6月14日 9:30より、藤沢市議会総務常任委員会が開催され、自宅にてインターネット中継を傍聴しました。内容の抜粋は次の通りです。
陳情6第2号 国際連合に「戦争回避方策研究機構」の創設について国に意見書の提出を求める陳情
この陳情は、昨今のロシアとウクライナ、イスラエルとハマスの戦争報道を踏まえて、戦争をこの世から無くす一歩として、国際連合に「戦争回避方策研究機構」の設立を国において建議されるよう、国に意見書の提出を求めるものです。
※この陳情は、柳沢委員が賛同しましたが、採決の結果、趣旨不了承となりました。
報告(1)南消防署本町出張所(第9分団)改築整備事業の進捗状況について
南消防署本町出張所(第9分団)改築整備事業については、旧藤沢公民館跡地に仮庁舎を建設し、令和6年3月13日に移転して運用を開始しました。今回は、設計業務の進捗状況と今後のスケジュールについて報告がされたものです。
1. 基本設計の概要
(1)計画概要
RC造3階建て、敷地面積800.26㎡、建築面積492.15㎡、延べ面積934.90㎡、最高高さ13.90m、最高軒高13.20m。
(2)諸室等の配置
【1階】車庫/ロッカー/救急隊員用仮眠室等
【2階】執務スペース/食堂/厨房/更衣室/仮眠室/浴室等
【3階】分団待機室/会議室兼研修室/トレーニング室/機械置場等
(3)工事費について
設計業務委託に5,665万円、解体費用として5,792万5千円、庁舎建設費は現在7億7,000万円と想定している。
(4)イメージパース
2. 今後のスケジュール
(1)令和6年6月以降 既存庁舎解体工事/埋蔵文化財試掘調査
(2)令和7年7月~12月 埋蔵文化財本調査(予定)
(3)令和8年6月 建設工事着手
(4)令和9年9月 供用開始予定
柳沢委員
施設規模について、既存施設との比較は?⇒延べ面積は、既存施設が494.25㎡なので、2倍程度となる。
機能的に何か追加されるのか?⇒大規模、複雑化する災害に対応するため、車庫、倉庫を大きくするほか、訓練、研修スペースの確保、仮眠室の個室化や女性用仮眠室の整備など。
既存施設を解体していくが、アスベストの状況と対策は?⇒アスベスト調査をした結果、一部の材料で含有されていることが分かったので、飛散しないように処理していく。
埋蔵文化財調査とあるが、どのようなものが予測されているのか?⇒試掘しなければわからないが、奈良時代、戦国時代、江戸時代、明治時代のものの発掘が想定されている。
石井委員
屋上全面に太陽光パネルが設置されない理由は?⇒設置されない所には、機械設備の設置、屋上緑化、訓練用スペースなど。
太陽光発電は、災害時に利用できるのか?⇒一部の電源として使用できると考える。
蓄電池を導入しない理由は?⇒日中の電気使用量が45kw/hに対して、太陽光発電分は36kw/hなので、蓄電するのではなく使い切るため。
駐車場スペースが少なくなる。消防団員が車で来ると思うが?⇒前面のスペースもあるので、臨機応変に対応していく。
友田委員
旧藤沢公民館跡地の活用の考えは?⇒今後、公共資産活用等検討委員会での検討となる。
既存施設の解体工事について、前面道路は交通量が多い。支障のないように進めるべきだが?⇒渋滞する時間帯を避けるなど、配慮していきたい。
甘粕委員
立面図を見るとホースタワーがあるが、第9分団も使用できるのか?⇒使用可能。
※以上、報告とします。