5月30日 10:00より、私の所属する「かわせみクラブ」と神奈川ネットワーク運動の青木議員とで、自閉症児・者親の会の皆さんと意見交換を行いました。
意見交換では、自閉症児者が持つ困難さ、自閉症児者が求める合理的配慮とは何か、親の会の活動状況、抱える課題などについて話を聴き、課題の認識と共有を行いました。2時間の意見交換でしたが、多くの課題があるのだなあと感じました。
①福祉相談員として市から委嘱を受けているが、相談先として、自宅の電話番号が公表されており、不安である。
②自閉症というものが、どういうものなのか認知度が低い。
③保健所に自閉症児を評価できる専門家がいない。
④太陽の家での自閉症児に対する療育の仕方に改善が必要。保護者が太陽の家まかせになっていて、保護者として、自閉症児の療育の仕方をよく理解していないのでは。
など、親の会の皆さんが課題と感じているものです。(抜粋)
今回の意見交換で感じたことは、自閉症の皆さんのとる行動や背景、対応の仕方を理解している人は、まだまだ限られた人たちで少ないだろうと思いました。そして、幼児期、幼少期において、自閉症に関する正しい理解と、適切な対応をすれば、問題行動をおこすような大人にならないということを知りました。限られた人たちではなく、多くの人が自閉症を理解し、社会の中で合理的配慮がなされるようにしなくてはなりません。
これからも、意見・情報交換を重ね、議員の立場で何をすべきなのか、しっかり考え行動していこうと思います。