大地震から2週間。49人の死者、熊本県を中心に約37,000人が避難所生活をしている熊本地震に対する、藤沢市の対応について、防災危機管理室から情報提供がありましたので、お知らせします。
※4月27日までの状況
1. 義援金の受付(実施中)
4月19日~6月30日まで、本庁/市民センター・公民館/市民図書館/市民病院/保健所/いきいきシニアセンターの他、市民会館、すほーつ施設で募金箱を設置し、義援金の受付をしています。
2. 職員の募金(実施中)
職員組合及び、緑陽会(管理職の会)にて、各職場での募金を行います。
3. 街頭募金(活動終了)
4月19日~25日の各日1時間、藤沢駅北口サンパール広場において、市職員及び藤沢市社会福祉協議会による街頭募金を行いました。
4. DMAT(災害派遣医療チーム)の派遣(活動終了)
4月18日~21日まで、藤沢市民病院から1チーム(医師1名、看護師2名、薬剤師1名)を派遣し、南阿蘇地域において医療救護活動を実施しました。
5. 応急危険度判定士の派遣(活動中)
神奈川県からの派遣要請により、資格を持つ職員4名(建築指導課3名、公共建築課1名)を4月25日~28日まで派遣し、熊本市内において判定活動をしています。
6. 保健師の派遣
厚生労働省より派遣が可能かどうかの照会があり、派遣可能と回答しており、現在待機をしている状況です。
7. 緊急支援物資
神奈川県より緊急輸送が可能な支援物資について照会があり、提供可能な支援物資のリストを回答しています。
8. 広域避難者の受入れについて(対応中)
熊本市より藤沢市内に住む親族を頼りに、藤沢市に来た被災者2名について、4月22日から、市営住宅を一時使用として供用開始するとともに、日用品等の支援物資を入居者に提供済。
9. 市民からの物資搬送依頼
被災地ニーズとのマッチングなど課題があるため、市民からの搬送依頼については、お断りをしています。
10. 市職員による被災地視察(実施予定)
5月11日~13日まで、将来への備えのため、防災関係職員6名(総務部4名、消防局2名)による、被災地の被害状況や避難所運営状況などの視察を予定しています。
11. 応援職員の派遣
今後、国、県、全国市長会等から派遣要請があった場合は、随時、対応を検討します。
12. 緊急消防援助隊
現時点で、消防庁長官から神奈川県知事に対して派遣要請はありません。
13. ボランティアの派遣
現時点では、本市独自のボランティア派遣は考えていません。今後、全国社会福祉協議会や神奈川県社会福祉協議会から派遣要請があった場合については、藤沢市社会福祉協議会で随時対応を検討していきます。
14. 管理栄養士の派遣
厚生労働省から、管理栄養士を派遣できるかどうかの照会があり、派遣可能として回答しており、現在待機をしている状況です。
15. 災害派遣等従事車両証明書の発行(対応中)
被災地救援等のため、藤沢市内のボランティア等が使用する車両を対象として、有料道路の料金無料措置に係る証明書の発行事務について、防災危機管理室で対応しています。
16. 被災地域の児童生徒等の就学機会の確保等(対応中)
文部科学省より、被災した児童生徒等の公立学校への受け入れについて、希望があった場合は、速やかな受け入れ、また、被災による就学援助など、弾力的な対応について通知があり、随時対応を予定しています。なお、体験入学として、熊本市の学校が再開される5月9日までの間、一時的に小学生1名を受け入れています。
17. 被災納税者に対する市税の支援措置(実施予定)
4月14日以降に到来する市税の申告、納税等の期限の延長を行う予定です。
以上、お知らせします。