7月8日 9:30より、決算特別委員会が開催され、傍聴しました。委員会では、9月議会の決算審査に、事務事業評価(議会版事業仕分けのようなもの)内容の抜粋は、次の通りです。
1.評価対象事業の選択について
①事業の予算規模、事業の特徴、今後の方向性等を鑑み選択する。
②平成23年度を例にすると、事務事業は884事業あり、そのうち216事業が、政策的経費にあたる。その政策的経費にあたる事業を対象とする。
③選択にあたり、政策的経費の事業も数が多いため、正副委員長で、あらかじめ、補正予算常任委員会を除く、4常任委員会×15事業、計60事業に絞り込み、基本的には、その絞り込んだ事業から選択していく。
④評価する事業数は、4常任委員会×1事業、全体から2事業、計6事業とする。
⑤審査日は、決算審査の初日の1日とする。
※④の事業数については、各会派持ち帰りとし、次回7/16の委員会で決めることとなりました。
2.事務事業評価の審査について
①事業実施による課題と今後の取組等、今後の事業の方向性を探る質疑を行う。
②事前に委員から質問項目等を書面に提出。委員会で協議し、質問構成を整える。
③事前に質疑する委員を決める。
※この進め方については、各会派持ち帰り、次回に決定することとなりました。
3.事業評価シートについて
①今後の事業実施のあり方、方向性について評価する。
②各委員から、評価シートを提出してもらい、委員会で協議し、評価を決定する。
③評価シートの検討は、決算審査2日目の1日とする。
4.議会の評価に対する市側の対応について
①委員会としての事務事業評価を本会議で報告し、議決を受ける。
②議決後の事務事業評価に対し、次年度予算編成に向けた、市側の対応について、新年度予算の上程前に議会への報告を求める。
5.決算審査の時間について
藤沢市議会の決算審査については、県内他市や全国的に見ても、突出して時間がかかっています。また、夜遅くまでかかることも多いことから、審査のやり方を見直すこととしました。
具体的には、定時(17時)に終わることとし、款別審査の途中であっても、定時をまわった時点で、次の質問には進まず、翌日に審査をすることとなりました。私は、このことについては、大賛成です。なぜなら、決算委員会が夜遅くに終了しても、そのあと職員には仕事があるからです。終電や終バスもなくなることも多々あるわけです。議員も認識をし、質問の仕方を考え、事前に確認できることを確認するなど、効率的な質問に努めるべきだと思います。
6.今後の進め方について
①7月16日(火) 決算特別委員会
・審査する事業数の決定
・審査日割りの決定
・審査対象事業の選択
・議会版評価シート(案)の提示
②7月25日(木) 決算特別委員会
・審査対象事業の決定
・議会版評価シートの確認
・選択した事業に対する、各委員からの質問提出用紙(案)の提示
③8月28日(水) 会期議運開催日
・選択した事業の審査資料を配布
・各委員からの質問提出用紙を配布
④9月4日(水) 本会議2日目
・各委員からの質問を議会事務局に提出
⑤9月12日(木) 決算特別委員会
・各委員から出された質問項目を整理
・質問項目ごとに、質疑担当委員を決める
⑥9月27日(金) 決算特別委員会初日
・事務事業評価の実施
⑦9月30日(月) 決算特別委員会2日目
・議会版評価シートの検討(事前に各委員は評価シートを提出)
⑧10月1日(火)~8日(火) 決算特別委員会
・款別審査
・委員会としての事業評価シートを最終確認
・委員会としての討論・採決
⑨10月10日(木) 本会議最終日
・本会議で報告、議決
以上、報告とします。