7月1日 19:30より、鵠沼海岸にある伏見稲荷の参集所で、町内会の役員に対して、慶応大学の実証実験研究の説明会がありましたので、私も聞かせてもらいました。この研究は、文科省の補助採択を受けた実証実験で、ビッグデータを市民生活(サービス)にどのように活用できるかを研究するものです。
研究チームからは、利用者が楽しく使える見守りシステムとして、「鵠沼ハッピーボード」というテーマで概要の説明がされました。私がきいたことをまとめると、ポイントは次の3点で、いずれもスマートホンやタブレット端末を使用して行う。
①笑顔 街中の人を笑顔にしよう!
自分で笑顔の写真を撮って投稿して、笑顔には笑顔で返して、みんなが幸せな気持ちになることをめざします。笑顔の写真を撮ると、例えば70%というように、どのくらいの「笑顔度」か表示されます。
②運動 みんなで歩いて健康に!
歩数計アプリにより、地域の人と歩く歩数を競うことかできるので、毎日歩くことによる健康意識の向上などか期待できます。また、地域ごとのグループによる運動会として、競うこともでき、地域の一体感にもつながる可能性があります。
③ミッションを達成して健康になろう!
体重を測定する/血圧を測定する/公園の桜を撮影する/道路の白線が消えかかっているところを撮影するなどのミッションに対して行動することで、独居の高齢者が外出する動議付けにもつながる可能性がある。また、毎日行う行動をデータ化、共有化することにより、ネットワークのメンバーによる見守りが期待できる。
この研究に使用する機器、スマホ・タブレット端末/スマートウォッチ/感知センサー(ドアの開閉・ポットの操作・寝起きなどを検知)/体組成計/血圧計などは、実証実験として貸し出されるとのことでした。
今日の説明会は、この実証実験に参加(協力)してくれる団体(町内会等)を模索している状況で、初めて概要が説明された段階であり、今後、町内会の集まりの中で、参画するか決めていくこととなります。私も今回の説明を聞きましたので、今後の集まりにも、なるべく出席させていただき、その進み方を見ていきたいと思います。
写真は、町内会役員に説明する、慶応大学の研究チームの様子。