6月15日 9:30より、藤沢市議会議会運営委員会が開催され、傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。
1. 議長及び副議長選挙における投票方法について
(1)記載台の取り扱いについて
この件については、今回の議長・副議長選挙では、記載台を設置し、そこで記載して投票という流れで実施しましたが、今まで通り、自席で記載すべきとの意見が出され、協議されました。あるべき、なくても良い、どちらでもよいなど、意見の一致を見ませんでした。
★私は、どちらでも良いと思います。(市民生活には関係ないので。)
(2)立候補者以外の議員への投票について
この件については、現行法の下では、議長・副議長に立候補していない議員の氏名を書いて投票した票は、有効票となります。立候補していない人に投票しても無効にならないの?と疑問に思いますが、地方自治法上、有効となるとの事です。実際にはあり得ないと思うでしょうが、藤沢市議会で立候補制となってから、1度だけ、立候補以外の議員に投票した議員がいます。この件についても、意見の一致は見られず、改めて、法の解釈等を確認し、今後議論することとなりました。
★この件についても、私はどちらでも良いと思いますが、投票する側の権利のみの議論になっていたと感じます。投票された側(立候補していないのに投票された議員)からすれば、議事録や議会報にその結果だけが掲載されることになります。すなわち、開票結果だけ見れば、立候補していたけれど、1票しか入らなかったということになります。これは、投票された側からすれば、不名誉だと感じると思いますし、1票しか入らない議員なのだ。。。と誤解も生じると思います。なので、何らかの形で、立候補以外の議員には投票しないようにする、投票があった場合、無効票にするといった措置が必要だと、私は思います。
2. 議員定数について
4年間の任期の2中間年に、議員定数を議会運営委員会で協議することが慣例となっていることから、その取り扱いを協議しました。委員からは、単に定数だけでなく、議員報酬や政務活動費も含めて議論すべなどの意見が出されました。継続協議となりました。
★私は、議員定数の議論になると、いつも思うのですが、なぜ人数を増やすか、減らすか、現状維持かという議論になるのか? 私は、議員定数の基準を議論すべきだと思います。人口、予算、財政状況、事務事業数、各常任委員会。特別委員会の設置数や開催状況 など、一体、藤沢市の議員は何人が適当なのか判断する基準作りがまず必要だと思います。そして、つくった基準にてらして議論すべきだと考えます。議員報酬、政務活動費も同様です。高い、安いでいえば、安いにこしたことはありません。しかし、それは単なるイメージです。私は、級の位置づけは別として、職員給与と連動させることが、物価や景気に左右されるもので、その状況に応じたものになると考えます。その上で、政務活動費については、実態を検証し、議員報酬の何%という基準をつくっていくべきだと考えます。
ただ、本会議、各委員会での質疑を聞いていると、重複した質問も多く、委員会を傍聴していれば、いらない質問と思うことも多々あります。そういう意味では、議員を減らして、委員会等の役割を増やすことで、重複した(無駄な)質疑が減るとも思います。
3. 追加議案の上程について
6月23日の議会最終日に、議案第20号 平成29年度藤沢市一般会計予算(第2号)として、防災ラジオの有償頒布の不足分を補正する予算案の上程を確認しました。
4. その他
柳沢委員より、先日開催された、総務常任委員会における、陳情の意見陳述者に対する質問のあり方について、節度を求める意見が出されました。
委員からは、「個人の捉え方の問題で委員長の議事整理権の範ちゅう」「今まで通りでよい」「時間制限をすべき」などの意見が出されました。
以上、報告とします。
2. 議長