11月25日 18:00より、藤沢地方自治研究センターのセミナーが開催され、主任研究員として話をしました。
テーマは、「藤沢市政と市議会のいま」~現在の市議会情勢について~。なかなか大げさなテーマでしたが、市議会議員になって3年半が過ぎた今の現状や、この間の取り組みについて話をしました。概要は、次の通りです。
1.藤沢市議会の現状
(1)各会派の状況。11/1に佐賀議員が自民クラブ藤沢に合流し、10会派に。
(2)市職員に対する姿勢と次期選挙に向けて
各会派の市職員に対する姿勢について、私の感じるスタンスについて説明。また、次期選挙に向けた動きについて若干説明をしました。
2.市職員の賃金の議員報酬について
(1)市職員の人件費削減のスタンス
市長公約の賃金削減5%、17億円削減の見込みと、会派のスタンスについて説明しました。
(2)ラスパイレス指数の雰囲気
議会サイドからは、ラスパイレス指数が高いから駄目ではないという意見もある。国からの圧力や報道に対する市の対応についてコメントしました。
(3)12月議会での給与条例の改正
人事院勧告に伴う基本給0.3%、一時金0.15月のプラス改定で7年ぶりの差額精算について説明。議員の一時金改定は見送ること、議員報酬の水準なども説明しました。
(4)職員給与に対する議会での対応
2005年人事院勧告で示された「給与構造改革」の内容と矛盾点について、6月議会における一般質問の内容について説明しました。
(5)今回の給与の総合的見直しの矛盾点
今年の人事院勧告で示された給与の総合的見直しについて、給与構造改革と同様に地方公務員の総枠人件費を削減する仕組みになっており、その矛盾点について説明しました。
3.広報広聴委員会の設置と議会報告会について
(1)議会報告会の開催に至る経過について
議会改革の取り組みとして議会報告会を開催するに至った経過について説明しました。
(2)広報広聴委員会の設置と委員長ポストについて
私が、委員長に選ばれた経過について説明しました。
(3)2年連続の委員長
昨年度開催した議会報告会の様子を報告。各派交渉会において広報広聴委員長のなり手がいなかったこと、私が引き続き担うことになった経緯を説明しました。
(4)今回の議会報告会の工夫と開催状況について
これまでの経過を踏まえて、議会報告会を意義あるものとするために、工夫した点について説明。しかし、求めたような議会報告会にならなかったことを説明しました。
(5)議会内での評価について
広報広聴委員長としての委員会運営について、おそらく批判は受けていないだろうと説明。あくまで私の感覚として。
4.ホームページの充実
(1)議会報告と自分の考えや趣味の紹介・アクセスの定着
議員になって以降、本会議をはじめとした各種委員会の内容を報告していますが、継続は力なり。ホームページへのアクセス件数は23万1千件を超えている状況。仕事としての議会報告「お知らせ」と、人となりをわかってもらうための趣味を紹介する「コラム」の2部構成となっていて、ぜひ見てほしいとともに、意見を「問い合わせ」コーナーから寄せていただくことをお願いしました。
以上のような内容について、約1時間、話をさせていただきました。今後も、わかりやすく、少しでも興味がわく話をしていきたいと思います。今回も自分では、わかりやすく話せたかどうかわかりませんが。。