6月29日 9:30より、藤沢市議会藤沢都心部再生・公共施設再整備特別委員会が開催され、副議長の立場で出席しました。内容の抜粋は次の通りです。
生活・文化拠点再整備事業は、令和4年度から市民会館のほか、南市民図書館、市民ギャラリー等の複合施設の整備と合わせて、奥田公園、浸水対策施設の整備を進めていくもので、令和4年2月9日の当委員会での意見、パブリックコメントでの意見、市民ワークショップでの意見、基本構想策定検討委員会からの提言書などを踏まえて、基本構想(案)の内容について報告がされたものです。ここでは、意見反映については割愛し、令和4年2月以降の取組について記載します。
1. 令和4年2月以降の取組について
(1)公民連携手法の提案について
市民会館及び南市民図書館を中心とした公共施設を複合化に整備することに合わせて、隣接する奥田公園等を一体的に整備する事業であり、事業の実施にあたっては、公民連携事業(PPP/PFI)の導入を前提に検討を進めていく。今回、将来的な民間事業者の参画の可能性を高めるることを目的として、参画による効果、条件や要望など、運営に関する公民連携手法について意見交換をした。
➀募集対象施設
藤沢市民会館ホール/小規模コンベンションホール機能/南市民図書館/民間収益施設。
➁募集期間等
募集期間 令和4年2月1日~15日/意見交換会 令和4年3月1日~4日/提案事業者 13事業者。
➂主な提案内容
【市民会館ホール】(提案事業者 延べ10事業者)
・質の高い興行やトップアーチストを誘致したいなら、1,500~2,000席の規模が必要。
・座席数に関わらず、公共ホール機能単独での独立採算は難しい。
・大規模ホールの維持管理は大きな負担となるため、中・小規模のホールを設置した方が良い。
【小規模コンベンションホール機能】(提案事業者 延べ7事業者)
・1,000㎡程度の規模であっても藤沢市であれば、適正な利用料金の設定と稼働率向上のノウハウを導入すれば運営は可能。
・市民会館ホールと隣接して配置し、一体的に運営することにより、学会や企業などの中・大規模コンベンションに利用できる。
・中ホールとして利用できる規模とすることにより、市民の多様な活動やイベントに対応することができる。
【南市民図書館】(提案事業者 延べ7事業者)
・図書館には日常的な集客力があり、賑わいの創出という点で大きな存在となり得る。
・来てほしい人をターゲティングしたコンセプトを定めて計画することが大切。
【根幹収益施設】(提案事業者 延べ6事業者)
・収益施設として商業施設や住宅、駐車場の立地に興味がある。
・収益施設の立地は事業予定地の一部の借地契約を前提に考えている。
・積極的な情報発信や経済の循環を考慮すると、地元の店舗が出店することは高い効果が期待できる。
・浸水対策施設の上部に収益施設を建設することも可能である。
2. 令和4年度の取組について
(1)取組内容
【公民連携手法の検討】
公民連携による効果を最大限発揮できるよう、部局横断的に検討・整理した与条件を基に、民間事業者へのヒアリング及び事例調査を実施し、本事業の推進に最も適した公民連携のモデルプランを検討する。
【アーバンデザインガイドラインの検討及び策定】
生活・文化拠点全体での公共空間のハード整備において、基本的なルールを定めるものです。設計の自由度や民間事業者のアイデアを損ねないよう、具体的な数値を示すものではなく、コンセプトを整理する。
【OUR Projectマスタープランの検討】
基本構想、公民連携モデルプラン及びアーバンデザインガイドラインを踏まえ、マスタープランを作成する。施設等の配置や規模、奥田公園や浸水対策施設を含めた施設整備計画を検討し、令和5年度の策定を予定している。
【事業の情報共有】
事業の進捗状況に応じて、市民との対話集会や施設利用者、関係団体等からの幅広い意見を聞くとともに、事業への理解を深めていただき、より身近な「場」となるよう取組みます。
(2)今後のスケジュール
➀令和4年度上半期 アーバンデザインガイドライン検討・公民連携モデルプラン検討
➁令和4年度中旬~令和5年度上旬 OUR Projectマスタープランの検討
➂令和5年度中旬~令和6年度末 PFI等手続き
神尾委員
市民ギャリーについて、美術館を求める方々から意見をいただいている。今後の展開は?⇒パブリックコメントでも意見をいただいている。展示機能やスペースの検討に加えて、空調などの整備も含めて検討していく。
辻堂のアートスペースについて、今後の考えは?⇒現施設の設置経過も含めて検討していく。
味村委員
ホールの収益性について、公共ホールは、市民の利用が前提としていくべきだが?⇒ホールの調査では、利用料だけでは運営が成り立たない。今後のホールは、市民のためのホールとしつつ、上質な文化・芸術に触れられるよう、検討していく。
公民連携手法の必要性は?⇒民間ならではのノウハウ、発想により、今までにない公共サービスが提供できること。財政面ににおいてもメリットがある。
対話を集会の手法は?⇒市と市民が直接対話できるような手法を検討している。
複合化する施設の管理者や利用団体は、納得しているのか?⇒今後とも丁寧な説明をしていく。
西委員
アートスペースは複合化していくのか?⇒辻堂にある特性も含めて、総合的に判断していく。
浸水対策施設の多目的利用の考えは?⇒短時間で水を溜めるので、施設管理者としては、困難と考えているが、下水道のPRについては、検討していく。
永井委員
複合化前の現在の施設の年間運営費の状況は?⇒各施設のコストを調査している。
南市民図書館は現在、小田急湘南GATEに入っているが、閲覧場所が狭い。再整備後の考えは?⇒電子図書の状況、利用者の意見などを踏まえて調整していく。
有賀委員
大和市のシリウスは年間300万人利用がある。どのくらいの集客を想定しているか?⇒具体的な集客、ターゲットは検討段階。
シリウスは図書館が中心となり、居場所づくりができた。本市との違いは?⇒奥田公園との相乗効果を踏まえて、魅力ある施設としていきたい。
武藤委員
庁内で検討しているワーキンググループとは?⇒庁内横断的連携により、企画部長を中心に複合化する施設の所管課職員を中心とした組織として、役割や機能を議論している。
何を具体的に議論しているのか?⇒市として何を決めていくのか?公民連携モデルを検討しマスタープランを策定していく。
栗原委員
奥田公園について、駐車場を含めた再整備の考えは?⇒公園、駐車場をどうしていくか、今後の検討。
奥田公園について、近隣利用者からの意見はどう反映しているのか?⇒現状では、周辺住民の意見は直接聞いていない。今後、対話集会の中で意見を聞いていく。
※以上、報告とします。