3月8日 13:30より、藤沢市議会予算等特別委員会(3日目)が再開されました。私は、高血圧の通院が午後一でありましたので、少し遅れての傍聴となりました。内容の抜粋は次の通りです。
★次に示すものは、平成30年度予算の予算の概況(歳出) ※金額は、左側が平成30年度予算、中側が平成29年度予算 、右側が平成28年度予算
【民生費】
70. 民生委員活動費 6,739万5千円/6,749万円/6,677万8千円
71. 社会福祉協議会関係費 1億1,908万2千円/1億9,338万円/1億8,422万4千円
72. 生きがい福祉センター業務委託費 3,686万3千円/4,092万8千円/4,254万9千円
73. シルバー人材センター事業会計助成金 4,787万9千円/4,005万6千円/3,801万5千円
74. 地域福祉推進事業費 7,808万4千円/838万2千円/1,944万3千円
75. 愛の輪福祉基金積立金 1,050万円/1,050万5千円/1,050万5千円
76. 愛の輪福祉基金事業費 1,048万1千円/1,056万6千円/1,056万6千円
堺委員
補助金を交付した団体が、愛の輪福祉基金から交付を受けたことをPRしているのか?⇒基金を活用したことを周知することとなっている。
77. 福祉総合相談支援事業費 581万9千円/831万6千円/554万5千円
78. 介護人材育成支援事業費 1,502万3千円/1,204万6千円/1,325万円
79. 成年後見制度等推進事業費 2,971万1千円/2,146万9千円/4,184万8千円
80. 生活困窮者自立支援事業費 1億1,982万1千円/1億30万9千円/8,795万5千円
堺委員
CSWの最終的な配置予定は?⇒13地区ごとの活用を考えている。今後、検証しながら進めていく。
81. 藤沢型地域包括ケアシステム推進事業費 113万5千円/109万1千円/122万円
82. 地域の縁側等地域づくり活動支援事業費 3,600万2千円/3,800万3千円/—
83. 障がい者福祉手当 3億9,447万7千円/3億9,024万6千円/3億8,174万3千円
84. 心身障がい者介護手当 2,127万3千円/2,131万5千円/2,134万3千円
85. 学園等運営委託費 1億7,600万円/1億7,304万円/1億7,158万3千円
86. 障がい者等医療助成費 17億5,849万円/17億2,365万8千円/18億375万5千円
87. 障がい者等歯科診療事業運営費 1億4,792万7千円/1億4,533万6千円/1億4,329万円
阿部委員
補助事業とするか、このまま委託事業なのか、検討状況は?⇒今後、事業のあり方について、歯科医師会と調整して、適切な方法で進めていく。
88. 障がい者等福祉タクシー助成事業費 1億4,025万2千円/1億4,347万4千円/1億5,016万5千円
山内委員
福祉タクシー券を拡充すべきだが?⇒現在、人工透析者は1.5倍としている。現行を継続していく。
ガソリンへの補助をすべきだが?⇒本人使用の確認ができないことに加え、セルフスタンドが増えているので難しい。
89. 障がい者就労支援事業費 1,746万2千円/1,746万2千円/1,746万2千円
90. 心のバリアフリー推進事業費 300万4千円/110万2千円/303万5千円
91. 介護給付費等事業費 54億2,436万2千円/62億4,733万7千円/58億9,319万7千円
92. 障がい児通所給付費等事業費 16億76万7千円/介護給付費等事業費から分離
93. 補装具交付事業費 8,029万8千円/8,217万4千円/8,217万4千円
東木委員
軽度・中等度難聴児補聴器購入費の助成について、予算が80万円だが、大丈夫なのか?⇒本市では60人程度が対象と想定される。来年度は10人程度を見込んでいる。
買い替えの頻度は?⇒耐用年数は5年だが、成長や状況の変化により柔軟に対応していく。
94. 地域生活支援事業費 6億2,448万円/6億1,026万2千円/6億1,552万円
