2月20日 9:30より、藤沢市議会子ども文教常任委員会が開催され、自宅にてインターネット傍聴をしました。内容の抜粋は次の通りです。
議案第82号 藤沢市子ども・子育て会議条例の一部改正について
藤沢市子ども・若者共育計画の運用を開始することに伴い、所要の改正をするものです。
加藤委員
子ども子育て会議の構成について、大人の会議で発言しにくいと思うが、どういう年代の子ども若者が入り、意見をしているのか?⇒2人で、大学生と28-29歳の人。大学生は出席しているが、他のメンバーが専門性をもった方々なので、発言するのが難しかったと思う。ワークショップでの意見の発表に協力いただいている。
※この議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
報告(1)藤沢市子ども・若者共育計画の策定について(最終報告)
令和6年12月議会の当委員会に素案が報告されましたが、今回、最終案の報告がされたものです。内容は割愛します。
町田委員
ライフデザインを考えることについて、次年度以降の取組は?⇒来年度は予算を取っていない。高校生、大学生も含めて、庁内で委員会のようなものを設置して、意見を聞いていく。
意見では静かに勉強できる場所が欲しいとのことだが、取組は?⇒来年度、子ども若者の居場所づくりについて、公共施設を活用しながら進めていく。
子ども若者の居場所づくりについて、具体的な方向性は?⇒公民館の開放などで取組んでいく。
子ども若者の居場所数について、目標は?⇒居場所については、つながりを重視していくので、数値目標は設けていない。
加藤委員
小中学生の食に関する指導について、給食を通した食育推進の取組が必要だが?⇒直接の文言はないが、学校の取組の中に入れている。
予期せぬ妊娠への相談支援について、個別支援の想定は?⇒相談先は県の妊娠SOSで電話やラインで相談できる。関係機関と連携して取組んでいく。
不登校児童生徒への具体的支援の現状は?⇒まずは相談支援教室、学校内での別室による学習支援、フリースクール、スクールカウンセラーなど、必要な支援をしている。
フリースクールに通う家庭への直接的支援の考えは?⇒具体的な検討はしていない。
原田委員
PTA活動への支援について、現状に合った形に変えていくことを考えているのか?⇒子どもたちとつながる会の中で、課題を共有しながら、先進的な取組を持ち帰っていただき、参考にしていただきたい。
医療的ケア児等コーディネーターの質的、量的拡大が必要と思うが?⇒現在、コーディネーターは9人で、他地区に比べて多い。湘南東部圏域でバランスをとっていく。
平川委員
子育てしやすい生活環境支援について、今後、どのようなDX化がされるのか?⇒電子申請を市民活動のポータルサイトにまとめていく方向で検討をしている一方、国でも子育てDXを進めているので、様々な手続きのDX化を見ながら、より使いやすい方法にしていきたい。
議案第86号 藤沢市秩父宮記念体育館条例の一部改正について
秩父宮記念体育館のトレーニング室の利用料金について、定額利用の料金を導入するものです。
議案第87号 藤沢市石名坂温水プール条例の一部改正について
石名坂温水プールの利用料金について、定額利用の料金を導入するものです。
原田委員
民間の類似施設とのメリットとデメリットは?⇒1回利用ができることがメリットで、デメリットは、施設の老朽化。適切な管理運営を指定管理者と共に努めていく。
※上記2議案は、全会一致で可決すべきものと決定しました。
報告(2)藤沢市少年の森再整備基本構想の策定について(最終報告)
令和6年12月議会の当委員会に中間報告が報告されましたが、今回、最終案の報告がされたものです。内容は割愛します。
町田委員
みどりの泉の保全について、今後決定される運営事業者が管理していくのか?⇒その通り。
施設内のキャンプなどの排水は?⇒みどりの泉を調査したうえで、水質の保全を検討していく。
少年の森の名称変更の考えは?⇒検討している。再整備の中で決めていきたい。
加藤委員
一般利用について、飲酒や喫煙は可能となるのか?⇒喫煙はできないが、飲酒は意見を踏まえて慎重に検討していく。
現在のみらい創造財団への委託料は?⇒令和5年度決算で、約5,400万円。
今後は、みらい創造財団以外の運営になるのか?⇒公募型プロポーザルを予定している。
原田委員
整備事業費の想定は?⇒基本計画策定時に示していく。
今後、リリースしていく場において、エウレカの森を使っていくのか?⇒好評なので、名称を検討する中で、候補の一つとなると考えている。
報告(3)第4期藤沢市教育振興基本計画の策定について(最終報告)
令和6年9月議会の当委員会に中間報告が報告されましたが、今回、最終案の報告がされたものです。内容は割愛します。
町田委員
学習指導員が別室で指導してしまうと、クラスでの指導ができなくなるのでは?⇒不登校児童性手と向けと、日常の中での不登校の未然防止があり、別室での指導や中学校では放課後を活用して指導している。教室に入っての学習指導は、基本的に別室で対応している。
学習指導員の拡充の方向性は?⇒特に不登校の未然防止について、宿泊行事でも対応できるように考えている。
柳田委員
社会教育士にどんなことを期待し、今後、どう配置していくのか?⇒ファシリテーター、コーディネート能力を活かして、地域づくりのビジョンをもって、地域活動が展開できるようにするもの。今後、全市民センターへの早期配置を目指していく。
原田委員
2025年度から全て35人学級にするとのことだが、できるのか?⇒令和7年度で、小学校は35人学級にんる見込みで推移している。
医療的ケアが必要な児童生徒数は?⇒白浜で4人、小学校6人、中学校3人。
学校看護師の派遣状況は?⇒常勤2人、非常勤13人で、対応している。
学校看護師の保育園への対応はあるのか?⇒今後の連携について考えていきたい。
学校図書館専門員は各学校に何日配置され、図書館が開設されているのか?⇒週2日だが、子どもたち、教員により休み時間に開館していることを確認している。
竹村委員
いじめについて、何をもって解決としているのか?⇒加害者の謝罪で解決となるとは思っていない。いじめを受けた児童生徒に寄り添い、加害側の児童生徒へのサポートも大切。加害者の保護者の協力を得て、いじめをしてしまったことを認めて成長につながることが大切と考えている。
子どもたちに求める学力とは?⇒知識に加え、継続した意欲、判断して行動し、問題を解決する力が学力だと考える。
※以上、報告とします。