2013.9.4 本会議(2日目)~質疑・採決・付託

 9月4日 10:00より、本会議(2日目)が開催されました。議案の説明は9月2日の本会議初日に行われていますので、本日は、質疑・採決などを行ないました。内容(抜粋)については、次の通りです。

 議案第17号 工事請負契約の変更契約の締結について((仮称)藤沢市リサイクルセンター建設工事)は、屋内保管庫の増設、市民持込用出口の増設、多目的ヤードのレイアウト変更等の必要が生じたため、次の通り、変更契約を締結するものです。

 【契約の相手方】 川崎重工業株式会社 東京本社

 【変更内容】 契約金額増額分 78,781,500円  しゅん工期限 平成25年12月31日→平成26年1月31日

市川議員

 4/1から本格稼働している中での、設計変更だが、当初設計の時に、わからなかったのか?→平成25年4月施行の使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律に伴う対応や、商品プラスチックリユースの本格稼働など、当初、想定していなかったことから、変更を行うもの。

 この議案の討論・採決は、9/17の本会議に行うこととなりました。

 

 議案第18号 工事請負契約の締結について(大庭台墓園立体墓地納骨壇増設(E区)等建築工事)は、大庭台墓園の立体墓地納骨壇を増設するもので、次の通り、契約を締結するものです。

 【契約の相手方】 大旭建業株式会社

 【工事の概要】 地下2階納骨壇増設工事、内部仕上工事、擁壁設置等

 【契約金額】 1億9,635万円

 【工期】 2014年(平成26年)3月17日しゅん工予定

 この議案は、全会一致で可決されました。

 

 議案第19号 市道の認定について(鵠沼894号線ほか6路線)は、開発等に伴い、市道を認定するものです。

 この議案は、建設経済常任委員会に付託されました。

 

 議案第20号 藤沢市職員の退職手当に関する条例の一部改正については、国家公務員に準じて、定年前の早期退職に対する動機づけを強化するため、退職手当の割増など、所要の改正をするものです。

 この議案は、総務常任委員会に付託されました。

 

 議案第22号 藤沢市税外収入金に関する延滞金条例の一部改正については、地方税法の一部が改正され、市税における延滞金等の割合の特例が見直されることに伴い、本市の税外収入においても、同様の措置をするものです。このことにより、延滞金の割合は、現在の国内銀行の金利から計算した場合、納期限1ヶ月経過後14.6%→9.3%、納期限1ヶ月以内4.3%→3.0%となります。また、平成26年1月1日以降の期間に対応する延滞金から適用となります。

 この議案は、総務常任委員会に付託されました。

 

 議案第21号 藤沢市道路占用料徴収条例の一部改正については、地方税法の一部が改正され、市税における延滞金等の割合の特例が見直されることに伴う所要の改正と、道路法施行令の改正により、占用許可対象工作物に、太陽光発電設備及び風力発電設備、津波からの一時的避難施設、電線共同溝の地下電線などが追加されたことに伴い、占用料の額の規定等をするものです。

 この議案は、建設経済常任委員会に付託されました。

 

 議案第23号 藤沢市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正については、地方税法の一部が改正され、市税における延滞金等の割合の特例が見直されることに伴い、所要の改正をするものです。

 この議案は、建設経済常任委員会に付託されました。

 

 議案第24号 藤沢市水洗便所改造等資金貸付条例の一部改正については、地方税法の一部が改正され、市税における延滞金等の割合の特例が見直されることに伴い、所要の改正をするものです。

 この議案は、建設経済常任委員会に付託されました。

 

 議案第25号 藤沢市市営住宅条例の一部改正については、条例中において引用している福島復興再生特別措置法が改正されたことなどに伴い、所要の改正をするものです。

 この議案は、建設経済常任委員会に付託されました。

 

 議案第26号 藤沢市地域子供の家条例の一部改正については、村岡子供の家の敷地について、市が昭和63年から借地として使用してきましたが、土地所有者から返還の申し出があったため、村岡子供の家の供用を12月1から廃止するものです。

