11月23日 10:00より、鵠沼市民センターにおいて、地区全体集会が開催され出席しました。内容の抜粋は次の通りです。
1. (仮称)市政運営の総合指針2020の策定について
(1)総合指針の策定
総合指針2020の策定状況と概要について、企画政策課職員より説明がありました。今の段階では、重要事業など具体的になっていませんので、5つのまちづくりテーマの説明をしましたが、聞いていた方々もイメージがわかなかったのではと想像します。
(2)鵠沼地区のまちづくり事業
鵠沼地区のまちづくり事業の見直しについて、鵠沼市民センター職員より説明がされました。これまでの取組は次の通り。
① 鵠沼元気塾・鵠沼元気ひろば事業
② 鵠(くぐい)まつり事業
③ 鵠沼魚醤拡販事業
④ 子育て支援事業
⑤ 公園見直し事業(バリアフリー化等)
⑥ 道路見直し事業
※ 平成29年度、新たに取り組む予定の事業として【認知症対策事業】を行うとの説明がありました。
2. 鵠沼地区郷土づくり推進会議の事業内容について
次に、郷土づくり推進会議より、推進会議としての事業内容の報告がされました。
(1)認知症サポートおせっかいネットワーク委員会
【気づき】のこれまでの活動は次の通り。
① 認知症サポーター養成講座の開催・開催支援
② 自治会町内会役員向け認知症サポーター体験講座の開催
③ 若年性認知症家族の交流会(2か月に1回)・脳活倶楽部(毎月1回)の開催
④ 認知対策講演会の開催
これからの活動予定として、次の取り組みの説明がありました。
① 認知症徘徊模擬訓練の実施
地域において、認知症徘徊者に正しく対応するための訓練を実施する予定。
② 学校等での認知症サポーター養成講座の開催
小学生・中学生向けに、認知症への理解を深めるための講座を開催する予定。
(2)こども110番見守りネットワーク委員会
【見守り】のこれまでの活動は次の通り。
① こども110番看板の設置状況調査
② 劣化看板の貼り替え
③ 鵠沼地区のこども110番看板分布図の作成
④ 制度の問題点・課題の把握
これからの活動予定として、次の取り組みの説明がありました。
① こどもの安心安全にかかわるネットワークづくり
鵠沼地区内の地域団体や学校、PTA、警察等が協力し、こどもたちを見守るネットワークづくりを進めます。
② 見守り安全マップの作成検討
これまでの調査や検討を基に、分かりやすいマップ作りを検討します。
(3)地域の交流ステーション委員会
【つながり】のこれまでの活動は次の通り。
① 「鵠沼元気塾」を鵠沼市民センターで実施
② 「鵠沼元気ひろば」を仲東町内会館で、平成28年4月からスタート
③ 「鵠沼元気塾」と地域の高齢者との世代間交流イベントの実施
④ ボランティアの発掘
これからの活動予定として、次の取り組みの説明がありました。
① 小学生の居場所事業のマニュアル化
② 他団体や他地域での居場所事業立ち上げの支援
3. 意見交換
意見交換では、認知症の家族が何に困っているのか知りたい、多世代交流ができる場所が必要などの意見が出されました。認知症の家族から意見を聞き、何らかの形でお知らせしていきたい。また、多世代交流については、市が支援している「地域の縁側」の現状、空き家を活用した事例などを説明しました。
※空き家の活用について、もっと進めるべきとの意見もありました。藤沢市としても、空き家対策について、新たな担当を位置づけ、これまでの防犯・防災の視点に加えて、活用のためのマッチングなどの取り組みも始めています。私は、個人の財産であり、個人の意向が尊重されなければならないため、簡単に活用と言いますが、そんなに上手く活用できるとは考えにくいと思います。ただし、地域資源として情報を把握し、可能な限り活用を考える必要はあると考えます。
以上、報告とします。 写真は、主催者あいさつをする、鵠沼地区郷土づくり推進会議の長瀬議長。