衆議院議員選挙が公示されて初めての日曜日を迎えました。期日前投票は、市役所新館1階に加えて、市内5カ所(長後・明治・鵠沼・御所見・湘南台)の市民センターでも期日前投票ができます。白紙委任は無責任です。必ず、投票に行きましょう。
【年金保険料の株式運用について】
安倍政権は、私たちが支払った年金保険料を安定した資金運用である債権を中心とした運用から、株式運用に転換をしています。厚生年金、国民年金を合わせて、120兆円を超える保険料を株式運用にすることで、市場に年金資金が入れば、一時的に株高になるのは当たり前です。しかし、一番問題なのは、年金保険料は、私も含めて国民が預けているもので、安倍政権の物ではありません。
年金積立金の運用は、独立行政法人(GPIF)が行っていますが、そこに対して、株式運用の割合(ポートフォリオ)を増やすようにしたのです。私たちが支払っている年金保険料の積立金について、支払っている私たち国民に、リスクもあるけど儲けも多いから、そのようにしていいか?という説明もなく、勝手に人のお金の運用を決めたのです。
年金というのは、老後の唯一の収入と言っていいと思います。その年金積立金の運用は絶対に安定していなければなりません。リーマンショックは日本の出来事ではなくアメリカの出来事でしたが、日本企業の多くの株価は、業績に関係なく約50%となりました。なぜなら、日本の個人投資家よりもはるかに大きい規模で外国の投資筋が株を買ったり、売ったりしているからです。しかも、短期間の儲けを求めているので、日本企業の業績がどんなに良くても、投機筋の動向によっては、理解のできない方向に動いてしまうのです。
そのようなリスクのある株式投資に年金積立金の割合を増やすのことについて、どう思いますか?国民は求めているのですか?求めていないのですか?少なくとも私は求めていませんし、多くの国民も同じではないでしょうか?
国民が求めていないのに、リスクのある株式投資をすべきなのか、国民の資産を絶対に減らさないと取り組むべきなのか、どちらが間違っていて、どちらが正しいのか、少し考えれば、誰でもわかることです。
※私は、民主党公認「あべともこ」候補を応援しています。