2020.5.20　5月臨時会

　5月20日　10:10より、藤沢市議会5月臨時会が開催されました。臨時会では専決処分の承認の他、今年度の各常任委員会・特別委員会・広報広聴委員会の委員長・副委員長・委員が決定しました。私の今年度の役割は、議会運営委員会の副委員長、行政改革等特別委員会の委員となりました。内容の抜粋は次の通りです。

議案第1号　専決処分の承認について（藤沢市国民健康保険条例の一部改正について）

　新型コロナウイルス感染症の拡大防止を図るため、同感染症に感染した被保険者等に対し、速やかに傷病手当金を支給するため、条例の一部改正を専決処分したものです。専決処分日4月27日。

土屋議員

　傷病手当金の支給対象者を限定した理由は？⇒国が3/10に特例的に財政支援することを決め、給与等の支払を受けていることが示されたため。

　5/7から申請を受け付けているが、その状況は？⇒支給要件に該当するかなど、6件の問合せがあった。

　国民健康保険について、これまで傷病手当金の制度が導入されてこなかった理由は？⇒国・県の財政負担がないため実施を見送っていたもの。

　事業主やフリーランスは対象となっていない。拡充して継続していくべきだが？⇒国保財政や被保険者に負担を求めなければならないため、国・県の財政支援がない中での拡充・継続は困難。

※この議案は、全会一致で承認されました。

議案第2号　専決処分の承認について（令和2年度藤沢市一般会計補正予算（第1号））

　新型コロナウイルス感染症対策を実施するため、特別定額給付金給付事業他8事業を専決処分したものです。補正額は、459憶5,452万6千円で、補正後の一般会計予算額1,940億1,052万6千円。専決処分日4月27日。

【補正事業】

（1）特別定額給付金給付事務費　2億8,686万円

　国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策により、家計を支援するため、市民1人につき10万円を給付する事業の事務費。

（2）特別定額給付金給付事業費　437億4,660万円

　国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策により、家計を支援するため、市民1人につき10万円を給付する給付費。

（3）市立保育所運営費　7万6千円

　市内認可保育施設の感染症対策に係る消耗品等の購入費用（追加購入分）。

（4）法人立保育所運営費等助成事業費　959万円

　市内認可保育施設の感染症対策に係る消耗品等の購入費用（新規開園分等）。

（5）放課後児童健全育成事業費　1億670万7千円

　新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、放課後児童クラブへの通所を自粛した入所料の返金に要する経費。

（6）子育て世帯臨時特別給付金給付事務費　1,832万3千円

　国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策により、子育て世帯の生活を支援するため、児童手当（本則給付）を受給する世帯に対し、対象児童1人につき1万円の給付金を支給する事業の事務費。

（7）子育て世帯臨時特別給付金給付事業費　5億1,175万円

　国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策により、子育て世帯の生活を支援するため、児童手当（本則給付）を受給する世帯に対し、対象児童1人につき1万円の給付金を支給する給付費。

（8）感染症対策事業費　2億255万1千円

　ＰＣＲ検査センターの開設、帰国者・接触者相談センターの電話相談窓口等を拡充する経費およびＰＣＲ検査の自己負担分や感染者の医療費の公費負担、医療資機材・消耗品を購入する経費。

（9）新型コロナウイルス感染拡大防止協力金　10億7,138万5千円

　神奈川県の「新型コロナウイルス感染拡大防止協力金」の交付対象となる、市内の中小企業・個人事業主に対し、県の協力金に上乗せし、協力金を交付する経費（市交付金は10万円～最大50万円）。

味村議員

　財政調整基金を約12億円取り崩すが、藤沢市の財政調整基金は約100億円ある。もっと活用すべきだが？⇒すでに当初予算で約16億円取り崩している。今回は約12億円、6月補正でも新型コロナウイルス感染症対策に活用する予定。

　新型コロナウイルス感染拡大防止協力金について、現在の申請・給付状況は？⇒5/19時点で、申請は66件だが、県の入金など確認できず、申請が完了しているのは1件。

　申請が完了したのが1件。審査を事後審査にして早急に給付すべきだが？⇒県の協力金の入金を確認し、簡素な手続きとしている。

　特別定額給付金について、世帯主が申請することとなっているが、ＤＶ被害者やホームレス状態の方も対象。生活困窮者へまず対応すべきだが？⇒ＤＶ被害者やホームレス状態の方への給付に向けて準備を進めている。1日でも早く給付できるよう事務を進めていく。

　4/28以降の新生児は対象外となっている。妊婦に対する支援策が必要だが？⇒既存の支援をまず進める中で、今後、必要な支援策を検討していく。

　ＰＣＲ検査センターを拡充すべきだが？⇒5/6までだったものを5月末まで拡大した。6月以降についても医師会と協議している。　

　事業者の固定費負担について、本市でも店舗家賃を支援すべきだが？⇒今後、国で家賃補助制度が創設される予定なので、状況を注視していく。

※この議案は、全会一致で承認されました。

議案第3号　専決処分の承認について（令和2年度藤沢市民病院事業会計補正予算（第1号））

　検査機器整備にあたり、誤った金額による申請に対して交付された国庫補助金に係る返還命令について、直ちに返還する必要があったため補正予算を専決処分したものです。補正額は10万2千円。専決処分日5月8日。

※この議案は、全会一致で承認されました。

議案第4号　藤沢市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部改正について

　新型コロナウイルス感染症の拡大の影響やまん延防止にの影響により、厳しさを増している市民の生活状況に鑑み、令和2年6月から9月までの間、市長20%・副市長10%・教育長5%の給料削減を行うものです。