東木委員
日中一時支援事業について、施設の時間延長に向けて取組む必要あるが?⇒事業所が定めるため市の指導はできない。今後、同一事業所で利用できるよう制度の見直しをしていく。
95. 老人措置費 2億7,315万7千円/2億8,330万2千円/2億8,544万3千円
96. 老人クラブ助成費 865万4千円/892万円/931万1千円
東木委員
老人クラブ拡大に向けて取組むべきだが?⇒地域活動の担い手として大きな存在。地域活動の延長線で老人クラブにつながるように検討していきたい。
97. 敬老会事業費 1,583万円/1,476万8千円/3,671万6千円
98. いきいきシニアセンター業務委託費 2億3,973万8千円/2億3,448万6千円/2億3,318万6千円
99. いきいきシニアセンター施設整備費 1,575万4千円/3,981万5千円/1億1,241万5千円
100. 湘南すまいるバス運行事業費 3,888万6千円/3,831万7千円/3,814万6千円
阿部委員
利用者の意見にどう対応しているのか?⇒可能な限り、委託事業者と調整して対応している。
山内委員
老人福祉センターの利用登録は60歳以上となっているが、老人クラブは50歳でも入れる。利用登録を50歳以上とすべきだが?⇒今後、高齢化率、60歳以上の利用者数も増えるので難しい。
地域のコミュニティバスとしての活用はできないか?⇒外出支援、センターの利用促進が目的。活用は考えていない。
高齢者のバス助成について、バス会社と調整してできると思うが?⇒高齢者が移動しやすい交通施策について、効果的な手法を検討している。
堺委員
介護予防の取組とセットにして、ミニツアーをするなど、抜本的な見直しをすべきだが?⇒法の制約ある。慎重に検討していく。
有賀委員
商業施設を回ることで、介護予防、移動支援となると思うが?⇒他市では、商業施設と交通不便地域を結ぶことあるが、商業施設側が取組んでいる。幅広い見地で検討していく。
101. 養護老人ホーム湘風園施設整備助成金 125万2千円/727万3千円/959万9千円
102. 要援護高齢者福祉タクシー助成事業費 151万9千円/102万2千円/89万4千円
103. 生活支援型サービス事業費 60万5千円/61万9千円/473万6千円
104. 寝具乾燥消毒事業費 217万1千円/216万4千円/212万3千円
105. 一時入所事業費 300万9千円/304万5千円/366万3千円
106. 紙おむつ支給事業費 2,622万2千円/2,620万7千円/2,435万1千円
107. 緊急通報システム事業費 6,557万3千円/6,945万5千/6,972万3千円
108. 高齢者虐待防止対策事業費 734万5千円/753万円/753万円
109. 福寿医療助成費 1,516万1千円/1,873万円/1,676万4千円
山内委員
100歳以上の人の割合について、13地区の健康指標として公表していくべきだが?⇒100歳以上というより、健康寿命を延ばしていくことが重要。
堺委員
見直しの考えはあるか?⇒対象者、事業費とも増加、今後も増えていく。このまま維持することは困難であり、福祉施策全体の中で検討していく。
110. 高齢者いきいき交流事業費 2億1,140万5千円/1億9,923万6千円/1億8,509万5千円
有賀委員
平成30年度の助成券の交付枚数は?⇒550万枚を見込む。
助成券について、交付枚数に対する利用率は?⇒平成28年度は34.94%。
使わない人多い。使わない助成券にもコストかかっている。無駄を省くべきだが?⇒利用実態を把握して検討していく。
111. 老人福祉施設建設助成費 1億5,750万円/3億3,250万円/6億9,370万円
112. いきいきシニアライフ応援事業費 167万1千円/167万1千円/165万円
113. 敬老祝金事業費 1,056万円/1,097万6千円/—
堺委員
事業の意義は?⇒長年、社会に貢献してきた方を祝うもの。藤沢型地域包括ケアシステムを推進する中で、事業のあり方を検討していく。
