藤沢市においては、新型コロナウイルス感染者が急増している状況にあり、医療提供体制が危機的状況を迎えつつあるため、感染対策の再徹底だけでなく、感染者、濃厚接触者となった場合の備えも必要となっています。特に、緊急事態宣言下であることはもとより、お盆休み明けの人流の戻りや風水害時の避難など、場面ごとの一人一人の心がけが大切になります。
このようなことから、藤沢市長と藤沢医師会長が共同でメッセージを発信しました。内容は次の通りです。
【藤沢で暮らし、働き、学ぶ皆様へのメッセージ】
藤沢市においても、新型コロナウイルスの感染者が急激に増加しています。用意しているコロナ病床も満床に近づいており、入院や診察などにも影響が出ています。救急車を呼んでも診察まで何時間もかかることもあります。受診相談センターなどへの電話もつながりにくいときがあります。
現在、保健所や医療機関の体制・機能はひっ迫しつつあり、命にかかわる救急の医療にも支障をきたす恐れがあります。
今は誰が感染してもおかしくない状況です。ワクチンを接種していても発症することはあります。どなたでも十分な医療が受けられる状況ではなくなってきています。様々な支援の仕組みをご用意していますが、従来株から置き換わりが進むデルタ株は特に感染力が強いので、気を引き締めて対策と備えを講じなければなりません。
※感染対策の方法はこれまでと変わりませんが、より徹底してください。
※人混みは避けてください。
※自分や家族が感染した場合の連絡先の確認などの備えを心がけてください。
皆様のあらためての感染に対する意識と行動がご自身を守り、ご家族を守り、そして藤沢を守ります。ご心配やご不便をお掛けしますが、落ち着いて対応くださいますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。
藤沢市長 鈴木恒夫
藤沢市医師会会長 鈴木紳一郎