6月16日 広報広聴委員会終了後に、藤沢市議会改革検討会が開催され、委員として出席しました。内容の抜粋は次の通りです。
1. 座長の互選について
検討会の座長は、互選により、前年度に引き続き、塚本議員になりました。
2. 今後の進め方について
前期からの課題について、新たな委員で確認をしました。
(1) 前期の検討会における検討結果について
① 議員による政策立案及び政策提言について
新たな組織づくりや、るーるづくりなど、具体的な手法については、今後も引き続き協議をすることとした。
② 決算審査における事務事業評価の実施について(分科会方式の導入についてを含む)
事務事業評価については、今後、必要が生じた場合に改めて検討することとした。なお、今後は事業に対する経営的な分析の必要性について、議会としても認識を持つべきことを確認した。
③ 予算審査における事業別審査について
決算審査の検証を踏まえることとした。
④ 議会におけるグループウエアの導入について(ICTを活用した議会運営について)
2月25日の検討会において、ICT検討部会の報告書及び、ペーパーレス議会を踏まえたタブレット端末の導入について全委員一致で確認した。また、調査報告書にある課題については、今後、さらに検討が必要であることを確認した。
⑤ オリンピック・パラリンピックに関する特別委員会の設置について
特別委員会の設置については、継続課題とすることとした。
(2) ICTを活用した議会運営について(検討事項)
① 議場等の設備について
Wi-Fi環境設備工事、電源供給工事について
※Wi-Fi環境整備については、タブレット端末がセルラー通信ができるため不要とした。また、電源については、充電が可能となる対応は必要としました。
② 行政との調整について
導入に向けたスケジュール調整について
③ 文書共有システムについて
システムの仕様について
④ システムの運用について
運用基準の策定について/関係規則等の見直しについて(傍聴規則等)せ
⑤ 端末の選定について
OS、ディスプレイのサイズ、ハードディスクの容量等/通信について(セルラー・Wi-Fi、通信速度、データ通信量等)
⑥ 財源について
※予算については、7月に予算の概算要求があるため、調査報告書の中の複数案から、一番額が大きい数字で要求し、10月の本要求までに整理することとしました。
3. その他
その他において、宮戸委員から、有事の際の議員の位置づけが、現在ないため、行動等を位置付けるべきと意見があり、今後の検討課題としました。また、政策立案、議員による条例提案を見据えて、議会事務局の体制強化をすべきとの意見もありました。その意見に対しては、私は、当面議員による条例提案の仕組みづくりについては、引き続き協議することとなっているので、協議の結果として、実施していくとなった場合には、条文づくりや他の条例規則等との整合性を図るためには、体制強化は必要となるが、今すぐ必要というわけではないと意見を言わせていただきました。
私の方から、予算・決算審査における、通告性と聞き取り(委員会で原稿を読みあうことについて)について見直しが必要と意見させていただきました。各会派で議論し、今定例会中に協議することとなりました。
また、市側と議員の聞き取りや調整について、昼休みに入っても延々と続けている議員が見受けられる。職員にも昼休みがあるわけで、市側の事情なら仕方ないが、議員側が配慮すべきで、昼休みと17:15以降を意識する必要があると意見をさせていただきました。
以上、報告とします。