたこと、および刑法の一部改正により懲役及び禁錮が廃止され、拘禁刑が創設されることに伴い、規定の整備をするものです。
※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
議案第80号 藤沢市都市公園条例の一部改正について
八部公園の水泳プール、トレーニングルーム及びサウナ浴室、秋葉台公園の水泳プール、秋葉台体育館のトレーニングルーム及びサウナ浴室の利用料金について、定額利用の料金を導入するものです。
西委員
定期券を買った方に対して、利用データなどを収集する予定はあるか?⇒今後、指定管理者と調整していく。
味村委員
定期利用を導入する理由は?⇒指定管理者から利用者増加に向けて提案があったもの。
どの程度の増を見込んでいるのか?⇒やってみないと分からない。他市の事例も参考に実施していく。
定期券の販売数の上限や割引は?⇒販売数の上限はない。割引はないが、1回の料金の10倍なので、10回以上利用すればお得になる。
有賀委員
定期券の使いまわしへの対策は?⇒今後検討するが、他市の状況を確認して対応していきたい。
※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
議案第81号 藤沢市建築基準等に関する条例の一部改正について
建築基準法及び建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律の一部が改正されたことに伴い、所要の改正をするものです。
味村委員
耐火構造の合理化により、安全性の確保はできるのか?⇒2050年カーボンニュートラルに向けて、建築分野での省エネ対策をすること、更なる木材利用の促進により規制緩和されるが、安全性は延焼防止措置をするので確保されている。
※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
報告(1)藤沢市建築物再生可能エネルギー利用促進計画の策定について(最終報告)
藤沢市建築物再生可能エネルギー利用促進計画の策定については、令和6年9月議会において、素案の報告があり、その後のパブリックコメントや説明会での意見を踏まえて、最終案として報告がされたものです。内容は割愛します。
西川委員
建築士の中には太陽光発電の懐疑的な方もいる。最新情報を入手と建築士への説明が必要だが?⇒パネルリサイクルについて義務化の動きがある。3月の建築士への説明会には、リサイクルの専門家の協力を得て説明していく。
議案第85号 藤沢市自転車等駐車場条例の一部改正について
鵠沼海岸駅第2自転車駐車場を廃止するものです。
味村委員
廃止する理由は?⇒賃貸借契約で運営しているが、地権者の意向で廃止するもの。
現在の利用状況は?⇒定期利用のみで、203台分がほぼ利用されている。実態調査をしたときは、約6割が利用されていた。
今後の対応は?⇒鵠沼市民センター横の、鵠沼海岸駅駐輪場を利用できるようにしていきたい。
有賀委員
鵠沼海岸駅駐輪場で受け入れられるのか?⇒定期利用に空きがあること、一時利用も常に満車でないため、その分を定期利用にすれば、受入れられる。
西委員
廃止した後の土地利用は?⇒地権者からは自身で一時利用の駐車場の運営をしたいとの意向を聞いている。
今の駐輪施設は撤去するのか?⇒管理小屋や屋根は撤去してほしいと言われている。
※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
陳情6第31号 後期高齢者に対する公共交通費補助についての陳情
この陳情は、後期高齢者が市内において、JR、小田急線、江ノ電及びバスなどの公共交通を利用する際の交通費に対して、市からの補助制度を求めるものです。
※この陳情は、味村委員のみ趣旨了承としましたが、採決の結果、趣旨不了承となりました。
報告(2)旧桔梗屋における保全活用に係る事業進捗について
旧桔梗屋の長期的な保全について、これまでの取組と公民連携にによる事業手法の報告がされたものです。内容の抜粋は次の通りです。
1. 事業手法について
整備手法については、【(D)(B)(O)】一括方式。管理運営方式は賃貸借契約としました。
【(D)(B)(O)】一括方式とは、設計(D)、施工(B)、運営(O)を一括したチームと市が契約するモデルです。
2. 市の費用負担
耐震改修及び歴史的価値を有していない建築物の解体等に係る費用は、市が定める上限に市が負担します。
3. 今後のスケジュール
(1)令和7年7月 事業者募集開始
(2)令和8年2月 優先交渉権者決定
(3)令和8年6月 建設経済常任委員会に報告
(4)令和8年10月 契約
(5)令和13年1月 供用開始予定
西川委員
歴史的建造物への保全費用の一部を助成しているが、何件助成しているのか?⇒16棟。
民間に貸してエリアリノベーションしてもらう考えは?⇒貸出へのアプローチは、今回の旧桔梗屋て取組んでいくので、今後の参考になるようにしていきたい。
有賀委員
スケジュールについて、令和8年6月以降、供用開始が令和13年1月となっている。なぜこんなに期間がかかるのか?⇒令和7年度一杯を選定期間とし、令和8年度に事業者との協定を結び、その後、設計に2年、施工に2年かかる想定で、令和13年1月となるもの。
設計2年、施工2年は妥当なのか?⇒各種法令上の手続きに1年かかる。施工も古い建物なので、丁寧な対応が求められるため2年程度かかるので、妥当と考える。
報告(3)村岡地区のまちづくりの取組について
今回は令和5年12月の当委員会に報告した以降の取組について報告がされました。内容の抜粋は次の通りです。
1. 新駅設置について
令和6年5月に3県市及びJR東日本で「新駅設置等に関する施行協定」を締結しました。
【施行協定の概要】
(1)新駅設置の協定額は、155億円で、本市負担は42億6,250万円(27.5%)。
(2)自由通路整備額は、18億7,110万円で、本市負担は18億7,110万円(100%)。
2. 新駅及び自由通路のイメージ】
3. 新駅及び自由通路の整備概要
4. 事業スケジュール
※以上、報告とします。