1月21日 10:00~と14:00~の2回に分けて、「第3回 議員と話そう カフェトークふじさわ」が、藤沢市役所本庁舎9階(議会フロアー)で開催され、私は、午後の部に参加しました。カフェトークは、関東学院大学法学部地域創生学科「牧瀬 稔」准教授を講師として、関東学院大学の生徒にも協力いただき、ワールド・カフェ方式で行われました。
【基調講演】 「シティプロモーションとは何か?」
まず、講師の牧瀬准教授より、「シティプロモーションとは何か?」をテーマに、全国の自治体におけるシティプロモーションの成功事例、藤沢市の今後の見通し、シティプロモーションは何のために必要なのか?その友好的な手法などについて、基調講演をいただき、参加者がイメージをもって「カフェトーク」に入りました。
【カフェトーク】
1. ワールド・カフェとは
ワールド・カフェとは、「カフェ」にいるような、リラックスした雰囲気の中で、参加者が少人数に分かれたテーブルで自由に対話を行い、ときどき他のテーブルとメンバーをシャッフルしながら、話し合いを発展させていく手法です。
参加者の相互理解を深め、集合知を創出していくことができると言われています。集合知とは、「多くの人の知識が蓄積したもの。また、その膨大な知識を分析したりして、活用できる形にまとめたもの」という意味があります。
ワールド・カフェは、必ずしも解答をだすことが求められていません。今回は、様々な意見の出し合いの中で、議員や議会が、その意見を参考にして、市民の感覚や発想を今後の活動に活かしていくことが目的となります。
2. 今回のワールド・カフェの進め方
(1)第1ラウンド
第1ラウンドでは、テーブルホスト(進行役で、今回は大学生)を中心に自己紹介をした後、「藤沢市のチャンスは何か?」について話し合いました。
私のテーブルには、協力いただいた大学生が1人、議員が2人、市民が3人でありました。
意見としては、2020オリンピック開催地としてのチャンス、江の島の魅力、自転車の活用などの意見が出されました。
第2ラウンドでは、テーブルホストと書記(私)を残してメンバーをシャッフルして、前のテーブルで出された意見を共有したうえで、「藤沢市の課題は何か?」について意見を出し合いました。
第3ラウンドは、最初のメンバーが戻って、「藤沢の知名度を上げるには?」について意見を出し合いました。
第4ラウンドとして、各テーブルのテーブルホスト(大学生)から、意見交換の発表がされました。最後に、全員が1つだけ意見をポストイットに書いて、ホワイトボードに貼り、分類し、牧瀬先生が総括的なまとめをされました。分類の結果は、藤沢のブランド力の向上(〇〇のまち)、宣伝・広告、湘南市へ変更、魅力ある政策などとなりました。
3. 終わりに
ワールド・カフェの最後のまとめにおいて、牧瀬先生が、参加者から出された意見を政策に反映するのは議員。参加者は議員の活動を見ていますので、しっかりとお願いします。と締めくくりました。