11月29日 19:00より、鵠沼市民センターにおいて、『緑と海と人が輝くまち「湘南ふじさわ鵠沼」』をテーマに、地域経営会議 地区全体集会が開催されました。私は、鵠沼地区の議員として参加しました。
集会は地域経営会議の長瀬議長の挨拶で始まり、新総合計画の「鵠沼地区まちづくり計画」29事業の進捗状況をそれぞれの部会責任者から報告がされました。
①地域活動支援部会の田口部会長から、「シニア支援事業」他1事業
②ふれあい・教育部会の野村部会長から、「保育園待機児対策事業」他7事業
③まちづくり部会の山田部会長から、「交通危険個所マップ事業」他7事業
④まちおこし部会の正親部会長から、「観光拠点(海の駅)開発研究事業」他3事業
⑤要援護者対策部会の石井部会長から、「災害時要援護者対策事業」
⑥北部分館プロジェクトの森井リーダーから、「市民センター・公民館分館研究事業」
⑦緊急津波対策プロジェクトの長瀬リーダーから、「市民センター・公民館建て替え事業」
⑧広報部会の大田部会長から、「広報誌「緑と海と人」の発行事業」他3事業
各部会長から、進捗状況について説明がされた後、質疑に入り、次のような(抜粋)質疑がされました。
・シニア事業で、地域団体活動に側面支援とあるが?→当初23名の参加で半年やってきた。講座終了後、どのように活躍してもらえるか。現行の団体の中で、受講者の意向も踏まえてあっせんしていくこと考えているが、まだ、半年しかたっていないので、これから整理していく。
・特別養護老人ホームは、何時ごろ、何か所できるのか?→平成23年4月現在で市内11か所810名が入所しており、待機者は1,465名いる。鵠沼には、現在一定規模の施設はない。市に申請をしている状況であり、出来るとしたら1か所。時期は未定。
・エコチャリタウン協力事業とあるが、商店街で自転車を置ける場所あるか?自転車安全運転の教育取り入れては?→国の補助事業だったが、事業仕分けで廃止になった。今後は、受け皿も含めて検討していく。
・新地産品の開発拡販事業で、片瀬で獲れるカタクチイワシを利用した魚醤について、美味しいというが、どのような料理に使えばよいか分からないが?→醤油のうま味は10倍あると言われる一方で、塩分が高い。調味料として使うことが一般的。今は、量産に向けての準備段階。販売時までには、レシピなどを用意したい。
・津波対策としてのセンターの建替えについて、センターの場所は低いところにある。高い建物を建てるとなると規制や住民理解大丈夫か?→現センターの海抜は約4m。高さ規制は10mなので、足して14mの高さになる。現行の規制でも県が想定した10.5mはなんとかクリアできる。
・どこに避難したらよいのか、住民がはっきり分かることが1番だと思うが?→3階建て以上の津波避難ビルの協力を今後も増やしていく。また、津波避難情報マップを配布したので、どこに避難したらよいかそれぞれが確認しておくことが大事。カーブミラーや東電の電柱にも海抜が表示される。
・あまり具体性のないと感じた。(意見)
・鵠沼海岸4丁目在住。鵠南小学校など夜間、カギがかかっているのか?→カギはかかっている。緊急の場合にはガラスを割るなどして、中に入ってほしい。★この件については、質問者が納得せず、公立学校なら、もっと対応するべきと強く意見がされました。
★私は、津波が来るまで5-7分と言われている中で、仮に、市の職員や近隣の住民がカギをあける役目にしたとしても、時間的に不可能であると同時に、その役割の人が、地方に旅行や出張に出かけていたら、あてに出来ないわけであります。3/11のような場合、とにかく自分の命を守ることが第一であります。日ごろから、学校であれば、ここのガラスを割ろうというように、シュミレーションをしておく必要があると思います。
・部会長が次から次へと発表をした。しかも総花的。そのような話を私たちは聞きに来たのではない。また、パワーポイントと資料があってないので不親切。何か、重要なテーマを決めてやってほしい。→指摘の通り。テーマを絞ってやっていきたい。資料も改善していく。
・参加者のほとんどが高齢者。保守的になっている。若者を入れて、未来のある話をしてほしい。→耳の痛いところ。今日も会社が終わっての19:00からの開催にしたが、都内から帰ってくる時間ではないかも。日時、土日など見直しをしたいが、どうやったら参加してくれるのか、課題と認識する。
・要援護者に精神障がい者が入ってないのは?→12/17に市の保健福祉部長との意見交換の際、聞いてみるつもり。しかし、どうやって扱えばよいのかということもある。
以上、報告とします。