2019.9.24 本会議(7日目)~一般質問・決算上程・出資団体経営状況報告

 9月24日 10:00より、藤沢市議会9月定例会(7日目)が開催され、残りの一般質問、平成30年度決算の上程、出資団体の経営状況報告などがされました。内容の抜粋は次の通りです。

※一般質問は、質問者と市側で答弁調整をしているため、質問・答弁のメモをとるのが難しいことから、ここでは、質問の抜粋を掲載します。関心のある質問の答弁については、インターネット中継録画、議事録等をご覧ください。

通告24番 柳沢議員

1. 地域経済の活性化について

(1)市内小規模事業者等の振興対策について

・地域商店街はコミュニティの形成や文化の担い手でもある。御所見地区では、ごしょみーなも施設が使えなくなるなど、買い物する場所がなくなってきている状況をどう認識し、打開していくのか。御所見地区の買い物難民対策を早急にすべきだが?

・地域の商店街の賑わいを復活させる取組が求められている。農業、漁業、消費者との連携が必要。市が積極的に取組むべきだが?

・地域経済の活性化に寄与してきた住宅リフォーム助成制度を復活させるべきだが?

・利子補給ではなく、商店のリフォームに直接助成する制度に見直すべきだが?

・地元小規模事業者は重要な役割を果たしている。災害時、建設業協会と災害協定をしているが、地元小規模事業者とも協定を結ぶべきだが?

(2)中小企業振興条例の制定について

・市内で5人以下の小規模事業者の現状は?

・藤沢市産業振興計画の中で、小規模事業者が位置付けられているが、どのような取組がされているのか?

・藤沢らしい、中小企業振興条例を制定すべきだが?

(3)公契約条例の制定について

・藤沢市における下請け建設業者の状況と、建設労働者の賃金水準の状況は?

・設計労務単価と実際の労働者の賃金に差がある。公契約条例により建設業の下請け労働者の賃金を把握する必要ある。公契約条例の必要性の認識は?

・他市の公契約条例に関する取組の状況は?

通告25番 栗原議員

1. 市の道路整備について

(1)計画道路の進捗状況について

・本市の都市計画道路整備の進め方と地域への周知の状況は?

・鵠沼奥田線整備の着手に向けた地域への説明状況と出された意見は?

・鵠沼奥田線の位置づけと取組状況は?

・鵠沼奥田線の整備を進めるうえで、小田急線との交差部と藤沢警察署前交差点はどうしていくのか?

・鵠沼奥田線の整備効果は?

・市内JRを横断する道路の渋滞対策の考えは?

・藤沢厚木線辻堂工区について、県における位置づけと取組状況は?

・鵠沼奥田線以外の計画道路の用地があるが、現在の活用状況は?

・未着手計画道路用地の更なる活用の考えは?

~ここまで、一般質問~

認定第1号 平成30年度藤沢市一般会計歳入歳出決算の認定について

認定第2号 平成30年度藤沢市北部第二(三地区)土地区画整理事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第3号 平成30年度藤沢市墓園事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第4号 平成30年度藤沢市国民健康保険事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第5号 平成30年度藤沢市柄沢特定土地区画整理事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第6号 平成30年度藤沢市湘南台駐車場事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第7号 平成30年度藤沢市介護保険事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第8号 平成30年度藤沢市後期高齢者医療事業費特別会計歳入歳出決算の認定について

議案第40号 平成30年度藤沢市下水道事業費特別会計剰余金の処分及び決算の認定について

認定第9号 平成30年度藤沢市民病院事業会計決算の認定について

※以上の認定について、鈴木市長より、平成30年度主要な施策の成果について説明がありました。質疑は、9/26に行います。

報告第17号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について

 この報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律により、議会に報告、公表するもので、財務部長より報告がされました。

1. 健全化判断比率

(1)実質赤字比率 一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は11.25%」
 
 藤沢市は、平成30年度の実質赤字比率を参考までに算定するとマイナス(黒字)6.98%となっており、平成29年度の同比率、マイナス(黒字)8.38%と比較すると1.40ポイント悪化しているが、早期健全化基準の11.25%を18.23ポイント下回っており、なお良好な状態にある。

(2)連結実質赤字比率 全会計を対象とした実質赤字額または資金不足額の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は16.25%」

 藤沢市は、平成30年度の連結実質赤字比率を参考までに算定するとマイナス(黒字)18.02%となっており、平成29年度の同比率、マイナス(黒字)20.58%と比較すると、2.56ポイント悪化しているが、早期健全化基準の16.25%を34.27ポイント下回っており、なお良好な状態にある。

(3)実質公債費比率 一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は25.0%」

 藤沢市は、平成30年度の実質公債費比率は1.6%となっており、平成29年度の1.2%と比較すると、0.4ポイント悪化しているが、早期健全化基準の25.0%を23.4ポイント下回っており、なお良好な状態にある。

(4)将来負担比率 一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率で、「早期健全化基準は350.0%」

 藤沢市は、平成30年度の将来負担比率は42.4%となっており、平成29年度の44.9%と比較すると2.5ポイント改善している。早期健全化基準の350.0%を307.6ポイント下回っており、良好な状態にある。

2. 資金不足比率

(1)下水道事業費特別会計資金不足比率

 平成30年度の資金不足比率資金不足比率を参考までに算定するとマイナス(資金不足が発生していない)18.8%となっており、平成29年度の同比率、マイナス(資金不足が発生していない)22.0%と比較すると3.2ポイント悪化しているが、経営健全化基準20.0%を38.8ポイント下回っており、なお良好な状態にある。

(2)市民病院事業会計資金不足比率

 平成30年度の資金不足比率を参考までに算定するとマイナス(資金不足が発生していない)30.9%となっており、平成29年度の同比率、マイナス(資金不足が発生していない)30.3%と比較すると、0.6ポイント改善している。経営健全化基準20.0%を50.9ポイント下回っており、良好な状態にある。

 この報告についての質疑は、9/26に行います。

報告第18号 藤沢市民会館サービス・センター株式会社の経営状況について

報告第19号 一般財団法人藤沢市開発経営公社の経営状況について

報告第20号 藤沢市土地開発公社の経営状況について

報告第21号 株式会社藤沢市興業公社の経営状況について

報告第22号 公益財団法人藤沢市まちづくり協会の経営状況について

報告第23号 公益財団法人藤沢市みらい創造財団の経営状況について

報告第24号 公益財団法人藤沢市保健医療財団の経営状況について

報告第25号 公益財団法人湘南産業振興財団の経営状況について

 各出資法人の平成30年度決算の状況について、報告がされました。この報告についての質疑は、9/26に行います。

 以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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