※この議案は、全会一致で可決されました。

議案第5号　藤沢市介護保険条例の一部改正について

　介護保険法施行令の一部が改正され、低所得者に係る保険料の軽減が強化されたことに伴い、当該軽減の対象となる被保険者の保険料を規定するものです。

※この議案は、全会一致で可決されました。

議会議案第1号　藤沢市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正について

　新型コロナウイルス感染症の拡大の影響やまん延防止にの影響により、厳しさを増している市民の生活状況に鑑み、令和2年6月から令和3年3月までの間、月額報酬を議長3万円、副議長2万5千円、議員2万円削減するものです。

※この議案は、全会一致で可決されました。

議会議案第2号　藤沢市議会政務活動費交付条例の一部改正について

　新型コロナウイルス感染症の拡大の影響やまん延防止にの影響により、厳しさを増している市民の生活状況に鑑み、令和2年6月から令和3年3月までの間、交付月額を8万円（10万7千円から当面の間削減中）から3万円削減するものです。

※この議案は、全会一致で可決されました。

【常任委員会委員の選任について】　

　各常任委員会の委員について、議長より指名がされ、次の通り決定しました。また、委員長・副委員長の氏名報告が次の通りされました。

1.　総務常任委員会（定数9人）

（1）委員長

　堺委員長（湘風会）

（2）副委員長

　井上副委員長（市民クラブ）

（3）委員

　柳田委員・大矢委員（★私です）・安藤委員（民主・無所属クラブ）／石井委員（市民クラブ）／杉原委員（湘風会）／松下委員（公明党）／山内委員（共産党）

2.　厚生環境常任委員会（定数9人）

（1）委員長

　清水委員長（民主・無所属クラブ）

（2）副委員長

　東木副委員長（公明党）

（3）委員

　永井委員・谷津委員（民主・無所属クラブ）／北橋委員・栗原委員（市民クラブ）／吉田委員（湘風会）／武藤委員（公明党）／土屋委員（共産党）

3.　建設経済常任委員会（定数9人⇒8人）

（1）委員長

　山口委員長（市民クラブ）

（2）副委員長

　味村副委員長（共産党）

（3）委員

　友田委員・神尾委員（民主・無所属クラブ）／桜井委員・松長委員（市民クラブ）／※加藤委員・佐野委員（湘風会）／塚本委員（公明党）

　※加藤議長より、委員の辞任願いが出され、全体で確認がされましたので、建設経済常任委員会の委員は8人となりました。

4.　子ども文教常任委員会（定数9人）

（1）委員長

　神村委員長（湘風会）

（2）副委員長

　竹村副委員長（民主・無所属クラブ）

（3）委員

　有賀委員（民主・無所属クラブ）／佐賀委員・西委員（市民クラブ）／甘粕委員（湘風会）／平川委員（公明党）／柳沢委員（共産党）／原田委員（アクティブ藤沢）

5.　補正予算常任委員会（実定数10人）

（1）委員長

　西委員長（市民クラブ）

（2）副委員長

　永井副委員長（民主・無所属クラブ）

（3）委員

　清水委員・神尾委員（民主・無所属クラブ）／井上委員・松長委員（市民クラブ）／杉原委員・佐野委員（湘風会）／東木委員（公明党）／味村委員（共産党）

【議会運営委員会委員（定数10人）の選任について】

　議会運営委員会の委員について、議長より指名がされ、次の通り決定しました。また、委員長・副委員長の氏名報告が次の通りされました。

（1）委員長

　吉田委員長（湘風会）

（2）副委員長

　大矢副委員長（民主・無所属クラブ）★私です

（3）委員

　柳田委員・友田委員（民主・無所属クラブ）／桜井委員・北橋委員・石井委員（市民クラブ）／神村委員（湘風会）／平川委員（公明党）／柳沢委員（共産党）

【特別委員会委員の選任について】

　各特別委員会の委員について、議長より指名がされ、次の通り決定しました。また、委員長・副委員長の氏名報告が次の通りされました。

1.　行政改革等特別委員会（定数12人）

（1）委員長

　永井委員長（民主・無所属クラブ）

（2）副委員長

　北橋副委員長（湘風会）

（3）委員

　竹村委員・大矢委員★私です・安藤委員（民主・無所属クラブ）／井上委員・石井委員（市民クラブ）／加藤委員・堺委員・佐野委員（湘風会）／松下委員（公明党）／柳沢委員（共産党）

2.　災害対策等特別委員会（定数12人）

（1）委員長

　佐賀委員長（市民クラブ）

（2）副委員長

　平川副委員長（公明党）

（3）委員

　柳田委員・有賀委員・谷津委員（民主・無所属クラブ）／西委員・栗原委員（市民クラブ）／神村委員・甘粕委員（湘風会）／武藤委員（公明党）／山内委員（共産党）／原田委員（アクティブ藤沢）

3.　藤沢都心部再生・公共施設再整備特別委員会（定数12人）

（1）委員長

　東木委員長（公明党）

（2）副委員長

　桜井副委員長（市民クラブ）

（3）委員

　友田委員・清水委員・神尾委員（民主・無所属クラブ）／山口委員・松長委員（市民クラブ）／吉田委員・杉原委員（湘風会）／塚本委員（公明党）／土屋委員・味村委員（共産党）

【広報広聴委員会委員（実定数10人）の選任について】

　広報広聴委員会の委員について、議長より指名がされ、次の通り決定しました。また、委員長・副委員長の氏名報告が次の通りされました。

（1）委員長

　柳田委員長（民主・無所属クラブ）

（2）副委員長

　桜井副委員長（市民クラブ）

（3）委員

　竹村委員・清水委員（民主・無所属クラブ）／山口委員・栗原委員（市民クラブ）／吉田委員・甘粕委員（湘風会）／平川委員（公明党）／山内委員（共産党）

※以上、報告とします。