4月4日 9:30より、議会改革検討会が開催され、傍聴しました。内容(抜粋)は、次の通りです。
1.議員間討議について
議員間討議については、昨年の12月議会、今年の2月議会で試行的に導入してきました。その目的は、議員や会派の意見が分かれた時に、お互いの考え方を出し合い、討議することにより、なるべく一致した結論を出しましょうということです。2回の試行では、かみ合わない討議も多くありましたが、議会基本条例でも位置付けたこともあり、継続していくことを確認しました。
2.予算等特別委員会における一問一答方式について
市側からは、委員会での一問一答方式は、市民にとってわかりやすいとの意見がある一方で、一部の職員が、用意した原稿で答弁したため、長時間となったことや、聞かれていないことまで答弁をしているケースがあったなど課題も残りました。
3.予算等特別委員会における事前通告制について
今回の予算等特別委員会から、どのような質問をするのか、職員が議員に聞き取りをすることを原則禁止し、その代わりに、どの事業費について質問するか、事前に通告することとしました。通告書は、質問する日の前々日が時限となっていますが、市側からは、今後も、この提出時限までに必ず提出していただきたいと意見がありました。
また、議会改革検討会では、通告外の質問も排除しないことを確認してきたことから、通告外の質問の担保について、意見が出されました。私は、通告外は、あくまで、委員会の流れの中で、どうしても質問したい状況になった場合に限るべきだと思います。そうでなければ、何のための通告制なのかわかりません。通告を大前提とし、極力、通告外質問は避けるべきだと考えます。
4.予算等特別委員会の審査時間について
今回の委員会から一問一答方式を取り入れたことから、事前から予想されていた通り、審査時間が今までより、約8時間多くかかりました。このことについて、質問に時間制限を設けるべきという意見も出される一方で、十分審査するための質問であり、議員の重要な役割だとして、制限を設けるべきではないという意見も出されました。また、私の所属する会派の柳田委員は、「委員会は、17時には終わるような日程にするべき。銀行だって15時に終了するが、職員は15時で帰るわけではなく、そのあとの業務を行っている。残業を前提とした委員会運営にするべきではない。」と意見しました。
私は、柳田委員の意見には賛成です。もちろん、私自身が早く帰りたいからではありません。委員会が終わった後、委員から翌々日の通告が出され、想定の質問を考えたり、資料の準備や調整をしたりと、やることはたくさんあるわけです。委員は、通告をしたら帰れるかもしれませんが、職員はそこからの業務があるわけです。ですから、17時に委員会が終われば、そのあと、残業にはなりますが、深夜の帰宅にはならないでしょう。そういう職員の負担についても、議員側も考慮すべきだと思います。
5.議会報告会について
4/13・4/14の土日に議会報告会を開催します。内容は、議会基本条例制定の取組みの説明、意見交換などで、日程等は、次の通りです。
①4/13(土) 14:00~ 御所見市民センター
②4/14(日) 10:00~ 遠藤市民センター
③4/14(日) 14:00~ 長後市民センター
上記の報告会に出席する議員は、松長議員・有賀議員・吉田議員・栗原議員・佐賀議員・大野議員・加藤(なを子)議員・原議員・竹村議員・永井議員・武藤議員です。
④4/13(土) 14:30~ 六会市民センター
⑤4/14(日) 10:00~ 明治市民センター
⑥4/14(日) 14:00~ 片瀬市民センター
上記の報告会に出席する議員は、塚本議員・井上議員・土屋議員・増井議員・諏訪間議員・高橋議員・加藤(一)議員・市川議員・桜井議員・脇議員・青木議員です。
⑦4/13(土) 14:00~ 善行市民センター
⑤4/14(日) 10:30~ 辻堂市民センター
⑥4/14(日) 15:00~ 藤沢公民館
上記の報告会に出席する議員は、柳田議員・佐藤(春)議員・佐藤(清)議員・山口議員・柳沢議員・原田議員・宮戸議員・浜元議員・東木議員・大矢議員(私)・友田議員です。
以上、報告とします。