青木議員

 他の地域子供の家の用地の状況は?→17施設中、10施設が開設時に借地でスタートしたが、現在は7施設が借地として、契約更新をしている。

 今回みたいに、借地であることで生じる問題について、どう対応していくのか?→借地契約の更新時だけでなく、地権者と情報交換をしていく。今後、地域ニーズに対応できるよう、複合的施設も検討していく。

 この議案は、子ども文教常任委員会に付託されました。

 

 議案第27号 平成25年度藤沢市一般会計補正予算(第5号)は、国庫補助など新規採択されたもの、地域の元気臨時交付金の対象事業、その他、緊急性のある事業などで、補正額は12億1,299万5千円で、補正後の一般会計総額は、1,228億4,119万3千円となります。内容は次の通りです。

【総務費】 補正額 8,793万3千円

1.市民センター整備費 564万9千円

 津波緊急避難場所として、鵠沼市民センターの耐震補強工事、屋上改修、避難用階段設置等にかかる設計委託を行うもの。

2.普通徴収事務費 4,709万9千円

 地方税法の一部改正等に伴い、市県民税課税システム等の改修を行うもの。

3.市税等徴収事務費 1,989万2千円

 地方税法の一部改正に伴い、税務オンラインシステム・滞納管理システムの改修を行うもの。

4.防災設備等整備事業費 1,529万3千円

 「藤沢駅周辺帰宅困難者対策協議会」による、エリア防災計画の作成や、合同訓練の実施を行うもの。また、県の津波浸水予測に基づく、津波のアニメーションCGを作成するもの。

【環境保全費】 補正額 2,376万4千円

5.緑地取得費 2,146万4千円

 引地川特別緑地保全地区内の土地592㎡を取得するもの。

6.緑の広場設置事業費(地域執行分) 230万円

 鵠沼地区にある、第394号及び第407号緑の広場について、それぞれ広場の一部1,000㎡について、所有者の意向により、返還するもので、契約に基づき、現状復旧するもの。 

【民生費】 補正額 1,896万4千円

7.社会福祉総務事務費 1,296万4千円

 中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律に基づき、医療支援給付費を主とした、扶助費を増額するもの。

8.子ども青少年関係費 財源更正

 (仮称)藤沢市子ども・子育て支援事業計画策定及び、制度管理システム構築のための需要調査が、県の補助対象事業となったため、財源更正を行うもの。

9.幼児二人同乗用自転車購入費助成事業費 600万円

 幼児二人同乗用自転車購入費に対する、助成事業補助金の助成見込み額が、当初の予算を上回るため、更に200件分の増額を行うもの。

【衛生費】 補正額 9,722万6千円

10.精神保健対策事業費 167万円

 自傷行為の予防・再発防止を図るため、本人及び、家族に対する訪問相談を実施する。訪問する、自殺未遂者緊急介入支援員を配置するもの。

11.廃棄物等戸別収集事業費 1,677万4千円

 使用済み小型電子機器等の再資源化、商品プラスチックリユース事業及び、ペットボトルのリサイクル作業等について、障がい者を雇用するもの。また、ビンの収集量の増加に伴い、藤沢市資源回収協同組合に対する補助金を増額するもの。

12.リサイクルセンター整備事業費 7,878万2千円

 (仮称)藤沢市リサイクルセンター整備事業において、使用済小型電子機器等の再資源化、商品プラスチックのリユース事業等に対応するため、屋内保管庫等の増設及び、多目的ヤード等の変更工事を行うもの。なお、変更契約については、議案第17号で、提案されています。

【農林水産費】 補正額 1億2,822万4千円

13.有機質資源再生センター運営事業費 1億2,822万4千円

 有機質資源再生センターの中止に伴い、施設へ家畜排せつ物を搬入している畜産農家11戸のうち、畜産経営の継続を希望する9戸の農家に対して、戸別の処理施設整備にかかる経費を助成するもの。(補助率9/10以内)