114. 【新規】地域包括支援センター整備事業費 639万9千円/—
115. 地域子育て支援センター事業費 6,204万1千円/6,268万4千円/6,614万円
116. つどいの広場事業費 1,796万円/1,776万3千円/1,758万円
117. 幼児二人同乗用自転車購入費助成事業費 800万円/800万円/1,200万円
清水委員
この事業の今後の方向性は?⇒事務事業の見直しの中で検証していく。
堺委員
見直しのスケジュールと方向性は?⇒平成30年度は、上限を3万円から2万円に引き下げた。事務事業見直し作業の中で方向性を検討していく。
118. ファミリー・サポート・センター事業費 1,791万5千円/1,792万4千円/1,792万4千円
堺委員
病児、病後児の要件は?⇒重篤でない場合で、お願い会員は、高熱、感染力が高くないこと、医療機関を受診していること。まかせて会員は、事前に医療機関の研修を受けている人。
119. 子育て短期支援事業費 571万9千円/588万9千円/579万円
120. 児童扶養手当費 12億346万5千円/11億8,943万1千円/11億6,993万7千円
121. 小児医療助成費 16億2,282万5千円/16億4,238万1千円/17億4,388万4千円
山内委員
中学卒業まで、所得制限をなくした場合にかかるコストは?⇒試算すると3億円。他にレセプト事務費もかかる。
所得制限なしで実施すべきだが?⇒児童手当に準じた所得制限としていく。
122. 母子家庭等自立支援給付金事業費 2,565万8千円/2,544万4千円/2,747万4千円
東木委員
高等職業訓練促進給付金について、3年間の支給期間、寄りそった支援がされてると思うが状況は?⇒受講者は、子育て中、仕事をしながら、収入を増やすために苦労している。受講前のひとり親相談で、生活大丈夫か、子どもを預けられるか、などの聞き取りをしている。児童扶養手当の現況確認でも必要な支援をしている。決定後は、3か月に1度、在学証明、終了後も証明が必要。未提出なら連絡して生活実態を把握しながら、必要な支援をしている。
123. ひとり親家庭等医療助成費 2億1,093万1千円/2億3,800万3千円/2億4,165万5千円
124. 養育者支援金事業費 333万7千円/387万1千円/357万8千円
125. 市立保育所整備費 291万8千円(債務負担行為の設定9億円)/2,533万8千円/4,378万7千円
126. 法人立保育所運営費等助成事業費 18億268万9千円/18億2,439万8千円/18億2,179万5千円
清水委員
保育士不足により、定員まで預かることができていない保育所の実態は?⇒平成30年4月で、法人立保育所でいくつかある。
待機児童解消のために定員拡大しているが、保育士の確保ができていない。どうしていくのか?⇒大きな課題。本市では、保育士が職場復帰できるよう、保育士加算、法人に対して、求人かかる経費の補助、保育士宿舎への補助などをしている。また、更なる保育士の処遇改善について、国・県へ要望するとともに、法人と意見交換し、市としての対応策を検討していく。
127. 藤沢型認定保育施設保育料助成費 1,274万4千円/2,514万2千円/4,357万1千円
清水委員
認可外は不安という声ある。立入検査の効果をアピールすべきだが?⇒認可保育施設を補完する施設。届出保育施設なので、毎年県が立入検査している。本市も立入している。基幹保育園の担当者も巡回しアドバイス、相談にのっている。更に周知をしていく。
堺委員
保育士の金銭的処遇以外のインセンティブが必要だが?⇒働きがいを見つけ、働き続けたいとなるようなことが必要。難しい課題だが、法人と意見交換する中で、対応を考えていく。
128. 藤沢型認定保育施設補助事業費 7,041万4千円/7,172万1千円/5,887万7千円
129. 法人立保育所等施設整備助成事業費 2億1,283万6千円/8,727万7千円/—
