2012.7.7 「市民の声を聴く会」を開催①

 7月7日 15:30より、鵠沼市民センターと湘南大庭市民センターにおいて、議会改革に対する市民の意見を伺うため「市民の声を聴く会」を開催しました。私は、湘南大庭市民センターに割り振られましたので、出席をしました。参加者は約20人。内容(抜粋)については、次の通りです。

 湘南大庭市民センターのメンバーは、班長に柳田議員、副班長に井上議員・有賀議員、他、渡辺議長、山口議員、佐賀議員、加藤(一)議員、青木議員、大矢(私)。まず、渡辺議長から、市議会の議会改革に取り組む意義や、今回の聴く会に至った経過などを挨拶。出席議員の自己紹介の後、有賀議員から、議会の役割などについて説明を行いました。続いて、現在、市議会で取り組んでいる議会改革の状況について柳田議員から説明し、意見交換の質疑に移りました。

 質問・意見

 現在の市議会のメンバーは、若手・ベテラン・女性がおり、バランスがいい。前市長の善行の問題については、市民のみんながおかしいと思っていた。議員だって、おかしいと思っていたはず。鈴木市長に対しては、言いにくいことでも、市民が疑問と思ったことを、ちゃんと言ってほしい。そして、議会としての役割を果たしてほしい。→もっともなこと。市長がおかしいことをやったら、おかしいというのが議会の役割。一方で、良いか悪いかは別として、市長を支えている議員もいることも現実にある。鈴木市長を支えていく議員も、おかしいと思うことは言っていくべき。

 善行の問題以外でも問題はある。2006年2月、湘南大庭市民センター・図書館・消防など、ライフタウンの行政財産ゾーンの土地が行政財産から普通財産として民間に売却され、工事が始まった。弁護士にお願いして交渉してもらったが、問題は、住民説明なく工事が始まったこと。公共ゾーンを一般に売ったこと。しかも安く売っている。情報も開示されなかった。嘆願書で白紙撤回を求めたが、2007年1月、助役からは説明不足のお詫びはあったが、山本市長は白紙撤回をしなかった。再提案もしたが、今も回答がない。市役所・市議会に事実を伝えたい。市議会はこういうことも踏まえて、改革をしてほしい。→ご意見として承る。

 今回の聴く会は、市内4か所での開催。13地区でやらないのか?→今後、議会報告会として、やっていく方向ではあるが、約束はできない。

 議会基本条例のパブリックコメントはいつ頃やるのか?→11月中旬を予定している。

 議会改革の全国ランキングは?→千葉県の流山市が1位。藤沢市は、100位に入っていないが、今回の議会改革で上位に入れるよう改革していく。

 羽根沢町内会からのお願いがある。今回、大庭地区の議員がいないが、次回は地域出身の議員を入れてほしい。→議会全体としての対応であり、地域の議員がいない方が客観的に答えることが出来る。

 東羽根沢公園と西羽根沢公園がある。北側が30mぐらい低くなっていて、樹木が植わっているが、植えて40年が経ち、住んでいる人に日照権の問題が起きている。問題解消のために市民センターにお願いしているが、なかなか進展しない。公園整備の大木処理について予算とってほしい。また、市道の白線が消えているところあるが、北警察にいっても予算や手続きなどで、なかなか進展しない。市で出来ないか?→今回は、議会改革について意見を聴く会であり、地域の課題を聞くときに受けていく。

 市役所に相談をするが、市役所職員にトラブルメーカーがいて、悔しい思いをした。市の職員にどのようなことをしているのか?市長選挙で1/3しか投票していない。市民にも責任がある。市長と意見交換したくても出来ない。裏市長がいる。。。。選挙の投票鉛筆を使っていておかしい。ボールペンを使うべき。→投票率低いことに問題あるので、今回のように議会改革を進めれば、もっと市民の理解や関心高まるとおもって取り組んでいる。★ちょっと、具体的な質問、意見ではなかったため、主旨が聞き取れない部分がありました。(大矢)

 議会改革は良いことだと思っているが、議員は4年任期なので、4年で終わることなく、長期的展望をもって、議会運営をしてほしい。藤沢市には、文化発信の場がない。文化行政が貧弱であり、議員はどう考えているのか?よく考えてほしい。→長期的視点にたった継続性が必要と考える。藤沢市の文化については、歴史・文化が必ずしも低くはない。意見を反映していくようにしたい。

 ITの活用をもっとしてほしい。電縁都市ふじさわ10年経った。他市より遅れてしまっている。今回の案内も市議会のホームページにはあるが、市のホームページにはない。議会改革が市役所全体の改革となるよう取り組んでほしい。→先進的にやってきたが、今は指摘の通り。引き続き取り組んでいく。

 情報開示をしっかりしてほしい。情報がなければ、何もできない。→情報開示については、土地開発公社のあり方を現在議論している。また、行政の事業評価をしていく。評価をするためには、情報が必要であり、情報開示が進むと考える。

 広域連合で問題に対処する必要あると思う。ジェット機の騒音については県・国の問題となり解決しない。→海老名市・綾瀬市・大和市・茅ヶ崎市・寒川町・相模原市と連携して取り組んでいる。議長会でも国と交渉しているが、なかなか解決に至らない。また、広域の取組としては、大庭に看護学校ができるが、藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町の2市1町の取組であり、議会の承認がいるもの。

 議会でのやりとり。答弁調整の文書どういう事か?ごまかしているのではないか!議会での市側答弁と私が市から受けている現状とギャップがある。困っている1人の市民を助けられないで、多くの市民を助けられるわけない!★だいぶ感情的になっており、冷静な対応が出来ない状況になりました。

 百条委員会での偽証の告発をしてほしい。また、ごみ袋の値段について、京都市は半分。他市との比較をしたらどうか。通年議会の考えは?市議会のコールセンターをつくっては。★複数回の質問と時間の関係で答弁割愛。

 藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町、合併しても良いと思う。湘南市の話もあったが、今は、そういう話はないのか?→湘南広域都市行政協議会で、広域連携している。2002年に合併議論あったが至らなかった。お互いにサービスの共有をしているので。

★所感

 議会改革の取組について、市民の意見を聞くことが目的でありましたが、多くの方から、地域課題について意見・要望が寄せられました。もちろん、議会改革についての質問や意見も寄せられましたので、ご意見を踏まえて、議会改革を進めていくべきと考えます。また、議会改革で、議会報告会が実施されることとなれば、今回の質問・意見についても、多くは議会で何らかの議論を行っている事項でしたので、議会として答えることは可能と思いました。

 一方で、テーマを絞らないと、質問・意見・要望・苦情などが果てしなくなり、対応が難しいとも感じました。全体の時間配分、一人の発言時間の偏りなど、工夫する必要があります。

以上、報告とします。

 

 

 

 


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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