2019.10.1 決算特別委員会(4日目)~衛生費

 10月1日 13:30より、藤沢市議会決算特別委員会(4日目)が開催され、委員として出席しました。内容の抜粋は次の通りですが、今回は委員として出席していますので、自分の発言もあり、メモを取ることがほとんど出来ませんでしたので、かなりの抜粋になります。

※次に示すのは、平成30年度「主要な施策に関する説明書」に掲載されている、事業名/主な事業/決算額/執行率です。

【衛生費】

150. 乳幼児健診等事業費/妊婦健康診査・乳児健康診査(4か月、9~10か月)・幼児健康診査(1歳6か月、2歳歯科、3歳6か月)/330,554,890円/95.3%

平川委員

 妊婦健康診査について、受診率が100%でない理由は?⇒全14回の助成を受けた人の割合となっているため。平均は12.1回。

 まったく受診しない妊婦はいるのか?⇒年間1件あるかどうか。

 4ヶ月~3歳6か月健診で、1度も受診しない乳幼児はいるのか?⇒いる。

 何らかの対応をすべきだが?⇒4か月未受診者へは訪問し、状況を確認しているが全部は会えない。また、3歳6か月は、事前に手紙を送り確認したりしている。

西委員

 3歳6か月健診における視力検査への、スポットビジョンスクリーナーの導入について、検討状況は?⇒今年度1部試行しており、11月に全数に試行実施する。来年度予算要求の段階。

151. 母子保健事業費/両親学級・子どもの食生活教室・赤ちゃん教室・育児相談・心理相談経過観察・生後4か月までの全戸訪問など/57,831,112円/94.7%

西委員

 こんにちは赤ちゃん事業について、出生連絡票を出していない人への対応は?⇒1か月以上たってから、住民基本台帳から把握して訪問している。

 訪問を断られた場合の対応は?⇒情報誌を投函し、4か月健診で確認してフォローが必要なら個別に対応している。

152. 特定不妊治療助成事業費/特定不妊治療に要した費用のうち、1回10万円(回数限度あり)を助成/64,380,808円/96.9%

153. 不育症治療助成事業費/不育症の治療費に対して、治療費の1/2、1年度あたり上限30万円を助成/250,000円/71.4%

栗原委員

 不育症の治療をできる市内医療機関の状況は?⇒ない。

 相談を受ける体制と件数は?⇒県の不妊・不育専門相談センターを案内している。ここでの相談件数は平成30年度は113件で、うち藤沢市民は6件。

154. 健康づくり推進事業費/健康づくりに関する教室、講演会の開催・健康度、体力度チェック、トレーニング/74,365,706円/93.7%

155. がん検診事業費/胃がん、胃がんリスク、子宮がん、乳がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん検診の実施/624,002,149円/92.3%

西委員

 胃がん検診の受診率の低さをどう捉えているか?⇒内視鏡検査をしていないので、低いと考える。

 内視鏡検査も選択できるようにすべきだが?⇒内視鏡検査の導入に向けて検討中。

156. 歯科健康診査事業費/対象を20歳から70歳までの5歳刻みの年齢を対象に健康診査を実施/32,339,019円/98.7%

157. ふじさわ安心ダイヤル24事業費/24時間365日、健康、医療、介護、育児、メンタルヘルスなどの無料電話相談を実施/18,349,200円/99.5%

158. 在宅療養者等歯科診療推進事業費/在宅療養中の方を対象にした、口腔に関する相談窓口、歯科衛生士、歯科医師の訪問を実施/7,080,912円/99.7%

159. ふれあい入浴事業費/栄湯湘南館、富士見湯、不動湯が行う各種入浴デーを委託/12,695,010円/96.0%

160. 医師会立看護専門学校運営費補助金/2市1町内の看護師確保対策として、藤沢市医師会が運営する湘南看護専門学校への運営費補助/22,109,000円/100.0%

161. 各種予防接種費/二~四種混合、ポリオ、麻しん風しん、日本脳炎、BCG、ヒブ、小児用肺炎球菌、水痘、B型肝炎、風疹予防接種の実施・予防接種による健康被害に対する障がい年金等を給付/928,347,857円/94.8%

栗原委員

 予防接種健康被害給付金の給付状況は?⇒3人に給付。

 今後増える見通しはあるのか?⇒市内での発生は考えにくいがゼロとは言えない。

 年齢などで給付の対象外となるケースは?⇒定期予防接種は法で決まっている。その条件から外れる場合は任意接種となり、給付の対象外となる。状況は把握していない。

平川委員

 予防接種を忘れてしまわないように、母子手帳アプリ「母子モ」の周知をすべきだが?⇒こんにちは赤ちゃん事業で「母子モ」の周知をしている。予防接種が近づくと表示されるので便利。