130. 幼稚園等就園奨励費補助金 7億円8,658万8千円/7億9,874万8千円/8億1,167万8千円
山内委員
補助金を拡充すべきだが?⇒国基準に上乗せしてきた。単独補助もしている。国は2020年から幼児教育無償化としているが細部が示されていない。動向を見ながら検討していく。
131. 幼稚園等預かり保育推進事業費 3,268万7千円/2,534万2千円/2,804万9千円
有賀委員
NPOの幼児教室でも担えるのでは?⇒幼児教育施設は、元々の預かり時間や週の利用頻度が違う。あり方は今後検討していく。
預かり時間が幼稚園と同様となった場合は可能か?⇒幼稚園には専任教員が必要。教員配置や預かり時間が同様となれば検討していく。
132. 少年の森整備事業費 334万9千円/412万7千円/379万5千円
133. 【新規】地域子どもの家等整備事業費 422万7千円/—
134. (公財)藤沢市みらい創造財団青少年事業関係費 3億2,362万9千円/2億5,475万7千円/2億5,080万円
135. 子ども・若者育成支援事業費 1,162万円/1,166万6千円/1,091万7千円
136. 放課後児童健全育成事業費 6億9,494万1千円/7億1,230万5千円/6億3,089万1千円
堺委員
指導員の処遇改善の状況は?⇒処遇改善の方法は運営事業者ごとに違うが、みらい創造財団の場合は、常勤指導員で平均月1万円の増、非常勤で10-70円の時間単価の増となる。
施設整備は、将来的に負の遺産となると思うが?⇒空き店舗、空き事務所で整備している。今後も学校の活用や、児童推計を見ながら進めていく。
有賀委員
指導員の処遇改善について、配偶者控除に影響でないか?⇒みらい創造財団では、アンケートして、働き方の希望を把握し、働き方のパターンを3から6パターンに整理しているところ。
児童クラブ交流会について、みらい創造財団以外が運営するクラブとの交流も必要だが?⇒イベントは各運営事業者ごとに決める。児童クラブ交流会などは調整つけば一緒にやっていく。
児童館へのランドセルを持ったまま入ること、夏休みの児童館での飲食、居場所を固定しないなどの検討すべきだが?⇒ランドセルを持ったまま児童館への来所は難しいが、夏休みの飲食は実施に向けた検討始めると聞いている。固定しない居場所については、児童クラブの整備が進まなくなった場合に改めて検討していく。
137. 放課後児童クラブ整備事業費 1億1,599万7千円/7,752万5千円/—
山内委員
来年度当初の待機児童の見込みは?⇒入所が決まっていない児童は160人。今後、同一小学校区、近隣小学校区への調整などで減らしていく。
来年度の整備の見通しは?⇒4小学校区で5クラブを予定。物件の確保が課題で、運営事業者募集の他、物件情報を広く募り情報提供し、整備促進を図っていく。
整備目標は、あと16クラブ。達成できるのか?⇒児童クラブの実施に適した物件の確保、指導員の確保など課題ある。公募方法の見直しなどをしながら施設整備を図っていく。
138. 児童虐待防止対策事業費 2,737万4千円/2,459万8千円/2,445万8千円
139. 養育支援訪問事業費 481万7千円/502万1千円/502万1千円
140. 子ども発達支援事業費 135万3千円/161万4千円/161万6千円
141. 子どもの生活支援事業費 812万4千円/812万4千円/—
142. 自立支援推進事業費 714万1千円/724万2千円/926万5千円
東木委員
高校生に対する進学支援の取組状況は?⇒生活保護世帯の子どもには、早い段階から進路を確認して、子ども支援員が進学にかかる費用の試算、支援制度の案内などしている。学習支援も活用し、中途退学を防止する、切れ目のない支援をしている。
143. 生活保護扶助費 94億5,361万7千円/99億6,629万7千円/102億円
144. 災害見舞金関係費 300万円/600万円/600万円
★この時点で、17:30となりましたので、質疑の途中ですが、翌日に延会となりました。