2024.8.8~8.9 藤沢市議会・松本市議会 姉妹都市交流事業

 8月8日から9日にかけて、姉妹都市提携63周年となる松本市との交流事業として、8年ぶりに松本市議会を訪れました。松本市議会との交流は、統一地方選挙(市議会議員選挙)の翌年に藤沢市議会が松本市を訪れ、その翌年に松本市議会が藤沢市を訪れる日程で行われています。交流事業の内容の抜粋は次の通りです。

1. 研修会
 今回の研修会は、【新・松本市立博物館】をテーマに、昨年10月にオープンした新・松本市立博物館について、松本市立博物館の加藤館長から、松本市の博物館の歴史と現状、新博物館整備の経過や概要・費用、運営形態や利用状況などについて説明を受けた後、博物館を見学しました。

 常設展示では、資料を歴史順に並べる通史展示ではなく、松本市を特徴づける8つのテーマに沿った、テーマ別展示の手法がとられていました。8つのテーマは、①お城のあるまち/②にぎわう商都/③開かれた盆地/④ともにある山/⑤伝えてきた心/⑥生きる力/⑦変わりゆく社会/⑧継いでつなげての8つで、テーマ別に展示がされていました。特に松本城下町のジオラマは、天保六年松本城下絵図、現存建物、建物平面図、古写真などをもとに再現されており、素晴らしいものでした。空襲にあっていないため、そのまま残っていたのも再現できた要因とのことでした。

2. 夕食交流会
 研修会を終えて、宿泊するホテル内で、夕食交流会が行われました。コロナの影響で、8年ぶりの開催となったため、1期生・2期生は初めての交流となります。私は、事前に松本市議会のホームページで議員名簿を確認していましたが、1.2期生が17人と過半数を超えており、8年前、12年前に交流した議員が少なくなっていて、少し寂しい感じがしました。それでも、8年ぶりに会った議員の顔を見ると懐かしいなあーと嬉しくなりました。そして新たな出会い生まれ、両市議会の絆が更に深まったと感じました。
 また、松本市の臥雲市長にも参加いただき、行政組織課題についても意見交換をさせていただきました。

3. 上高地視察

 翌日は、松本市議会の上條議長をはじめ、副議長、議会運営委員会の正副委員長にも同行いただく中で、上高地を視察しました。松本市は、面積が978㎢と藤沢市の約14倍と大変広く、自然が豊かで温泉もたくさんあります。そして有名な上高地、標高約1500メートルの山岳景勝地です。日陰は涼しく、多くの観光客で賑わっていました。

 昼食は、松本市直営の「アルペンホテル」でいただきました。このホテルは松本市の直営ホテルで、姉妹都市の藤沢市民は3,000円割引で宿泊できます。ぜひ、市民の皆さん、上高地に行った時には姉妹都市のメリットを活かして、お得な宿泊をしていただきたいと思います。

 以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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