7月10日 13:00より、市民会館において、令和6年度 第1回 藤沢市立学校通学区域見直しワークショップが開催され、鵠洋地区社体協の立場で参加しました。
【ワークショップの役割】
このワークショップは、南部地区の鵠沼・辻堂・鵠洋・八松小学校が2040年の時点で、31学級以上の過大規模校となる見込みで、その課題を解消するため、通学区域の見直しに向けて、意見を出し合う場です。社体協、社会福祉協議会、青少年育成協議会などの各種団体、各学校の保護者などの55人で構成されています。
【通学区域見直しの基準】
通学区域の見直しにあたり、次の項目を基本にワークショップを進めるとのことです。
(1)通学距離(時間)、通学の安全性を考慮する
(2)境界を明確にするため、幹線道路、鉄道、河川、町丁目等で分ける
(3)自治会・町内会の区域を分断しないように考慮する
(4)13地区の行政区割について考慮する
(5)通学距離(片道)は小学校でおおむね2km、中学校でおおむね3kmとする
【第1回ワークショップ】
今日は、第1回目ということで、通学区域の見直しに至った経緯を共有したうえで、通学区域で重視したいことなどについて意見を出し合いました。私のテーブルは、教育委員会職員、交通安全対策協議会など各種団体から私も含めて4人、鵠洋小学校に通う児童の保護者1人の計6人で、意見を出し合いました。
私たちのテーブルでは、児童数が多いことにより環境に差が出ることで、子どもたちの教育にも差が出てしまう。通学区域の見直しにより通学路等で新たな危険が生じる。などが全体のまとめとなりました。他のテーブルでは、教員不足の課題、見直しによる地域との関係への影響などの意見も出されていました。
【次回ワークショップ】
次回のワークショップは、9月6日で、今日の課題を共有し、区域見直しのポイントについて考えます。
【今後のスケジュール】
令和6年度は、12月の第3回ワークショップを予定しており、令和7年度も引き続き開催して意見をまとめる予定ですが、進捗によっては令和8年度も検討期間とします。そして、周知期間を経て、令和10年度から通学区域の見直しを実施するスケジュールとなっています。