162. 公衆便所整備費/片瀬江の島公衆便所改修工事・江の島公衆便所改修工事/56,094,768円/83.5%

栗原委員

 公衆便所における緊急通報装置の設置状況は?⇒環境部が管理する15か所中11カ所に付いている。

 今後、全てに設置していくのか?⇒建て替えなどに合わせて検討していく。

 足洗い場の砂の詰まりについて、どうしていくのか?⇒状況を見て、来年度の維持管理方法を検討していく。

163. 火葬場整備事業費/藤沢聖苑斜面地対策工事、火葬炉付帯設備改修工事/61,228,920円/99.9%

164. 感染症対策事業費/結核対策としての健診、医療費助成・風疹抗体検査等、その他感染症対策/25,938,663円/72.1%

大矢委員(私)

※梅毒感染者が急増していることから、保健所においてHIV検査と併せて梅毒感染の検査と相談ほスタートしました。その状況を質問しました。

味村委員

 風しん抗体検査が平成30年度1,389人と大幅に増えたが、周知啓発の取組状況は?⇒抗体検査と予防接種のクーポン券を7月から対象者に送付して周知している。

165. 難病対策事業費/難病患者、家族への訪問相談・講演会・家族の集いの開催/2,334,700円/86.5%

大矢委員(私)

※難病法に指定された疾患について本市の認定状況、難病対策地域協議会の開催状況、課題について質問しました。

166. 精神保健対策事業費/精神保健福祉相談・物忘れ相談・自殺対策事業・こころの体温計/12,118,921円/91.8%

大矢委員(私)

※心の病を抱える人たちに対するアウトリーチ支援のあり方、心の病を抱えた親を持つヤングケアラー支援のあり方について質問しました。

栗原委員

 自傷者への対応状況は?⇒緊急介入支援事業として、本人・家族へのケアを始める取組をしている。

167. ごみ減量推進事業費/ごみ指定収集袋の製造、配送・ごみ検索システム、分別アプリの運営管理・家庭用電動生ごみ処理機の購入助成/217,379,044円/96.2%

168. 環境基金積立金/良好な生活環境の確保、ごみの減量化及び資源化を促進するため、指定収集袋による廃棄物処理手数料を積立てる/609,500,846円/99.4%

169. 廃棄物等戸別収集事業費/可燃ごみ、不燃ごみ、資源、大型商品プラスチック等の戸別収集経費/1,534,097,656円/99.1%

大矢委員(私)

※夏期のペットボトルの毎週収集の試行について、作業量や作業時間の大幅な増加によるコスト増、収集職員の熱中症による命の危険、中間処理施設の処理能力の限界、増車による排ガス増加、プラスチックを減らしていくという世界の流れへの逆行などを踏まえ、今後の方向性(全市域への拡大はやめるべき)について市の考えを問いました。

170. 石名坂環境事業所整備費/タービン排気復水器更新工事・焼却炉耐火物打替工事・廃熱ボイラー水管補修工事・バンカ下集塵装置更新工事・スートブロア制御盤整備工事・煙突内部キャスタブルライニング補修工事/583,689,936円/100.0%

171. 廃棄物処理対策事業費/焼却灰等の再生処理・廃乾電池、廃蛍光管など処理困難物の運搬処理/592,421,766円/88.8%

172. 北部環境事業所整備費/北部環境事業所セットバック工事、配管切り回し等工事/153,031,680円/87.2%

173. リサイクルプラザ環境啓発事業費/リサイクルプラザ運営業務委託・電気自動車用急速充電器電話サポートセンター運営業務委託/11,227,800円/99.9%

174. 一般廃棄物中間処理施設整備事業費/北部環境事業所2号炉建設工事、施工監理等委託/170,896,466円/87.5%

【主要な施策に関する説明書掲載以外の質疑】

杉原委員

 災害医療について、保健所で医師会と災害対策訓練したが、参加団体と実施内容は?⇒地震、大津波警報を想定した訓練を実施した。保健所の他、消防局、防災安全部、医師会、薬剤師会、災害協力病院が参加し、発災30分後の指揮本部設置、1時間後、4時間半後のそれぞれの体制の訓練をした。

 今後の取組は?⇒関係団体の参加のもと、様々な想定で訓練を実施していく。

※以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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