2021.3.11 新型コロナワクチン住民接種について

 3月11日、新型コロナワクチンの住民接種について、市から市議会議員に情報提供がありましたので、お知らせします。

 4月からの新型コロナウイルスワクチンの住民接種については、国の方針に従い、高齢者の優先接種からの開始を予定していましたが、ワクチンの供給の遅れから、ごく限られた人数にとどまる見込みです。そのため、藤沢市では市内の医療機関に入院されている患者さんのうち、高齢者で接種を希望する市民を対象に住民接種をスタートしていくこととしました。

 市内では第3波以降、医療機関でのクラスターが発生しており、現在進められている医療従事者等の接種と並行して住民接種を行うことで、クラスターの発生を抑制し、ワクチン接種の目的の一つである、「医療提供体制の確保」を進めることができると考えます。

 また、ごく限られた供給量での住民接種は予約の殺到や接種券の未達、キャンセル待ちなどにより市民の混乱、不安を招く可能性があるとともに、4月26日からの週以降の市へのワクチン供給量も未確定であることから、接種券の通知発送を当面の間見送ることとし、今回の方向性の決定に至りました。今後、市医師会等との調整を図りながら、ワクチン供給量に応じた接種可能人数や要件を決定し、供給の翌週以降から接種を開始していきます。

【概要スケジュール】

(1)3月初旬~ 医療従事者等接種開始

(2)4月5日~ 県の配分決定に基づく本市のワクチン量の決定、配分(決定後) 医療機関での接種者の調整、接種の実施

※仮に2箱(975人の2回分)のワクチンが供給された場合、2月1日現在の75歳以上高齢者(56,603 人)の 1.7%の方のみ接種可能となります。

※今回は、ワクチン供給量がごく限られた人数分となることから、医療機関に入院中で、希望する高齢者が対象となりました。今後、新たな情報が入り次第、お知らせをしていきます。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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