【商工費】 補正額 9,549万3千円

14.商店街経営基盤支援事業費 4,027万円

 国の「商店街まちづくり事業」に採択された、市内22商店街団体の街路灯、防犯カメラなどの共同施設設置事業に対して、助成を行うもの。

15.共通買い物券事業補助金 5,522万3千円

 消費税増税前の駆け込み需要の市外流出防止や、市内消費の拡大を図るため、プレミアム付き商品券の発行事業に対して、助成するもの。

【土木費】 補正額 5億1,112万4千円

16.道路査定業務費 5,010万9千円

 境界確定申請件数の増、1申請あたりの測量経費の増に伴い、委託料の増額を行うもの。

17.道路改修舗装費 1億5,310万円

 国の緊急経済対策に伴う、地域の元気臨時交付金を活用した道路改修舗装工事を行うもの。また、道路安全対策として、区画線及び、路面表示、舗装打換工事等を行うもの。

18.道路安全対策費 2,650万円

 通学路の安全確保、交通事故の防止を図るため、学校周辺の摩耗が著しい区画線及び、路面表示の補修を行うもの。

19.橋りょう改修費 1,626万円

 老朽化が進む遊行寺橋の高欄及び、地覆コンクリートの改修を行うもの。

20.村岡地区都市拠点総合整備事業費 1,228万5千円

 村岡新駅を含めた村岡・深沢地区全体構想の早期実現に向け、現況測量を行うもの。

21.雨水処理等負担金 1億7,272万5千円

 辻堂浄化センターにおいて、下水汚泥焼却灰の一時保管施設の確保を図るため、一般会計からの繰出金を増額するもの。

22.建設改良等出資金 8,014万5千円

 山野神(やまのかみ)雨水貯留管実施設計委託等に対し、地域の元気臨時交付金を財源として、一般会計から繰出しを行うもの。また、新産業の森「大六天(だいろくてん)排水区雨水管渠築造工事」等に対しても繰出しを行うもの。

【教育費】 補正額 2億5,026万7千円

23.教育文化センター整備費 3,042万9千円

 特定防衛施設周辺整備調整交付金を活用し、老朽化した教育文化センター大会議室の空調設備等の更新工事を行うもの。

24.学校給食単独校化推進事業費 2億1,983万8千円

 滝の沢小学校及び、駒寄小学校の給食調理室新設工事を平成26までの2ヵ年で実施するため、初年度分について、補正するもの。

 この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。

 

 議案第28号 平成25年度藤沢市下水道事業費特別会計補正予算(第1号)は、放射性物質を含む下水汚泥焼却灰について、今年度に予定していた、希釈処理施設建設について、見送ることを余儀なくされたため、処分ができなくなったため、緊急対応として、辻堂浄化センター内に、保管倉庫を建設するもの。希釈処理施設建設費の減額も含めて、補正額は1億3,617万円で、補正後の特別会計総額は、1,124億4,373万7千円となります。

 この議案は、補正予算常任委員会に付託されました。

 

 報告第19号 継続費の清算報告について(平成24年度藤沢市一般会計)は、平成24年度をもって継続年度が終了した事業について報告がされたものです。終了した事業は次の通りです。

1.福祉拠点整備事業費 平成23年度~24年度 事業総額実績 1億5,268万1,550円

2.辻堂駅周辺地域都市再生事業(辻堂駅改良事業) 平成19年度~24年度 事業総額実績 41億1,305万4,956円

3.辻堂駅周辺地域都市再生事業(辻堂駅西口南側整備事業) 平成21年度~24年度 事業総額実績 5億128万2,625円

4.鵠沼小学校屋内運動場外壁等改修工事 平成23年度~24年度 事業総額実績 5億128万2,625円

 以上、報告とします。


おおや徹

藤沢市のためにがんばります!

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