8月1日 9:30より、議会改革検討会が開催され、傍聴しました。主な内容(抜粋)は次の通りです。
1.予算・決算審査における質疑時間等について
予算・決算審査が長引く傾向があることから、質疑の持ち時間を設ける方向性を確認し、各会派で意見を持ち寄ることとなり、各会派の意見が示されました。私が所属するかわせみクラブとしては、1人当たり10分で会派人数の按分という意見を出しました。多くの会派は時間にばらつきはあるものの、時間制を設けるべきとの事でしたが、会派によっては、時間制は認められないとの意見もあり、結論に至りませんでした。
また、予算・決算審議における一問一答方式の導入については、市側から、導入するなら通告をしてほしいという話もあり、審議を効率的に行うなら通告をするべきとの意見も出されました。
2.本会議質疑への一問一答方式の導入について
現行通り、一括質疑で3回までという意見が大勢を占めました。
3.補正予算の扱いについて
補正予算については、総務常任委員会で審議をしていましたが、今年の6月補正のように、骨格予算の肉付け予算の場合、総務常任委員会ではなく、予算委員会で審議するべきではとの意見が出され、各会派で意見を持ち寄りました。結果は、予算委員会を設置してはという意見が多かったです。
★私は、やはり予算委員会を常設化するべきと考えます。この6月議会でも、約32億円の補正予算を総務常任委員会で審議しましたが、総務常任委員会に負担がかかるからという意見もありましたが、当初予算を予算委員会で審議するなら、同じメンバーで補正予算も審議するべきと思うからです。
4.市民の声を聴く会(7/8・7/8開催)の報告
市民の声を聴く会の報告が、各班の班長からされました。また当日、会場で行ったアンケートの集約が示されました。
①来場者数は計128人。
②市民の声を聴く会を何で知ったかは、自治会・町内会の回覧が一番多く、次いで、広報ふじさわ。
③内容については、少し満足できるが一番多く、満足できないは少数で、開催した意義はあったと思われます。
④開催時間については、土日の午後が圧倒的でした。
⑤議会報告会を開催したら参加しますかとの問いに対しては、約8割の方が参加したいとの事でした。
5.市議会に対するアンケート結果について
750人からアンケートの回答がありました。項目別の状況は次の通りです(多い順、無回答は除く)。
①藤沢市議会に関心がありますか?
少しある38.3%>あまりない34%>ある17.7%>ない9.1%
②昨年4月に行われた市議会選挙に行きましたか?
行った64.8%>行かなかった34.4%
③藤沢市議会を見たことがありますか?(複数回答)
見たことがない610件>インターネット中継を見たことがある29件>議場での傍聴23件
④「議会だより」を読んでいますか?
時々読む38.7%>ほとんど読まない23.5%>毎号読む17.1%>知らない・見たことがない8.5%
⑤市議会のホームページを見たことがありますか?
知らない・見たことがない68.9%>見たことはある12.0%>時々見る5.6%>よく見る0.7%
⑥地方自治の「二元代表制」を知っていますか?
知らない40.9%>聞いたことはあるが意味は知らない24.0%>言葉も意味も知っている22.7%
⑦現在の藤沢市議会を評価しますか?
わからない36.0%>ある程度評価する28.1%>あまり評価しない12.3%>評価する3.9%
⑧市議会に市民の声が反映されていると思いますか?
わからない38.9%>ある程度反映されている25.9%>反映されていない21.6%>反映されている0.9%
⑨意見を市政に反映させたい時はどうしますか?(複数回答)
市役所に連絡する200件>どうしていいか分からない177件>言っても無駄だと思うので何もしない170件>自治会等を通じて要望を出す157件>市議会議員に話をする96件>市長に意見を届ける88件>市議会に陳情する35件
⑩市議会での審議状況の説明、市政への意見・要望を聴く場として「議会報告会」は必要だと思いますか?
必要53.9%>わからない22.3%>不必要9.6%
⑪藤沢市議会議員の定数36人をどう思いますか?
多い38.7%>わからない23.7%>適当23.2%>少ない1.1%
⑫市議会議員の報酬月額565,000円について、どう思いますか?
高い57.6%>適当22.5%>わからない17.3%>低い0.3%
⑬市議会議員一人当たり月額107,000円の政務調査費が交付されていますが、どう思いますか?
高い47.7%>適当24.1%>わからない23.9%>低い0.8%
そのほか、自由意見が多数寄せられました。市議会としては、ホームページでの公表など、何らかの手法で、この結果をお知らせしていく予定です。
以上、報告とします。